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Apr 21, 2013
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5 五人は独房に足を止め、デーボス科学者は警戒しているゾーリ騎士に解錠を命じた。そこへソウジと五歪が入ってきて「ソウジ、それに五歪長官までどうしてここへ―――」と驚愕するアミィ。「獣電竜をデーボス軍の侵略基地として改造する」と仲間たちの前で躊躇わず打ち明けた。そこでソウジは「獣電竜をデーボス軍の侵略基地として改造するには十文字博士、貴方の協力が必要です。」と要請し、「もし協力しなければ―――」「貴方を殺します。」と驚愕するダイゴ達獣電竜の面々。「正気か、お前は―――」と絶叫するイワン。「ああ、正気だ。こんなこと誰がするものか」と表面的な言い方をした。しかし彼の言葉の裏には別の思惑が潜んでいた。「ま、これは立風館君が考えた案だ、地球を守るには少しは役立つだろう」五歪の“地球を守るには少しは役立つだろう”という発言の裏には獣電竜に縋り付く心の甘さと獣電竜が地球防衛の中枢になる依存性が孕んでいた。「この野郎! てめぇの頭脳(あたま)は悪魔の頭脳なのか!」とダイゴは怒鳴り、ソウジを再び殴ろうとするが「止めとけよ、五歪がいてはどうにもならねぇぜ」とイワンはダイゴを制止し、彼が今のソウジを殴っていても無駄であることを悟った。「くそっ!」とダイゴは歯を噛みしめた。「さあ、十文字博士、協力するか、断るか、どちらか選択してください。」というソウジの質問に独房内は緊迫感が張り巡らされた。「断る、承諾できない!」と協力に反対する十文字博士。銃を構えるソウジ。「この野郎! 殺してやる!」とダイゴは三度ソウジに怒りをぶつけるが、ソウジは銃の引き金を引いて十文字博士を撃った。幸い十文字博士の肩にソウジの銃の弾が当たった程度で済んだが、未曾有の寵児が悪に魂を売った瞬間がやってきた。五歪は傷ついた十文字博士を冷酷な視線で見届け「十文字君、これ以上出しゃばらないでゆっくり精進した給え、ははは」と笑いながら独房を後にした。
6 彼の計画通り獣電竜は侵略基地として滞りなく施されている。獣電竜の乗組員たちは奴隷として扱われながら改造に協力させられていく。監視しているデーボ鳥人の鞭がノブハルの身体を叩く。「野郎・・・」といきり立つラミレス。「ラミレス、手を出すな」とラミレスを抑えるイワン。獣電竜の乗組員たちは強化改造が終わるまで堪えていた。「ほほう、獣電竜の役立たずどもがデーボスの奴隷になっているとはなぁ、愉快だ、愉快だ」とその光景を楽しく見ている五歪。強化改造の中心となって指揮しているソウジは終われば用済みとして見ていて、強化改造が終わった途端にデーボス軍科学者の銃が突き付けられた。しかしそこへ五歪が来て「待て、立風館君を消したいのは山々だが、デ―ボスに加担した重罪として我々国防軍が処刑してやろう」「宜しい、貴様の好きなようにするがいい。その代わり貴様も立風館ソウジと一緒に地獄へ行って貰おう」多数のデーボ鳥人がライフル銃を持ってソウジ、五歪、国防軍二人に銃口を差し向けた。「あははは、おい、デーボスに五歪、お前ら本当に馬鹿だな。」「何だと!」「立風館君、私に向かって馬鹿とは何だ!」「ふっふふ、俺がおめぇらより頭いいのは何故か、解るか?」というソウジの唐突な質問にデーボス軍科学者と五歪は固唾を呑んだ。「教えてやろうか」ソウジは胸ポケットからスマートフォン(スマホ)を出して左親指でタッチパネルにあるアプリにタッチした。するとデーボス軍科学者の真下から新兵器・シャープドリルが貫通し、デーボス軍科学者を窮地に陥れた。地面へ落下したデーボス軍科学者は「き、貴様! よくも裏切ったな!」と声を荒らげた。「ああ、裏切ったよ。どうせ俺はもう要らないから殺そうとしたんじゃないのか。それにさっきのコンピューター回路γ2とβ1があっただろう。実は俺が罅を入れて強化改造を止めておいたのさ」「な、何!」デーボス軍科学者は初めてソウジの裏面工作を知って驚き、肩をがくりと落とした。「おい、お前がデーボスと共同戦線を張った事実はこの五歪が許す訳にはいかないぞ、即刻お前をデーボスと共に始末する。さあ、手を上げろ!」と五歪の言葉に従ってソウジはスマホのアプリにタッチした。国防軍隊員が引き金を引く直前に「うわぁぁぁ!」と二本目のシャープドリルが国防軍隊員の処刑を妨害、五歪と国防軍隊員も地面へ落下した。「これでお前らとお別れ、コンピューター回路γ2とβ1に小型時限爆弾を仕掛けておいたのさ、さようなら」ソウジは仲間達の処へ戻りながらスマホのゲームアプリをタッチして10分後に爆砕するようにセットした。通話パネルをタッチして「みんな、10分後に地下基地が爆発するぞ、早く獣電竜に載れ!」とダイゴ達に連絡した。そしてアプリにタッチしてシャープドリルを獣電竜の前足に装備した。一方「ええい、爆発しない内に脱出だ!」と五歪は国防軍隊員を見捨てて自ら脱出を図った。獣電竜が新たなる武器を得て再び天へと昇った。基地爆破後襲い来る砂漠の魔王カンブリマとジャバランガー部隊に我らがキョウリュウジン、そして獣電竜が立ち向かう。
7 砂漠の魔王カンブリマはキョウリュウジンの武器が通用しなくて手強い。しかしソウジがカンブリマとジャバランガーのコンピューターシステム機能が同一でありカンブリマの頭脳に組み込まれていて頭脳に弱点があることが判明。ハイヒートブレイカー二連発とワイルドスパークでジャバランガー部隊を全滅させた後、カンブリマが暴走し始めた。獣電竜に装備したシャープドリルでカンブリマを貫き、強敵を倒す。
その後長官専用戦艦内にいる五歪は「立風館め、質の悪い曲者だ、覚えていろ」と自分の信用をシャープドリルで串通されて疎外された怒りの炎を燃えたぎらせて国防軍太平洋本部へ戻った。獣電竜に戻ったソウジは種を明かす。実はデーボス軍団の優れた科学力を利用する為に大芝居を打ったのだ。「流石ソウジ、デーボス軍団の科学力を利用するとは天才だね。」「又大芝居を打とうか」「やめてくれよぉ、大芝居はもうこりごりだよ。」と惚けた表情で観念するダイゴ。ソウジは「十文字博士、御免なさい。ダイゴ、イワン、アミィ、ノブハル、ラミレス、御免なさい」と仲間達の前で謝罪した。最大の危機を乗り越えた獣電竜は砂漠を後にするのだった。





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Last updated  Apr 21, 2013 04:13:15 PM
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