blazeの部屋

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その9『バイバイサンキュー』


今日は『バイバイサンキュー』
『天体観測』のCW曲です
ちゃんとPVもあります

出発の前の日のお話
夢にまで見た憧れの街についに明日出発する
最後なのにすることがない
準備も終わり、出発するだけ
あまり聞いていないようなラジオを聴いて
あまり吹くことの無かった口笛を吹いて
ケンカもしたけど、仲が良かった友達ともしばらくお別れ

憧れだった街へ行くこと
これは主人公が望んだこと
この上ないくらいに素敵なこと

だけど
みんながいないあの街で
一人ぼっちでやっていけるのか?

そんなときに考えたことは
自分の居場所はどこなのか?
遠くに行ったって見つからないかもしれない
今いる場所から一歩でも外に出れば居場所を失うのかもしれない
笑顔をうまく作れるほど器用じゃないから
きっと一人ぼっちになってしまうのかもしれない

だから、下を向いて「一人ぼっちは怖くない」とつぶやく
それは強がりでもあり、自分自身にも言い聞かせているのだと思います


でも、今更決意を曲げるわけにいかない
着いたら手紙を書けばいい
みんなに忘れてほしくないから
写真を撮って、手紙と一緒に送ればいい

そこで彼は気づいたんだと思います
「明日」というモノは常に出発があるということを

だから自分はやるべきことをやるかしかない
昨日の夜できた唄を持って、それをあの街で歌ってみせるから
忘れないでほしい
みんなが見守ってくれればココが自分の居場所になるから
いつまで経っても、おじいさんになっても
そうすれば、一人ぼっちでも大丈夫だから

最後の「一人ぼっちは怖くない」というのは
強がりでも自分に言い聞かせてるわけでもない
自分の居場所を見つけたから本当に怖くなくなったことの表れなのだと思います

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