魔法の言葉
魔法の言葉
悲しいとき、落ち込んだとき、元気が出ないとき、
ほんのささやかなひとことが、不思議と心を明るくしてくれた体験を、
あなたも、もっていることでしょう。
一人でがんばらなくていい、ときには頼ったっていい、甘えたっていい。
元気をくれる、勇気をくれる、光をくれる、そんな言葉を
「魔法の言葉」と呼んでみたいと思います。
あなたの心のなかに、「魔法の言葉」が増えていって、
誰かの心と結びついたなら、
もうひとつの魔法が、そこに生まれるかもしれません。
ここでは、有名・無名を問わず、こころにとまることばたちを、
かめおかゆみこが、短いコメントを添えて、ご紹介しています。
（監修･かめおかゆみこ）
かめわざ快心塾
http://homepage3.nifty.com/kaishin-juku/
kamewaza＠nifty.com
●１●
「わたしはなーんにもしてないのに、今日も空はとーっても青い！」
ちょっとノーテンキなくらいが、人生、楽に生きられそうですね。(^○^)
（注／ノーテンキ＝「脳が天の気で満たされること」）
●２●
「寒いよと話しかければ 寒いねと答える人のいる あたたかさ」
外の温度は変わらなくても、心の温度で、感じかたって全然変わるね！
●３●
「私は『女』。だから、私がやりたいことは、何でも『女らしい』の！」
だって、生まれたときから、「女」なんだもん。
これ以上「女」らしく、なりようがないじゃない。ねっ。
●４●
「よくがんばったね。もうがんばらなくてもいい。泣いてもいいんだよ」
「がんばる」っていう言葉は、「頑張る」という字よりも、
「顔晴る」って字にしたほうが、ほっとするよね。（顔が明るくなるって、いいね）
●５●
「自分に何か、新しいこと、プレゼントしてあげてる？」
プレゼントがうれしい気持ちは、ひとも自分も一緒だもんね。
●６●
「あなたのこと好きになってくれる人が、きっといる。
今、同じ空を見てるかもしれない。」
大切なことは目には見えないんだって、
『星の王子さま』のなかの、きつねも言ってたっけ。
●７●
「明日になったら、またいいことあるよ」
明日のことは明日にならなきゃわからない。
今日のうちから、くよくよするのは、あんまりオトクじゃないってことかな。
●８●
「生きてるんだから、絶対にキズはつく。
でも、生きてるから、いつかキズは埋まる」
傷つきたくないって、誰もが思う。
でも、人間なんだから、傷つくときがあるのも当たり前。
生きるってことは、それを超えていくという体験なのかも。
●９●
「だいじょうぶ。
どっちの道をすすんでも、きっとさきはつづいてる」
道があるから歩くんじゃなくって、
歩いたら道ができてた、って考え方もあるよネ。
●１０●
「『忙しい』とは、心を亡くすとかくんだよ」
生きてるうちに、亡くしちゃかわいそうだよね。
自分の心は、たったひとつしかないんだもの！
●１１●
「ものごとはマイナスに受け止めれば辛くなり
プラスに受け止めれば幸せになる」
「辛」と「幸」…この字を考えたひとは、知っていたのかな。
ところで、なぜ、「カライ」と「ツライ」は同じ字なんだろ…？(^^ゞ
●１２●
「この世の中、必要のない人間なんていないよ」
どんな小さな石でも、池に投げ入れれば、必ず波紋を起こす。
まして、人間の存在が、何一つ影響しないなんて、ありえないよね。
●１３●
「みんなちがって みんないい」 (１)
大トロだけが、お寿司じゃないぞ。
みんな、すてきな味をもっているんだ♪
●１４●
「みんなちがって みんないい」 (２）
地球が生まれてこのかた、「全く同じもの」なんて
ただのひとつもなかったんじゃないか、なんて思う日々…。
●１５●
「わからないことは、みんなの前で聞こう」
わからないことをわからないと言うのって、けっこう勇気だよね。
でもそのおかげで、ほかのひとまで、勇気が出てくるんだよね。
●１６●
「自分の住む所には、自分の手で表札をかけるに限る」
石垣りんさんの言葉って、読むだけで「凛（りん）とする」気がします。
（シャレじゃないですよー）
ときには、そんな気持ちで、１日を過ごしてみるのも悪くないですね。
●１７●
「とりいそぎ、変身」
一時期、気功をかじってたことがありますが、そのときの先生の口癖は、
「笑いは最大の気功である」でした。ほんとに、そのとおりって思います。
（先生の名前は、あまちゆうとさんです）
●１８●
「お前を生んでよかった。お前だからよかった。
ほかの立派な子どもじゃなく、お前だからよかった」
ただ、あるがままを受容される体験くらい、
ひとに、生きる力をあたえてくれるものはない。心底そう思います。
