
「チベット・インド学集成」
羽田野伯猷 法蔵館 全集・双書
(第1巻)
チベット篇1 363p 1986/11
(第2巻)
チベット篇2 379p 1987/12
(第3巻)
インド篇1 280p 1987/05
(第4巻)
インド篇2 231p 1988/02
Vol.2 No.291~4
★★★★☆
うへへへ、名前さえ読めない。おそらく、ハタノ・ハクユウ博士とお読みするのだろうと推測。
「さらに深くチベットの歴史を知るための読書案内」
パーチェィスも次第次第に押し迫りつつある。その中にあっても、どうしても後回しになってしまうのは「 *
」印のついた「より専門性の強い」全集などだ。「松長有慶著作集(全五巻)」、
「西蔵仏教宗義研究(全八巻)」など
とともに「羽田野伯伯猷 チベット・インド学集成(全四巻)」は、予想通りしっかり残ってしまった。それでも、まぁ、こうして手元で目を通せるのだから、ありがたい。
著者は、大戦中には満州で従軍し、 多田等観
の愛弟子として研究にあたり、戦争を挟んで「東北帝国大学蔵版 西蔵大蔵経総目録」や、「西蔵撰述仏典目録」の編集出版に関わった。イメージとしては、「読書案内」や「ガイドブック」の、よりアカデミックなものなのであろう。若くしてそのような立場にあったがゆえに、大局的に仏典を俯瞰する立場にあったのだろうし、研究者としてのその精緻な業績が多方面から評価されて、21世紀の現在においても専門学者たちの研究の基礎となっているようだ。
4巻それぞれの巻末の「解説」を見ると、宮坂宥勝、磯田煕文、松長有慶といった、かのリスト常連さんたちが顔を並べている。チベット・インド「学」集成、というタイトルどおり、その雰囲気は十分だ。だが、この本は数日で速読するというたぐいの本ではない。自らの「知りたい」ターゲットが定まったら、その部分をしっかりと探索するために、その時になってこそ、何度でもめくられるべき本と言えるだろう。
この手の本を手にした時のイメージは、実際に読んでみると、決して難しくはない、ということだ。しかも次第に予備知識が増えると、同じことでも表現が違っていたりするだけで、わりと簡潔に予断がはいりこまないように、断定的にしっかりと書かれていることがわかる。だから、ゆっくり時間を掛ければ、これらの本の読み方が分かり、読み下すことは決して無理ではないということだ。
しかし、現在のところは門外漢の悲しさで、詳しいのはいいけれど、読んでいて、自分がどこにいるのかわからなくなること。まぁ、いいでしょう。のんびり行こう。本の在りかはわかった。あとは、必要な時が到来したら、また再チャレンジすることにしよう。
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