☆バンデバ☆~fumoの番茶も出花~

私的見解(感想文)


『ありがとう』


はじめて、川上作品を読みました。
これは、新潮文庫夏の100冊という、Yonda?フェアで女性の支持NO1の本らしい。
だから、といってはなんなのですけど、興味を持ちました。

『おめでとう』は、12本の短編集からなる小説でした。

どれも、ほのぼのとした体温を感じられる、良い作品。
特に、私のお気に入りは、「どうにもこうにも」。

一人の男をめぐって、昔の愛人と今の愛人がタッグを組むって言う話。
とはいえ、昔の愛人は事故死してユーレイとなり、今の愛人にとりついているんだけど…。
ユーレイ話もほのぼのと温かい気持ちでほんのり読めました。

あとは、やっぱり「おめでとう」が良かったなぁ。
ちょっと奇妙なお話だった。トウキョウタワーが見える「島」で生活する主人公。とても、現在の話とは思えないけど、げんざいを生きているようなんだよね。トウキョウタワーが見えるところで畑を耕したり干し魚をかじったりする「ちょい宮沢賢治的生活」を送る主人公は…なぞだ~~~!!
もしかしたら、「島」って日本…いや、世界の比喩なのかも~?
そうなると、「あなた」は、イエスで、「あなたのお父さん」は神様…?
そう考えて読むと、また違った印象でおもしろかった★
川上さんは神様を信じていそうな感じがしました。

また、川上さんの本を読んでみるつもりです^-^

ほんわかあったかでした。

博士の愛した数式 読んだ訳なんだけど………

あ~三人の友情が美しすぎて切なかったよ。人と関わることの素晴らしさと難解さを学んだよ。博士の記憶の壁
を乗り越えて育まれる友情は ルートと主人公の二人の無償の愛の大きさを感じずには居られないし、博士の不
器用だけど愛に満ちた言動は 実は苦労して生きてきた主人公とルートを癒し 変えていく 素晴らしいものなん
だよね。

「子供をひとりにしちゃいけない」
とルート君を通わせ、慈しむ博士をみて主人公はどれだけ救われただろう。シングルマザーで世間の風当たりも
強くて傷付くことも沢山あっただろうし。

あと私はルート君の大人ぶりに参りました。
包丁で怪我したとき
「ままが博士を疑ったことが許せないんだ」
あなどれないわ~グサッとくるねぇ。

こんなに固い友情で結ばれた三人でも 博士が二人を記憶出来ることはなく それが二人を苦しませるんだよね。
しかし限られた記憶の中でも 毎回親密な時を共有出来るのは 愛情に時間は関係ないってことなのかも・

すごいよね 人間って・捨てたもんじゃない。

なんだか まだまだこれからだって言う気持ちになる

博士が愛した数式=博士が愛した者たち(ルート、主人公、未亡人) だよね。特にルート。
そして 未亡人と主人公が喧嘩したとき博士が書いた数式が メインだよね~・博士が愛している者たちの和解の
手助けになってるからさぁ・

ぅわぁ!だらだらと長くなった・・・
とにかく今のところ今年最高な本だよ★

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