バサラ・アルファのホノボノ道

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芸術

★★★モナリザ盗難事件★★★
1911年8月22日朝・・・・・今から94年前のことです。
フランス・ルーブル美術館の守衛があることに気がつきました。ルーブルの名物、
レオナルド・ダヴィンチ作【モナリザ]が無いのです。

(複製にする写真でも撮ってるんだな)守衛は深く考えず仕事に戻ります、<しかしいつまで経ってもモナリザは戻らず、そのうち見物客が入ってきてモナリザはどうしたと言い始めます。守衛は複製工場に問い合わせ、そこからはじめてモナリザが盗まれたことがわかります。

これが有名な モナリザ盗難事件 です。

警察の捜査で盗んだ犯人はモナリザのガラスケースの作成にあたっていた大工のペルージアとわかります。

しかしモナリザの発見までは三年の月日が流れました。
モナリザは無事ペルージアの元で発見されペル-ジアは逮捕。モナリザは無事ルーブルの元へ戻ります。

しかし本当にモナリザはずっとペルージアの元へあったのでしょうか?

モナリザが盗まれた頃、そのニュースはたちまち全世界に流れました。そんな中、好事家や美術品コレクターなどの元へ裏で本物のモナリザが売買されている情報が流れます。
コレクターには様々なタイプがいまして、手にいれた作品を他人に自慢するタイプと1人悦に浸るタイプ。後者に属するコレクターはたとえ盗品であっても欲しがるもの、そしてもちろんそのことを他人に漏らしたりしません。

そんな所に目をつけた男がいたのです。名前をマルケス。そして彼こそモナリザを盗んだペルージアのボスだったのです。

マルケスは密かにモナリザを六枚作り上げ「これこそ本物のモナリザです」と偽りコレクター達に売ります。先に説明したとおり1人悦に浸るタイプのコレクターはけっしてそのことを人に話したりしませんからモナリザを手にした者たちから足が付くことは無いのです。

だが結局ペルージアは捕まり、モナリザは元のルーブル美術館に戻ります。ですがそれは本物なのでしょうか?もしかしたらマルケスが作らせた六枚の偽物の一枚かもしれません。当時モナリザがルーブルに戻り鑑定し本物と認定されたのですが、当時の鑑定能力は陳腐なもので、しかもそれ以来モナリザは一度もガラスケースが出されなくなったのです。
そしてモナリザの真偽は未だに明らかになっていないのです。

おっと、なんか最近雑学らしくない内容になってきたので、もうひとつネタを・・・・・・・

日本では【モナ・リザ]と言われますが本来の呼び方は【ラ・ジョコンダ]
モナリザと言うのはモデルになったエリザベッタ・ジョコンダ伯爵夫人こと(モデルには他の祖説も多いですが)

エリザベッタは通称リザ。そして貴婦人に対する敬称をモナと言いこれがモナ・リザとなったそうです。

しかしフランスでは【ラ・ジョコンダ]と言うため、ルーブル美術館で「すみません、モナリザは何所にありますか?」とフランス語で言っても通用しないそうです。



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