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住宅の周囲や小径に敷くような石は、大抵、近くの河原やかつて河原だった地層から採取して来た石、または近くの山の岩を適当な大きさに砕いて運んできたものです。
業者も、日本庭園の小径を美しく飾るような石ならともかく、軒下の敷石に使うような石をわざわざ遠くから運ぶようなことはしません。
ですから、身の回りの敷石がどのような石か見れば、周囲の山々の成り立ちについておおよそ見当が付きます。
角の取れた石は河原の石で、川の上流の山の地質を反映していますし、一方角のある石は砕石ですから近くの山そのものの地質になります。
私の住む地域は大体写真の2種類になります。

角の取れた丸みのある石の中には、ツヤのある赤っぽい石、緑っぽい石、まだら模様の石が多く混じっていて、雨に濡れると結構綺麗です。
この石は夕張山系の山々を造っている石で、数千万年~一億年程前の海底の泥が固まった後、造山運動で地上に盛り上がって来たものです。

かつてスペイン(グラナダ)のアルハンブラ宮殿を観光旅行した時、夕張山系のこの石とそっくりな敷石が敷かれていました。
もしやと思って辺りを見渡すと近くにピレネー山脈が見えていたので「やっぱり・・・」と納得がいってすごく嬉しくなったことを思い出しました。

一方角のある砕石の方は札幌市西部の古い火山体から削り取ったもので、比較的新しく、数百万年前の溶岩になります。
1972年の冬期オリンピックを札幌に迎えるにあたって、地下鉄の工事など急速に骨材が必要になって山を削ったので、近郊の山々の形がすっかり変わってしまいました。
いよいよネタ切れになって、今日はちょっとややこしい話を持ち出しましたが、身近に使われている石からも色んなことが分かって、自然を観察するのが楽しくなります。

今日は札幌の白石区民センターまで楽団の練習で出かけました。信号毎にいちいち止められて、天気が良かったにもかかわらず、燃費は伸びませんでした。
また楽しみが増えそう 2017年01月11日 コメント(2)
こうして花を楽しめるのも 蜂さんのおか… 2015年06月01日 コメント(6)