BARUDAの不思議な国【BARUDA'S GLORY】

BARUDAの不思議な国【BARUDA'S GLORY】

~物~



NO

我が家 > 

作:友達のR・O君



僕を建ててくれてありがとう

僕の中にいてくれてありがとう

僕はあなた達家族を愛しています

だから
風が強い日も
雨の日も
嵐の日も

ずっとあなた達を守ってきた。

お父さん

嵐の翌日、僕がケガをしていたら
いつもケガを直してくれたね

お母さん

僕のキッチンでおいしいごちそうをいっぱい作ってくれたね

お子さん達

元気に僕の中を走り回ったり
僕にボールをぶつけてお父さんに怒られていたね。


僕はみんなの事、本当に家族だと思っていた
ずっとこの幸せが続くと思ってた

なのに
どうして?
どうして??
どうして???


お金に困って僕を売り飛ばすなんて

悲しすぎるよ。



【管理人の感想】
「最後のお金に困って僕を売り飛ばす」ってのはあんま表現よくないような気がしますがまぁ好きです。
最初のほうは平和でほのぼのできる感じしますね。
最後まで平和だったらもっとよかった気が・・・

NO

歯車 > 

作:友達のR・O君


僕はまるで歯車のようだ


だから僕にとって何か嫌な事がおきると


歯車の間に何かが詰まって動けないよ


ガチガチと冷たく重い音がずっと鳴ってる



苦しいよ




すると誰かが僕をなだめてくれた

優しくなでてくれた




いつしか詰まっていた物ははずれていてまた回りだした




でもどこからかまた何かが飛んできて間に詰まった




そのときの僕はなにかに期待してた

わざとガチガチと大きな音をたてた




でも誰も気づかない

誰もなだめてくれない

誰もなでてくれない




そんな時は涙のオイルをいっぱい流して、たまにはきれいに洗ってサッパリしても良いと思う
【管理人の感想】
なんかいいですね~w涙のオイルなんてのは響きが好きです^^
久しぶりの「物」だったので読んでておもしろかったです!


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