●１９●
「知らないことはおもしろい」
これ、発行者も、超大好きな言葉のひとつです。(^o^)丿
小さな子どもって、日々、あらゆることを「発見」して生きてるんですね。
●２０●
「ぼくたちは似てるね。でも、ちょっとずつ違ってる」
似てるようで違う。違うようで似てる。そこがいいんだなあ。
溶けていく、つかのまの時間に、それを楽しめたら、充分に幸せですよね。
●２１●
「いつもあなたのこと 思ってるよ！」
目には見えなくても、それが感じられたら、
きっと、今日一日を勇気をもって生きていける、そんな気がする。
●２２●
「だめな自分も好き。だってそれも私だから」
だめな自分に「だめ」って言っちゃあ、ミモフタもないもんねっ。
たとえ他人は何と言おうと、思いこんだら、とことんやるのだー。
●２３●
「『成功』とは、成功するまで続けることだ」
これ、松下幸之助さんが言ってた言葉だそうです。
当たり前だけど、当たり前のことを貫くことがすごいことなんだね。
●２４●
「ピッパの法則…ピッときたら、パッとやる」
「やりなさい」って言われるたびに、やる気が失せちゃうよね。
今日から、「ピッ・パ」を口ぐせにしてみたら、うまくいくかも？
●２５●
「まちがったって平気。気がついたらまたやり直せばいい」
一人で悩んでいたときには、みんな無関心に見えたのに、
「やり直すぞ！」って宣言したとたん、フォローしてくれる人があらわれる。
不思議と、そんなことも、あるんですよねえ。
●２６●
「幸せはいつも自分のこころがきめる」（１）
気にしなくもいいことが、気になっちゃう。それが人間なんだけど、
でも、「気にしない」って決める人生もあるんだよ。
●２７●
「幸せはいつも自分のこころがきめる」（２）
あなたの心のなかの、よろこびの芽、大切にそだててますか？
●２８●
「やさしくね。やさしくね。やさしいことはつよいのよ」
本当のやさしさって、何だろう？ 本当の強さって、何だろう？
勘違いしてることが、いっぱいあるかもしれません。
●２９●
「誰かに頼るってことも、時には勇気のいる大切なこと」
「頼る」という字は、「頁」（ページ）を「束ねる」とも読めるんだね。
一人ひとりが、それぞれの力を出し合えるってことなんだね。
●３０●
「あなたの笑顔がとってもすてき！」
って言われたら、誰でも思わず、にっこりしちゃうんじゃないかな。
もしも誰も言う相手が見つからなかったら、鏡のなかの自分に言ってみよう！
●３１●
「『いい加減』が、よい加減」
「いい加減」の尺度は、一人ひとりちがうもの。
ひとの「加減」と、あなたの「加減」。何が一番「いい」加減？
●３２●
「０点でも１００点でも、おまえはおまえ。どっちも好き」
「どうして、こんな点数しか取れないの！」っていう言葉の代わりに、
今日は、「魔法の言葉」を使ってみよう！
●３３●
「行け行け、ＧＯ！ＧＯ！」
不思議なもので、同じ言葉を１００回くらい繰り返していると、
なんだか、そんな気分になってきたりして…。(^^ゞ
さあ、そのイキオイで行ってみよう！！
●３４●
「虫も花も光も空も、生きるということはひとりだ」
ひとりだから、他者の存在に気づける。
他者の存在に気づけるから、つながりあえる。
もしかしたら、孤独は、つながりを知るために存在するのかもしれない。
●３５●
「私の神様は、私のなかにある」
神様っていうと、「自分には関係ないや」って思うかもしれないけれど、
「自分が一番大切にしたいもの」「自分にとっての真実」
なんて言葉に置き換えてみると、あなたにとっての「神様」は？
●３６●
「ちっちゃいけど、育ってるんだよ」
まだよく見えないけれど、何かが今、育とうとしているのだとしたら、
見えないからといって、「ない」と思い込んではいけないですよね。
ちいさな変化と成長に、拍手！
●３７●
「ヒトの心にすんでいなければ、死んでいるのと同じこと」
ときには、ひとを恨んだり、責めたりしたくもなるけれど、
そのひとの心のなかにも、あなたはすんでいるんだね。
●３８●
「長所と短所は裏表。だから、お互い様」
よく言われるよね。「コップ半分の水。まだ残ってるのか、もうないのか」
どうせ事実が一つなら、ちょっとでもうれしくなる見方をしたいよね。
●３９●
「何もしゃべらないで、一緒にいられたら、最高だ」
その沈黙は、深く、おだやかな安らぎ。
なにも必要としない、すべて、満たされた時間…。
●４０●
「地球を抱きしめて」
地球を、抱きしめている自分がいる。
地球に、宇宙に、抱きしめられている自分がいる。
●４１●
「欠点はない。未熟な長所があるだけだ」
成長を、あたたかく見守ってください。
