全9件 (9件中 1-9件目)
1
仙台の里の秋です、銀杏坂のイチョウはぎんなんをたわわに実らせ、風が吹くたび、雨が降るたび、アスファルト舗装に果実の雨を降らせます。土が有れば新たな命を芽生えさせるその生命力も、残念ながら舗装された街では思いを遂げる事は出来ないようです。 銀杏と書くとイチョウとも読めるし、ギンナンとも読めます。まさかギンナン坂と読む人はいないと思いますが、イチョウ坂は名の通りイチョウの木がいっぱい植わっている通りです。ケヤキの定禅寺通り、青葉通り、そして銀杏坂、どの通りも緑が濃く、暑い夏は人の目を和ませます。 四季を通して青に緑に赤に黄色に街を彩り、人を街を和ませます。 これからその緑の木々が無力な季節に入り、山も街もモノクロームに変わる冬が来ます。 ストーブを出し、タイヤを替え、服装を着替え遥かな春を待ちわびましょう。 今はひととき、この彩の街で乾杯。
2004年10月31日
コメント(0)

今日の1本はこれです。レ・セルヴィエール[2002] ドメーヌ・ドーピヤック2180円税抜き口に含んだ瞬間、はっきり言って驚きでした。この価格でこの口当たり。 ヘロヘロです。奥深く濃くまろやか。どこかの楽天ワインショップが宣伝で書く、この味でこの価格●●円並みのワインもびっくり、なんて文句だけのワインと違い、このコストパフォーマンスは本物です。いつもなら数日掛けて変化を楽しむのですが、味に負けて1本開けてしまいました。 香りは若干華々しさに掛けるものの飲んだ口当たりは本当にびっくりです。嘘と思うなら2180円安いキャンティクラシコを買ったと思って飲んでみて下さい。これは本当に美味しい1本。モリサワで残11本 以下↓ウンチク1900年に植えられたブドウ樹! つまり、【100年を越えるブドウ樹】から造られたワイン。 【100年】という言葉もそうですが、【1900年に植えられた】という言葉にはなにか特別な意味を感じずにはいられません。 通常、造り手さえも30~40年以上ぐらいからを、古木(ヴィエイユ・ヴィーニュ)と呼び始めます。しかし、これは【100年】という、まぎれもないヴィエイユ・ヴィーニュ。 南仏固有の品種であるサンソー種。サンソー種の単一品種ワインは、見かけないどころかほとんどありません。ブドウ品種の権威的専門書を読んですら「サンソーだけのロゼは幾らかあるが」とあるぐらい。「単一でのサンソーという品種の偉大さ」を見抜き、そのことがもとで、今や自分自身が南仏のみならずフランスを代表する最も有名な造り手の1人となったのが、このドメーヌ・ドーピヤックの醸造家【シルヴァン・ファダ】です。シルヴァン・ファダは「自然」を重んじ、無農薬栽培、そして自然酵母使用や添加物を最低限に抑えるビオのワイン造りにより、大切に育てられてきた【100年】のブドウ樹は、さらにここにしか存在でき得ない、非常に稀な味わいの素晴らしいワインを生み出しました。
2004年10月29日
コメント(0)

さて今週は昨日開けました。あのソレンゴでおなじみのアルジャーノのロッソ行きます。アルジャーノにはソレンゴ、ブルネロ、ロッソと3種類がリリースされていますが、私のお奨めはこれ、ロッソです。 数年前まではレストランなどに出回り表の市場にはほとんどでまわる事がなかったワインです。 今年は市場に出てきました。 まずエノテカで発見、この時に御紹介しようかとも思ったのですが、価格が高かったので、我慢、今回サカキヤから出たのをご紹介、1本2600円、リーズナブルな価格で少しがんばれば皆さん飲めます。 開けた感じはフルーティ、ブルネロの濃厚さを引き継ぐ濃縮感を持っています。15分後くらいから開いてまいります。芳醇な香りに酔いながら気持ちよく飲めます。 今日は2日目楽しみです。2日目です。しっかり化けました。昨日は少し酸味が勝っていましたが、今日はワインにまろやかさが加わり酸味と見事に調和、ブルネロの枯れた味わいとは対象的にさわやかに濃縮した味わい、見事です。明日最後の味見 このワインは開けて2日目がすごい。もし手に入れたら是非翌日の味わいを。
2004年10月25日
コメント(0)

