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2009.03.25
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カテゴリ: カテゴリ未分類
23日に起こった、「またか」と思わせる事件がある。

今回は、被害者の命に別状はなかったが、亡くなっていてもおかしくない状況だった。


JR東京駅のホームで女性(60)が突き落とされてけがをした事件で、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された大阪府富田林市の無職太田周作容疑者(24)が「発達障害と認定されて重要な仕事を任せてもらえず、自分は必要のない人間と思った」と供述していることが24日、警視庁丸の内署への取材で分かった。

丸の内署によると、太田容疑者は軽度の知的障害があることを示す手帳を所持していた。

「半年前に仕事を辞めた。人を殺して死刑になろうと思った」とも供述しており、裏付け捜査を進めている。

 同署によると、太田容疑者は23日朝、大阪の自宅を出て、午後3時ごろ東京駅に到着。JR山手線で池袋や秋葉原に行った後、東京駅に戻ってきた。「ホームに入ってくる電車が見えたため、立っていた女性を押した。(人を殺すのは)どこでもよかった」と話している。

(共同通信社)


あちこちの新聞やTVニュースをチェックしたが、ここまで踏み込んで報じているものはなかった。
それは、容疑者が「障害者」であることに起因する。

マスコミは、この類の事件を扱うとき、異常にナイーブになる。
ゆえに一般市民は、ニュースの中に「知的障害」と「発達障害」という
障害を示す名称が二つ登場しても、その違いすら理解できず、
「障害者って、悪いことをする人たちなんだ」

(障害者の具体的な犯罪率は、この一つ前のブログをご参照ください)

「発達障害」……乳児期~幼児期にさまざまな原因によって、発達の「遅れ」や質的な「歪み」、機能獲得が困難となる心身の障害。学術的には、知的障害(精神発達遅滞)を含むが、法令上、行政上は知的障害を伴わない軽度発達障害だけを指す場合が多い(発達障害者支援法(平成16年12月10日法律第167号)も知的障害者 以外の発達障害者だけを支援対象として規定)。


発達障害児の発達の「遅滞」や「ゆがみ」は、不変のものではなく、適切な療育を施せば発達を促し、改善していくことができるもの。


知的障害(精神性遅滞)……金銭管理・読み書き・計算など、日常生活や学校生活の上で頭脳を使う知的行動に支障があること。



いずれも、大多数は先天的なもので、そうでないものも比較的低年齢に生じた
他の疾患や外傷の後遺症によるものらしい。
つまり、親の教育や周囲が与える精神的な抑圧等の影響による「疾患」ではないということだ。

今回、事件を起こした男は、「発達障害」だろう。
以前は仕事もしていたし、自分が「必要のない人間」と考えられるわけだから、
知的能力はある一定のレベル以上のものだとわかる。
しかし、24歳であることを考えると、健常者と変わらないくらいの社会適応力や
犯罪に対する認識を持っている必要があるだろうと考える。
つまりこの男は、適切な教育を施されなかったために、発達障害を抱えたまま、年齢だけ


日本における障害者に対する教育は、他の先進諸国に比べると、極めて遅れていると
感じている。社会のはじっこに追いやられてしまっている感が否めない。
軽度の知的障害を持つ児童が、その子の発達に応じた環境で、能力を伸ばす教育が
なされているとは、決して言えないと思う。
一般の児童と同じ学級に無理やり押し込められ、その子にとって全く無意味な時間を

(詳細は認識していない。一度、現場を見てみたいと思っている)

容疑者は多分、健常者と同じ刑事手続きを取り、取り調べや供述調書が取られ、
裁判にかけられるはずだ。その過程で、男の能力を超えた質問をされたり、行為を
求められたりしたら、男は適当に対応してしまうだろう。それが、男に不利な証拠や
供述になったとしても、男はそれに気づかない。真実や思いを表現さするすべを
持たない者は、どんどん追いつめられていく。

そして、判決が下り、「責任能力あり」となれば、刑務所に収監され、自分の能力を
超えた生活を強いられる。

やったことは犯罪だし、被害を受けた女性にとっては憎むべき相手だろうと思う。

しかし、社会はもっと「障害」というものを正しく認識し、犯罪へと進まぬよう
教育なり、指導なりをしないといけないし、万が一、障害者が犯罪を犯してしまった場合、
その人物に、健常者と同じように権利を公使するチャンスを与えると同時に、
言語や態度に頼らない取り調べや裁判を行うというある一定の基準づくりが必要だ。

「弱者」という言葉は嫌いだが、この事件の場合、明らかに容疑者は「弱者」ゆえの
追いつめられ方をしていると痛感する。

「障害者」は「少数」ゆえ、「普通ではない」と認識されている。
が、「障害者」の方が多ければ、それが「普通」になるのだ。
社会は「多数」を優先する。それは致し方がない。その方が効率的だからだ。
しかし、確実に障害者は増えている。このまま放置しておけば、悪い方向に進むことが
あっても、いい方向に向かうことはまずない。

そろそろ行政は、真剣に取り組まなければならないと思う。
「治安大国・ニッポン」という時代はとっくに終焉を迎えてしまったのだから。





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Last updated  2009.03.26 10:09:46
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