…っと、今度、おかあちゃんに言ってみよう。
●４２●
「貴方の存在に、Happy Birthday
貴方が生まれてきたことに。貴方と出会えたことに。感謝を込めて。」
今、この瞬間に、世界じゅうのすべてのひとが、
この思いをいだいたら、間違いなく、戦争は終わる。
●４３●
「自分をいじめないで。」
知ってましたか？
誰よりも、あなたを攻撃しているのは、あなた自身であることに。
どうぞ、今日一日は、自分をいたわる気持ちを忘れないでください。
●４４●
「がんばるのはいいこと。でもたまには波に身をまかせてみる…」
がんばる自分もOK。がんばらない自分もOK。
●４５●
「人生は挑戦なり」
何に挑戦するか、が問題なんじゃない。
何かに挑戦しようとする心を、もちつづけられるか、ということ。
●４６●
「人生は無限だ！」
無限だと信じていたころのエネルギーを、思い出してみませんか。
いつでも、「今」を１００％生きていた、あのころのことを。
●４７●
「この樹に比べれば 私の人生のなんと儚（はかな）いことか…」
儚い人生のなか、どれだけのいさかいを繰り返してきたろうか。
その一瞬を、愛や喜びや慈しみで彩ることもできたはずなのに…。
●４８●
「さあ、まず笑ってごらんなさい」
「うれしいことがないと、笑顔になんかなれないよ」と思うかもしれませんが、
「笑顔をつくってみると、なぜか気分が明るくなる」
ってこともあるみたいです。ホント。
●４９●
「美シイ 世界ハ 総テノ『存在』ヲ 祝福シテクレル」
目を閉じて、深く呼吸して、静かに、この世界を感じてみましょう。
世界は、確かに、あなたに祝福を贈ってくれています。
（これは、宗教も何も関係なしに、受け取ることのできる深い喜びです）
●５０●
「雪は白く 空は蒼い。黒い雲の向こうはいつも蒼い。
世界が変わったのではない。自分が変わったのである。」
「自分」は、いつでも「変わる」力をもっています。
「魔法」は、外からやってくるのではなく、いつでもあなたの内にあります。
●５１●
「人の悪口を言う為に生まれてきたんじゃない。」
私の心のなかで、もう一人の私が泣いている。
伝えたい、本当の言葉は、ここにあります…。
●５２●
「人は悩んで本当の意味を知る。人は泣き止んで少しだけ強くなる」
「これは、ケツメイシの『人は』という曲の中で使われているフレーズです。
『悩んだら成長するけど、いつまでもくよくよしないで
明日には笑っていようよ』っていう感じの前向きな曲ですね。
●５３●
「この世は悩みがあるからこそ素晴らしい。」
悩みのない人生は死んだも同じ。
寒い外から帰ってきたら、家のなかのあたたかさがうれしいよね。
おなかがすいたときには、ひとかけらのチョコでもうれしいよね。
病気が治ったときには、健康であることの喜びがわかるよね。
…悩みは、もしかしたら、幸福をはかるためのものさしなのかも？
●５４●
「気軽に 一生懸命」
どんなときでも、楽しむ心を忘れないこと。
そしたら、案外、大変なことも、かるがる超えていけるかも？！
●５５●
「いっつも味方だよ！ だっておなじ幸せ知ってるもの♪」
「いっつも味方だよ！ だっておんなじ夢みてるもの♪」
「いっつも味方だよ！ だっておんなじ夢もってるもの♪」
「みんなちがって、みんないい」それも確かにそうだけど、
でも、心から、同じ志や夢をわかちあえる相手がいたなら、
それもやっぱり、人生のおおきな幸福のひとつですね。
●５６●
「自分以上じゃないけれど、自分以下じゃないんだよ。」
今回、とってもとってもうれしいシンクロが起きました！
この言葉を応募してくださった二本松さん（獣医さん）が、
今日、ご自分の病院を開院なさるのだそうです。
夢に向かうスタートは、自分の言葉から！
●５７●
「望みの強さが、魔法の力となるのですよ。」
けして忘れずにいてください。
「魔法」は、けっして、外からやってくるものじゃない。
あなた自身の内がわに、あるんだってこと。
すべての「あなた」のなかで、今この瞬間、魔法の種が息づいています。
「魔法の言葉」は、２００２年２月～２００３年３月にかけて、ホームページ上に発表され、
その後、約１年かけて、メルマガとしても配信されて、好評を博しました。
５７の珠玉のことばに、イラストレーター･タオさんが、
とびきりの魔法のような絵を添えてくれました。
こちらから、一挙にご覧になれます。
http://f20.aaa.livedoor.jp/~arika/mahou/mahou1-57.htm
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