地球人スピリット・ジャーナル1.0

地球人スピリット・ジャーナル1.0

2007.04.15
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カテゴリ: アガルタ

地球人スピリット・ジャーナル 2.0 につづく



「シャンバラの謎」 チベットの地底王国 
秋月中央 1994/12 二見書房 


 この手の本をいくら追いかけても、結局、何の重要な手がかりもないまま徒労感に終わることは分かっているのだが、関連する文献がすくなく、多くを期待できない段階では、わずかな手がかりでも、注意深く、ゆったりと引き寄せていかなくてはならない。

中央アジアのどこかに”アガルタ”と呼ばれ地底王国がある。そこには悪も罪もなく、人々は皆、豊かな高い智慧を持っている。高僧や科学者も多く、彼らは首都を守り、王を支えている。王は地上や宇宙にも力を及ぼし、人々の運命や生命をも左右する力をもつ。そして、その首都こそがシャンバラなのである。
 西洋の神秘学者たちの間には、このような伝説も流れている。アガルタの場所はゴア砂漠やヒマラヤ山中など、意見が分かれるが、地下の王国という点では一致している。シャンバラもしばしば地下にあるといわれるが、それはこのアガルタ伝説にもルーツのひとつがあるといえるだろう。
p73

サン・ティーヴは「ヨーロッパにおけるインドの使命」という著書を著し、そのなかにアガルタに関する記述を残している。その本に刺激された神秘家たちは多く、中央アジアの長い旅をしたオッセンドフスキーもそうしたひとりだった。
 やがて、アガルタは大いなる地下王国であるという説が広まり、そこにシャンバラ伝説が混入され、アガルタ国の首都シャンバラという図式ができあがったようだ。実際にはアガルタという言葉は中央アジアにはなく、ヨーロッパのおける創造だと考えられる。
p76

想像上のアガルタという地底王国がシャンバラと結び付けられたことは、第一章でも記したとおりだ。アガルタが実在するらしい可能性は見当たらず、あくまでヨーロッパにおけるイマジネーションの産物としか考えられない。ポタラ宮の地下がシャンバラに繋がっている、というのも、その延長線上の発想だろう。  p188

 それはそれでひとつの結論だ。そして、この本の中には、またこのような記述もある。

カルフォルニア大学でアジア学を研究するバーンバウム博士は、ダライ・ラマ14世に会見し、シャンバラに関する質問を行なった。博士は、シャンバラは霊性の象徴、実在しない精神的な世界ではないかと解釈していた。
 が、ダライ・ラマはいった。
「シャンバラは実在します。この地上に本当にある世界なのです」
p90


その言葉はいたるところで聞くことができる。マニ車を回すときにも、人々が口々に唱えるからだ。寺院には必ずマニ車があり、これを右回りに回すと、やはりお経を唱えたのとおなじ功徳になるという。前世や現世の罪業が消え、カルマが解消されて、よい来世を得られるのだ。 p150




オム マニ ペメ フム






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Last updated  2009.03.31 12:47:22
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