真幌羽の郷

真幌羽の郷

新造人間キャシャーン


製作:タツノコプロ
発表当時、これまで観たロボット物はおろか、アニメ全体の中でも間違いなく
最高傑作であり、恐らくは、この作品が限界であろうと信じて疑わなかった。
特にロボット物では、これ以上のものは絶対に作れないと思った。

 キャラクター、設定、メカ、どれをとっても完璧に近く、メカに関して言えば
後のガンダムで、ザクというメカで、初めて量産型という定義がされたように
言われているが、キャシャーンの方が早く、しかも、最初に3種類出てきて、
最後までそのままであった。

本作と、翌年放映される事になる「宇宙戦艦ヤマト」。この2作が、
アニメ作品の限界であると信じて疑わなかった。
しかし、よく考えてみれば、国産アニメ初の「鉄腕アトム」が放映されて、
丸10年の年。47年には、あのN崎Y展プロデューサーとT野Y幸監督という
今では絶対に考えられないコンビによる名作「海のトリトン」が発表され、
(人間が乗り込んで操縦する)ロボット物としては、初となる「マジンガ―Z」が
始まる。まあ、ある種の転換期であったのかもしれない。

 印象に残っているエピソードは、やはり第1話、もう人間に戻れないのを
承知の上で、事故とはいえ父の産み出してしまったロボット軍団に対抗すべく
新造人間となる主人公・東 哲也。  そしてもう一つ、タイトルは「英雄キケロの像」(だったかな?)
手元に資料が無いので、話数等は不明であるが、

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