2001年09月30日
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天声人語に、テロ事件のとき、飛行機やビルにいた人たちの電話やメールを紹介してあった。
「愛していることを伝えたかっただけだ。また会えるといいが、もしだめだったら、どうか人生を楽しんでくれ。最善の人生を歩んでくれ。」
「娘を頼む。きみが人生でどんな決断をしようと、とにかく幸福でいてほしい。ぼくはきみの決断を何であれ尊重する。」
「脱出できそうにない。きみは本当にいい友だちだった。」

泣きごとも恨みごともない、なんて簡潔な言葉だろう。朝から涙があふれた。

テレ朝で黒柳徹子さんが、アフガニスタンやパキスタンの難民キャンプと子どもたちの様子を報告した番組を見る。目を背けたくなる惨状に祖母と二人でだまって見入る。
満州から引き上げてきた祖母は、「引き上げたとき、お母さん(私の母)ぐらいしか子どもはいなかったよ。」とぽつり。私の母も、栄養失調で下痢がとまらなかったという。死んでしまうから、中国人に預けるようにみんなから言われたという。母は、来年還暦を迎える。私を含めて5人の子どもを育てた。アフガニスタンの子どもたちに、私の母の姿を重ねてみているうちに、また涙がこみあげてきた。





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最終更新日  2001年09月30日 21時01分53秒
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