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2006年05月04日
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 勉強するしないは、子供の自由だともいえます。勉強をさせるさせないも、親御さんの自由だとおもいます。そして、勉強だけが人生のすべてではないこともよくいわれるところです。ただ、勉強すること、勉強ができるようになることで未来の可能性は広がってくといえるでしょう。


 小中学生の親として、勉強をして、チャンスをつかめるスタートラインにたたせてあげることは必要かもしれません。




 日本では、2002年から実施された新学習要領で、学校のカリキュラムが大幅に削減されました。それとともに、授業時間数も大幅に減りました。


 完全週休2日制が導入され、小学校1年生では、年間850時間の授業時間が、782時間に、小学校6年生では、1015時間が945時間になったのです。


 その結果、2002年度からは、小学校6年間で、国語、算数、理科、社会の主要4科目を合計2941時間しか教えません。1971年に合計3941時間だったことと比較すると、 実に1000時間、約四分の1も削減されているのです。


 これほど主要科目の授業時間が少ない国は世界でもあまり例がありません。この数字だけみても、 先進国では最下位 となってしまっています。





 「学校が楽になったからいいや」ということで、子供たちは家でも勉強しなくなってきています。今日、家に帰って1秒も勉強しない子が、中学2年生において全体の4割以上もいるのです。

 文部科学省の教育政策に最大の責任があることは言うまでもないことなのですが、国の対策を待っていては遅すぎます(政府は、私立中学や高校で、週6日を実施している学校に週5にするような要望だしているぐらいですから)を子供は成長をストップすることはできませんから。

 そして、どういう問題が生じたかというと、勉強ができる子とできない子との格差が大きくなってきています。もはや、カリキュラムを減らした学校(ほとんどの公立の教育機関)に頼っているわけにはいかないのです。これが、今よくいわれるところの(小泉内閣になってからの)格差社会につながってきているのは言うまでもないことでしょう。



 そこで、親御さんがどのように対応していったらいいかという、ヒントを次回からお伝えしていこうと思います。







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最終更新日  2006年05月04日 23時39分51秒 コメント(50) | コメントを書く


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