今週の一本はこれフラテッリ・ジャコーザバローロ・セレツィオーネ・カヴァリエーレ [1997] 赤昨日開けました。開けてすぐは枯れたオレンジ色で香りも乾いたレーズンのような薄い香り、味はネッビオーロの熟成した感じが伺えます。 30分もするとトロッとした薄いカシスのヨーグルトソースのような感じになり、口当たりも柔らかく、香りは濃い濃縮した果実味、快い酸味が口に広がります。 今日2日目の味見をします。 2日目の印象をさすがに セレツィオーネ・カヴァリエーレ、凝縮したブドウは花開き濃密な溶液の膜をしたの上に作ります。ふくよかに、まろやかに、1年半開けずに待った甲斐が有りました。 これぞバローロ、ネッビオーロ! 3日目もへこたれず、言うに及ばず、至高の時間を頂きました。ではでは以下にウンチクセレツィオーネ・カヴァリエーレとはアルバに本拠地を置く「ヴィーニ・ダルバ」という協会が毎年一番優れたバローロに与えられる賞です。 1997ヴィンテージは、今回ご案内のこのバローロ・ヴィーニャ・マンドルロ1997が獲得。1000本のみがセレツィオーネ・カヴァリエーレのラベルでリリースされました。 ナンバーリングの入った栄誉あるラベルです。
2004年10月21日
コメント(0)

今週の一本はこれヴーヴレ・ペティヤン・ナチュレル ノン・ドゼ[2001]チュエリー・ピュズラ。さわやかな酸味と心地良い泡が幸せな気分にさせてくれます。ちょうど昨日シスアドの試験を終えて、(結果は聞かないで)疲れて(打ちのめされて?)帰ってきた私の頭に染み入るように入ってきました。 うーんまい! 欲しい人あと少しだけ在庫が有るようです。 いって見て下さい。
2004年10月18日
コメント(0)
楽天ワインニュースというメルマガが届きますが、その中に上のお奨めのアルビスが有りました。ショップによって価格がこんなに違うのです。 皆さん、これがワインランキング10番以内に入っている事に注目してください。1000円以上も高いワインを2本3本買って500円キャッシュバック、買った人残念でした。 又こんなのに気がついたらUPしますので、読んでる人気をつけて見てやってください。 ちなみにアルビスは多分1年以上置いたほうが美味しいです。先日1本開けましたがまだ若い。
2004年10月14日
コメント(0)
オークションで落札した1993年のビンテージ、市場ではほとんど見かけないと書いて有ったのでつい入札。昨日開けました。最初は干草のような香りがしましたが、だんだん熟成した果実味豊かな香りが・・・今日と明日でさらに味見、結果は週末に改定します。 今日週末の10/15です。味見の結末をお知らせ、10月13日開栓2日目、前日の印象とはガラッと変わり、濃厚なフルボディで堂々としたボリューム、アフターを兼ね備えたワインに大変貌、脱帽です。先に女房が味見したんですが、一言目「濃いぃ!」私は昨日の印象から「またー」とか言いながら一口「おぉ!」賞賛でした。・・・で3日目昨日ですが、今度はまったり…口に含むと舌にまつわりつくように、ワインが口中溢れます。まだ、グラスに1杯ぐらい残っていて今日その余韻を楽しむ予定です。しっかり作ったワイン10年も寝かすとこんなにいい思いが出来る。すばらしく気持ちのいい一週間でした。パリオスのうんちくはこちら↓ 色はやや薄めの赤、グラスの中のグラデーションがきれいです。1985年からグロッタフェッラータ村でワインの生産を始めたカステル・デ・パオリスは、凡庸なものとはあきらかに一線を画した、凝縮感のあるワインを収量を抑えることで 産出しています。 またこの土地で新たな品種の可能性を広げるワインも造り成功を収めています。 白は“ヴィーニャ・アドリアーナ”の一部にヴィオニエを使用し、赤は“カンポ・ヴェッキオ”と“イ・クアットロ・モーリ”でシラーを使って十分に品種の個性を感じ取れる魅力的なワインを造りました。 パオリスの醸造家であり、トスカーナで幾多の名醸ワインを生み出している フランコ・ベルナベイ氏にとっても、ラツィオの地でこれらのローヌ系の葡萄品種での成功は新たな輝かしい実績になったといえます。 品質向上の著しいラツィオ州のワインの中心的な生産者として、今後ますます目が離せないのがこのカステル・デ・パオリスです。 最後に興味深いラベルはイタリアの画家、マストロイアンニ氏の手によりパオリスの為に描かれたもです。 イ・クアットロ・モーリは、カベルネソーヴィニョン、プチ・ヴェルド、シラー、メルローからなりアリエ産のバリックで18ヶ月熟成されています。
2004年10月13日
コメント(0)

