つなげ“希”動力-袖番号96、伊東勉のページ楽天版(更新停止。書庫ログ)

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2012年06月16日
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カテゴリ: 雑感・日記
今日、野田内閣が原発再稼働を正式に決めた、とのことです。「この夏やり過ごせるのか」という不安から再稼働賛成、という声も少なくありませんでしたが、福島で起きた事態の原因もその対策も進まず、そんでもって大飯に限らず全国的に原発を復活させようというのでは怒る人の方が多いのも当然と言えます。

 私は二つの意味でこの“決断”に残念な思いを持ちます。一つは先にも触れた「二度と福島で起きた事態を生まない」道から外れたことに対して。もう一つは豊かな自然と技術力を持つ日本ならではの自然をエネルギーに変える潜在的能力を発揮する道を遠ざけた事に対してです。

 ここで唐突に思い出したのが図書館で見た、私の生まれた年(1975年)の岩手日報だったか東海新報の記事でした。そこには大船渡市と陸前高田市の境にある展望台周辺における、散乱したゴミの凄まじさをリポートしていた記事でした。私がその場にいたら「やってらんねぇー!」と叫んだでしょう。長い時が経ち、不鮮明になった写真からでもその散らかり塩梅の凄まじさが見えてとれました。

 その当時はゴミの分別と言えば、大方の所では「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」の二つくらいではなかったでしょうか。燃える~は文字通り燃やして処理し、燃えない~は埋め立てて、というのが一般的だったでしょうか。
 当時読んだ小学生向けの社会の本には東京都のゴミ戦争が取り上げられ、これらゴミがどうなるのか不安に思ったものでした。

 そこからしばらく経ち、ゴミ処理の種類に一つ方法が加わりました。それはリサイクル、というものでした。新聞やカン、プラスチックなどを再び使える状態にする。小学3年生時に大船渡の処分場見学の時にヤクルトの容器を溶かしてプラスチック定規にしたものをいただいたときもありましたが、ああいうのが広く大きくやられるんだな、とわくわくしたものでした。当然ゴミ捨て分別はめんどくさく、「リサイクル商品は質悪い」「資源集めるのがめんどい」等と語られていましたが、リサイクル資源の流通がうまくいかない様子も目の当たりにした時もありましたが、今ではバリエーション豊かに再利用のやり方も発展し-ペットボトルからコンビニのユニフォーム、とか-すっかり一般的になりました。

 チト長い回り道をしてしまいましたが、ここでやっとエコエネルギーが登場します。大船渡から釜石行くのに遠野通っていくような話し方ですみませんがもうしばしのお付き合いを。

 小さい頃見た「ヤクルト(の容器)が定規に」という思いを、風だの川だの波だの見ると思うようになっていたわけです。天変地異さえ起きなきゃ起き続けるものを使わない手はない。ガソリンやガスは使えばなくなってしまうけど、その源は恒常的に作られる。あとは組み合わせと、エネルギーを作り出す技術。そこに本腰入れりゃ面白いぞ、と。
 今までエネルギーの開発と言えば原子力の独壇場にされてきましたが、エラーが出たときにリカバーが利かないもの-言い替えれば「始末できない火」-にエネルギーを頼るのもどうなんだか、という疑問も重なり「卒原発を期にしたエコエネルギーの本格的開発」こそ進む道と考えていたので、今回の野田首相の“決断”には軽蔑しか感じませんでした。






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最終更新日  2016年11月29日 12時14分04秒
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