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台風の影響で梅雨前線が北陸から東北南部まで押し上げられてきました。それにつれて当地も雲が多くなってきて、夕方から雨が降り出しました。
40年前、北陸線沿線に住んでいた若い頃、夕方日が落ちてから、トコトコとゆっくり走る普通列車で帰宅するときに、車窓から見える民家に明かりが灯り始めるのを度々目にしていました。
こういう明かりの灯った民家を見ていると、「ここのお宅の家族は今ごろどんな会話を交わして何をしているのだろう?」と無性に郷愁のような感覚を覚えていました。
今年5月に上京した際、知り合いの方から案内をいただいていた「正方形展」を銀座の画廊に見に行きました。そして、展示室に入ってすぐに目に入ったのがこの方の描いたF3号のこの作品でした。
遠くの山は松戸市から観た富士山だそうですが、山はともかく、目の前の明かりの灯った民家と、補色を上手に使った日暮れのグラディエーションがすっかり気に入りました。
その絵が一昨日我が家に届きました。小さな油彩画だけれど、印象的な心象風景とも言える作品で、すっかり気に入っています。
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