ウエスティ Benの部屋

ウエスティ Benの部屋

ユーロトンネルでのベルギー旅行記



ブルージュへの旅行はアンティークのクラスでフランドル絵画を見ていたときに、とても綺麗な風景が描かれてた一枚の絵を見たのが始まり。

最初、ベニスかと思ったその風景はブルージュだという事がわかり、ブルージュがどこにあるのか知らなかった私は早速家に帰って調べると、ベルギーの北のフランス国境近くにあることがわかった。

アンティークのクラスでは、他のイギリス人が当然のことのように知っている事実や人物を私は知らない、という事がよくある。
その度にまぁ、苦労しているわけだ。
でもそういった「苦労」は苦労だけに止まらず知らないことを聞いたり調べたりする事によって理解が深まったり、新たな視野が開けたりする。
今回もブルージュを地図で調べた時に、夫が以前から買物に行きたいと言っていたカレーのすぐそばだという事がわかり、カレーに行くついでにブルージュも行ってみよう、という運びになったのだ。

また今回の旅行は更にBenと初めて海外旅行する、というもう一つの重要な意味があった。
Benはいずれ私達と一緒に日本に帰る。それに備える意味と、できるだけ一緒に行動したい、という希望からBenが生後3ヶ月を過ぎた頃からPet Travel Scheme(PETS)のEU Pet passportをとる準備を始めてきた。
そのパスポートは既に入手しているので、あとは実際に使って旅行するだけだ。

飛行機の旅だと、Benはサイズ的に機内持ち込みはできず、コンテナ扱いになってしまう。
Benはケンネルに入れられるのが嫌いなので、自動車旅行が望ましい。
車での移動は割と好きなようだし、後部座席にシートベルトを着用して座って(または寝て)いれば安全だからだ。

2.旅行の計画を立てる

まずはペットOKで駐車場が敷地内にあるホテルを探す事から始めた。
難なくいくつかの候補が見つかった。

そして ユーロトンネル の予約。ネットで予約できるので便利。

次はホテル近くの獣医探しだ。
というのは、UKに入国する際、動植物には検疫制度があって、犬の場合最大6ヶ月間係留して病気などに感染していないか調べられる。
PETSでUKから出て再びUKに再入国するには、この検疫を避けるために再入国48時間以内24時間前までにティック(ダニの一種)とエキノコックス対策の治療を獣医で受けて必ずその獣医のサインとスタンプ、日時をパスポートに記載してもらわねばならない。
獣医探しは滞在するホテルに連絡先を教えてもらい、直接獣医に電話して予約を取った。

さあ、これで旅行の骨子は完成。
あとはドライビングマップを買ったり、観光情報を調べて2泊3日の大まかな計画を立ててお終い。

3. 一日目 - 雪の中の出発とブルージュ

4. 二日目 - ゲントとアントワープ

5. 三日目 - ブルージュ、 UKに帰国

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