2005.02.18
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目が覚めたら、広い広い荒野にいた。
周りを見渡しても誰一人、いなかった。
目に映るのはどこまでも続いている荒れた地。
そして冷たい風が吹き荒れていた。
どうしてこんなところにいるのか。
ここはどこなんだろうか。
頭に浮かぶのは疑問ばかりで、何をすることもできずにいた。
何もできず、空腹で歩くこともできない。
あたたかいものを求めても、そばには何もなかった。
歩いて探しに行こうと思っても動くことができなかった。
何もできなくなり、困り果てたとき。
どこからか懐かしい声がした。
心が温まる音だった。
寒かった周りが急に暖かく感じた。
でも、その声が聞こえなくなったとき。
さっきまでの暖かさが嘘のように冷たくなった。
温まっていた心も一瞬にして凍った。
歩くことも、声を出すこともできず。
ただ懐かしい声を思いだしていた。
あの場所が、自分にとってどれだけ暖かかったのか。
どれだけ安らげたのか。
これは夢なんだろうか。
それとも本当の出来事なのだろうか。
夢なら、覚めてほしい。
最後には、そう祈ることしかできなかった。
周りを見渡しても誰一人、いなかった。
目に映るのはどこまでも続いている荒れた地。
そして冷たい風が吹き荒れていた。
どうしてこんなところにいるのか。
ここはどこなんだろうか。
頭に浮かぶのは疑問ばかりで、何をすることもできずにいた。
何もできず、空腹で歩くこともできない。
あたたかいものを求めても、そばには何もなかった。
歩いて探しに行こうと思っても動くことができなかった。
何もできなくなり、困り果てたとき。
どこからか懐かしい声がした。
心が温まる音だった。
寒かった周りが急に暖かく感じた。
でも、その声が聞こえなくなったとき。
さっきまでの暖かさが嘘のように冷たくなった。
温まっていた心も一瞬にして凍った。
歩くことも、声を出すこともできず。
ただ懐かしい声を思いだしていた。
あの場所が、自分にとってどれだけ暖かかったのか。
どれだけ安らげたのか。
これは夢なんだろうか。
それとも本当の出来事なのだろうか。
夢なら、覚めてほしい。
最後には、そう祈ることしかできなかった。
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