今週の1本はこれ→ 力強く、濃い赤、すさまじい凝縮感が有るワインです。 濃縮さと強い酸味が荒々しい印象です。 まだ5年から10年は熟成が出来ます。 飲み頃は2,3年後からか・・・一緒にアマローネも買っていましたが、まずはこちらから開けました。 2日目力強さは変わらず香りややさしさが加わり呑口がやわらかくなりましたが、その分強い酸味が際立ちます。ラムチョップが食べたくなりました。今日3日目の味見です。アマローネは6ヶ月くらいしてから開けましょうか。以下、サカキヤ説明文から抜粋1925年マルコ・トラブッキ氏により創設。3代受け継がれ、1993年よりすべて有機農法に切り替えると同時にビオを醸造法にも受け入れ、AIABにビオ生産者として認められています。その熱意は9社のワイナリーと共にイタリア優良ビオ生産者に選ばれたことにより世に知れ渡りました。1990年、新しいカンティーナを作る際には景観を壊さないようにとの配慮のもと地下に建設されました。畑は海抜140~290mに位置し、夏の日中は非常に暑いが夜は逆に涼しく畑に冷気をもたらします。この気候が、ブドウをじっくりと熟成させ、とてもよいブドウが収穫されます。2000ヴィンテージよりエノロゴにあのフランコ・ベルナベイ氏を起用。ただ、彼はアドバイザーのような形で醸造に参画し、あくまでもトラブッキの意思をワインに表現する役を担っています。あの、ダル・フォルノとの深い親交もあり、すばらしいワインを生産しています。-----Original Message-----From: [mailto:]Sent: Wednesday, October 06, 2004 9:27 AMTo: ??????@tree.odn.ne.jpSubject: 6日の日記
2004年10月06日
コメント(0)
今週飲んだワインはこちら、カステッロ・ディ・サン・ポロ・イン・ロッソキャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ [1993] 赤(it) 価格 2980(円) インポーター蔵出しの1993年醸造で1996年にリリースされたサンジョベーゼ100% 開けたとき生き生きとした香りに包まれました。 口当たりは非常にまろやか、1日目より2日目、2日目より3日目とよりまろやかになって行きます。さすがに4日目は気が抜けてと思いビンの底に1杯分残ったのを飲んだらこれが美味かった。 抜栓してから常温で置いたにもかかわらず香りもさわやかに残っていました。 残念ながら多分手に入りません。本当は手に入るワインを知らせようと思いますが、これはさすがに自慢したかった。購入店 サカキヤ 価格に対するコストパフォーマンスは200%でした。 サンジェストアレンティナーノのキャンティが小さく見えました。
2004年10月05日
コメント(0)
全9件 (9件中 1-9件目)
1