コメントありがとうございます。
 生存権といい、労働基本権といい、本来は私たち労働者、生活者を守るルールであるにもかかわらずそれが教えられていず、偏見持たされている印象すらあります。
 「仕事を頑張りたい」という思いが、そうするには大変な人を片隅に追いやる事には「それは違う」と問い続けます。先に語ったような防御権持ってこそ、思い切り働けるのではないのかな、とここ3日間の様々な議論を見て思うものです。

 今はブログ本文制作から離れて、政治戦+都市対抗の間にできなかったこと様々しています。原稿たまったらまた投稿しますので、よろしくお願いします。
 お体お気をつけてお過ごしください。 (2010年07月15日 21時25分48秒)

つなげ“希”動力-袖番号96、伊東勉のページ楽天版(更新停止。書庫ログ)

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2010年07月06日
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カテゴリ: 政治について
 3つぐらい前の記事から、政治関連の記事も書いていますが、何分タイムリミットも迫っているので、テーマは絞ってしか書けそうにありません。その前に体絞れ言われたらどうしようもありませんが。
 前々回と前々前回は選挙の定数削減が何を生むか、という点でしつこくものを語らせていただきました。消費税に関しては、家に書きかけの記事を用意しています。今回は社会保障に関して、で記事書かせていただきます。
 まず、昨今予算関連で言われているのが「ムダ使いを削減する」。
 それは、時として酷いモノの言い方を免罪する言葉にもなってしまいます。
 4月から、5月にかけて、社会保障を受ける人に対して悪罵を投げつける、あるいはハラスメント行為をするという事象を、批判的に紹介したブログ記事がありました。この場にて紹介させていただきます。

Afternoon Cafe・秋原葉月さん
 社会保障・福祉に、やっかみ妬みがついてまわる社会


セーフティネットを拒む自立心-非国民通信ブログ

自己責任論の呪縛は悲しい - 七詩さんのHP

 そして、今朝入ってきたトラックバックから。

城繁幸氏の「共産党という名の貧困ビジネス」について: 大津留公彦のブログ2

 とりあえず、代表として4本の記事を紹介させていただきましたが、これ以外にも「社会保障を受けるやつは堕落している奴。こんなのに頼らず“ジコセキニン”で生きろ」と声高に迫る人は多いんですね。

 確かに。今の時代自分が生き抜くので精いっぱい。それでギリギリ生活成り立っているのに、俺らが出した税金の世話になるとは何事か、と。そういう“ムダ”があるからダメなんだ、と。高飛車に語る人たちが多くいます。


樋田和彦さん作品「京四郎」より。
 主人公・佐倉京四郎の中学時代。上級生と、それにつながる暴走族に抗した京四郎たち1年生。犠牲を出しながらも、最終ステージまでたどり着いた京四郎と九里。京四郎の「お前らのためにどれだけ泣いている奴がいると思っているんだ!」という“抗議”に対して、暴走族の首領はこう答える。
「弱者たちの泣きごとに惑わされるな」
 「強い者が弱い者を支配する…これは当然のことだ!」
 「お前らがここまで来れたのは努力があったからだ
弱者は努力しているというのか? 」
 「弱者はお前らに何か与えるのか?」
 「強い者には惜しみない評価で応える」

(以上太字部分・単行本19巻から引用。)


 どうだろうな。
 一つ一つの言葉が、ジコセキニン振りかざして、保護の必要な人に対して高飛車語っている連中の言い分と似てやしないか。
 自分は弱者に落ちたくない、弱者の側に立っているのは「泣き言語っている奴だ」、おれたちの庇護のおかげで生きていられるのだから、支配するのは当然だ、努力していないからその状況になったので文句言うな、弱者の側に“堕ち”なければ“十分”な応え方をする…。

 身近でその人の事わかっていてモノ言うならまだ結構な話だが、状況も何も知らないで、対象になる人みんなムダだと思いこんで、無差別に高飛車語っている人もいるんですよね。
 ほんじゃ、いつか俺が小説で書いたとおりに、それらみんな“粛清”してしまいますか?
 それがいい事かどうか、冷静に判断してみなさい。

 人間いつこんなん状態に落ちるかわからないんだし。
 それ考えたらセフティーネット、あった方がいいでしょ。
 それとも「役立たずになったらゴミ箱」がいいとお考えですか。
 それがいい、という方は自分がその立場に追いやられた時のこと考えてみなされ。
 それでもいいというなら、もう止めません。


「人は全て、生まれながらにして生きる権利を有する。この権利は法によって守られるべきである。誰もこの権利をみだりに奪ってはならない」
 国際人権規約第6条1項


第二十五条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。


 国際人権規約で書かれている言葉はなに示すか。
 何かの圧力によって、その人が殺される事があってはわんない、て事から作られたものでしょう。
 日本国憲法が示しているのはなんでしょう。
 どういう状態になっても「誰にも恥ず事のない生活をさせる」責任が国、とりわけ時の政府にあるし、生活の向上を進めていかなければならない、て事でしょう。

