ギルドメンバー紹介。



 それは、いきなり告げられた。

 『今からてめーらに、殺し合いをしてもらう』

 どこかで聞いたことのある台詞。あの、歴史が頭をよぎる・・・。

 ああ、そうだ。一昨日習ったばっかの歴史だ。たしか、76ページ。

 額に汗が流れるのを感じた。ふぅ。

 何なんだ、一体。

 『長旅で疲れたろ?1時間待ってやっから、覚悟決めとけよ』

 監督の声がやけに頭に響いた。
 何なんだ。
 何なんだ、一体。

 そうだ。俺たちは合宿に来たんだ。それにしてもここは・・・どこだ?

 さっきまで、バスに乗っていたはずなのに。

 『じゃあ、ルール説明すっからな・・・』

 羊谷は黒板を向いて、5X5cmくらいの正方形を10X10で書いていった。外には、1、2、3・・・とA、B、C・・・中にはX印とかどくろマークなんかが書いてあった。


「・・・松。沢松。大丈夫ですの?」

 梅さんの声に俺ははっとした。
 そこはプレハブ小屋だった。教室より少し小さな。こりゃ40人も入れねぇ。
 やはり、毎回恒例のように、机やいすがきれいに並べてあって、そこにみんな座っていた。
 状況把握不可。こりゃ、俺報道部失格だな。んなことより・・・

 「沢松・・・」

 「う、梅さん・・・どうしてこんなことに?」

 『命がけの椅子取り・・・おい!そこ!私語してんじゃねーよ!!!』

 黒板の方から白く、光ものが沢松に向かってきた。ん?チョークか?いや、それはただの場違いだった。

 どっ。鈍い音。


 梅星は絶句した。沢松の頭に、刺さっていたのだ。なにがって?そりゃ、あれだよ。家庭科でも使うやつ。まな板のセットのだ。

 人の頭に生やして、生きてられっとおもうのか?

 沢松はその場に伏した。
 その周りから、赤い液体が。いや、こりゃ黒いな。

 「さ・・・さわ・・・沢松!!!」

 『あ~俺が殺したら、ルール違反だな~。すまんすまん。気をつけるよ』

 そんな声はみんなには聞こえなかっただろう。だって、見てるのはただ一点。

 『さ、ルール説明の続きだ』

 もう、何もなかったかのように話し始めた。

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