 パーセンテージにしてみればほんのわずかにすぎない事象を持ち出して、全体を悪し様に言う人もいますが、個々の事象で納得いかないものがあればそれに対応すればいいだけで、そのことをもって、対象者全部を悪者視する必要はないし、そもそもそういう社会保障を受けている人も、そのお金で食べ物買ったり、服買ったりするなどして消費をするし、お金が回っているわけです。どっかの会社の内部留保じゃあるまいし、死んだ金にはなっていないでしょう。


 80年代からこっち、社会保障を受け、保護されるべき人が「ムダ」と見られ、「甘え」た奴と見られ、ただでさえ置かれている状況に押しつぶされている状況にプラスして難儀している様子を見てきました。反撃に立ちあがっている方もいますが、その大方の人はあきらめさせられ、中には最悪の事態迎える方もいます…

 公的にセフティーネット以外にも民間のセフティーネット被せる手もあるはずでしょうが、どうにも「働かざるもの食べるべからず」という圧力が強くかかり、働くにも今の状況では人雇うのもままならない状況で、どう人を活かすことができるか、というのは追及していく必要がありますし、それ以前に 「社会保障を受ける人たちに対する侮蔑は許さない」 という世論作りにも取り組み始めるべきではないでしょうか。

 秋原さんの記事で「産休・育児休暇」「障害を持つ家族を持った方の仕事」が触れられていましたが、その両方に「ここまで言うか」という言い方をする人がいるのに驚きと悲しみを感じました。子供に関しては「成熟した形になるまでは手間も時間もかかる」事、障がい者に関しては「どうしても関わらなければならない部分が多い事」考えれば、ある程度そのための時間作らなければならないはずですが、それにすら文句語らずにいられない人とは…。それこそ「だったら代わってくれよ!」とでも言いたくなる事です。怒り通り越して、哀れみさえ感じますね。

 「何でもかんでもギリギリ」の世の中が、どうにもならない人たちを追い詰め、すりつぶそうとしています。自分もここまでキツイ物事書いてきましたが、そこからの脱却も簡単ではないのも知っています。
 だったら、一つ一つ思い出す、あるいは自分に置き換えてもの考えてみる必要はあるのではないでしょうか。
 しつこく、くどくなりましたが、どうしても書き残しておきたかった事なので。
 「結果はっぴょー」は目の前に迫っていますが、この問題に関しても、長期戦で臨む必要がありそうです。

 では、明日は『消費税』、その次は『軍事問題』で、最後に『まとめ』まで書ければ、と考えています。今日の記事も間延びしてしまったかもしれませんが、長文お読みいただき、ありがとうございました。





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最終更新日  2010年07月08日 06時28分32秒
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Re:百六十一の巻 社会保障は“お恵み”ではない。対象者に対しての侮蔑を許さない社会を。(07/06)  
七詩  さん
ご紹介ありがとうございました。
貧困ビジネス云々のブログはひどいですね。 (2010年07月07日 05時53分49秒)

ご紹介有り難うございました  
大津留公彦 さん
お取り上げありがとうございます。
なかなか自己責任論は強いですね。

「社会保障を受ける人たちに対する侮蔑は許さない」という世論作りにも取り組み始めるべきではないでしょうか。」

そうですね。
http://ootsuru.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/cm-a44e.html (2010年07月07日 22時41分57秒)

七詩さんへ。  
伊東 勉  さん
 コメントありがとうございます。

 正直、ここまで言われるとは思いませんでした。
 城という方の書く一文は、感覚的に合わないものがあったので、自分らのような運動はよくは思われないと考えていましたが、~ゴロ(つき)と言われるのは…。
 一つ一つの政治戦で結果出しつつ(維持しつつ、の面もありますが)ああいう考え方一つ一つを剥いでいくことが必要です。 (2010年07月08日 05時44分31秒)

大津留公彦さんへ。  
伊東 勉  さん
 コメントありがとうございます。

 私のブログは今や弱小扱いとなったので反応はありませんが、大津留さんの記事でも大分キツイものの言い方する人も多かったようですね。
 扇動者以外は、大方は普段真面目に生きている方なんでしょう。だけども自分が感じている“理不尽”を、ゆるくない立場になっている人に向けてしまっているのが何とも、という思いです。
 辛抱強く、本来持っているはずの“良心”に働きかけていくだけですね。がんばりましょう。 (2010年07月08日 05時49分19秒)

記事の紹介とトラバをありがとうございました。  
秋原葉月 さん
>「社会保障を受ける人たちに対する侮蔑は許さない」という世論作りにも取り組み始めるべきではないでしょうか
私もこれに共感します。
せめて高校教育までに生存権について教えるべきですね (2010年07月14日 00時21分33秒)

秋原葉月さんへ。  
伊東 勉  さん

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