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2008年01月12日
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カテゴリ: カテゴリ未分類

 こんにちは。

 今日はいよいよ、「輝く!私が、去年読んで面白かった小説大賞」のネタです。

 去年も年初に同じネタをやったのですが、ずっと引っ張り続け、結局発表が一月の下旬にずれ込んでしまったのでした。

 発表したときは、今更、という空気が流れていたような気が…。

 今年は、そんな愚を犯してはなりませぬ。

 人は経験によって成長しないといけませんからね。

 …ということで、今日はベスト5から一気に大賞受賞作までの発表をいたしまする。

 ちなみにオイラが今年の上半期に読んだ候補作をもう一度あげますと、以下のとおりです。

1月

 学生街の殺人 東野圭吾
 司馬遼太郎が考えたこと 1 司馬遼太郎
 逃げ水 (上) 子母沢寛
 逃げ水 (下) 子母沢寛 
 城の作り方辞典 三浦正年

2月

 壁・旅芝居殺人事件 皆川博子
 司馬遼太郎が考えたこと 2 司馬遼太郎
 沈黙の教室 折原一

3月

 秘剣・雪割り 佐伯泰英
 ホック氏の異郷の冒険 加納一朗
 覇王の家 (上) 司馬遼太郎
 覇王の家 (下) 司馬遼太郎

4月

 陰魔羅鬼の瑕 (上) 京極夏彦
 陰魔羅鬼の瑕 (中) 京極夏彦
 陰魔羅鬼の瑕 (下) 京極夏彦
 花まんま 朱川湊人
 新史太閤記 (上) 司馬遼太郎

5月

 新史太閤記 (下) 司馬遼太郎
 灰色のピーターパン 石田衣良
 司馬遼太郎が考えたこと 3 司馬遼太郎
 顔 松本清張

6月

 電車男 中野独人
 県庁の星 桂望美
 新宿鮫 灰夜 大沢在昌
 TUGUMI 吉本ばなな
 今夜宇宙の片隅で 三谷幸喜
 司馬遼太郎が考えたこと 4 司馬遼太郎
 司馬遼太郎と城を歩く
 上高地の切り裂きジャック 島田荘司



 この中から、今年の上半期読んだ中で一番面白かった一冊を選ぶのですか。



 しかし、清水の舞台から飛び降りる気持ちになって、ビジベンが完全自己チューで選ぶ「私が、去年読んで面白かった小説大賞2007 上半期」は以下のように決定しましたぁぁぁぁぁぁぁ~。

 毎年、ブックレビューを長々と書いているのですが、年間ベスト5もあるし、今回はさらっと書きたいと思います。


ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ…  ( ← ドラムの音?)


 ちなみに第五位は二作入りました。

第五位
 アキハバラ@DEEP 石田衣良


 石田衣良の作品は、池袋ウエストゲートパークシリーズを始めとして、読みやすくて好きなのですが、この作品も期待にたがわぬ面白さでした。ヲタクたちがオリジナル商品を開発してベンチャー企業を立ち上げ、それを乗っ取ろうとするどこかで見たような巨大企業の創業者とバトルを繰り広げるありがちなお話。
 でも、ヲタクの人物描写のディティールを見事に書き分ける筆力は相変わらず魅力がありますね。


扉は閉ざされたまま 石持浅海

 「このミステリーがすごい」の2位に入ったということで読んだ作品。ランキングに注目していると、こんな興味深い作品と出会えるのですね。いわゆる「刑事コロンボ」みたいな犯人がわかっている倒叙推理小説。犯人が頭を絞って作り上げた完全犯罪を一見普通の若い女性が論理的に追い詰めてゆく頭脳戦が楽しめます。
 この本を契機に、この作者の作品を続けて2冊読みましたが、この作品が一番傑作みたい。


第四位

 上高地の切り裂きジャック 島田荘司



 この本は中篇集なので表題作のほか、中編2作があるのですが、とくに「山手の幽霊」はあまりにも奇抜なトリックとシチュエーションに驚きます。でもなぜか、納得させられてしまうところはさすが。


第三位

 花まんま 朱川湊人


 この本も、直木賞受賞作品ということで読んだ作品。短編集なのですが、昭和の時代の子供の目を通して、不思議な出来事が淡々と語られていくのはどの作品も共通していますね。高橋克彦や誰だか忘れましたが、子供時代の事件をノスタルジックに描写した直木賞受賞作がほかにもありましたね。ホラーをベースにした高橋克彦の作品のほうがインパクトはありましたが、やはり「昭和」「子供」「ノスタルジー」というアイテムは直木賞の選考委員には受けがいいのか、と…。
 でも、一作ならともかく、これだけレベルの高い作品を揃えられるのはかなりの技量だとお見受けしました。



第二位

 新史太閤記 司馬遼太郎


 司馬遼太郎のファンなのに、今までこんなメジャーな作品を読んでいなかったのは、今更「太閤記」なんて、と思っていたからかもしれませぬ。オイラが太閤記を最初に読んだのは、確か小学校4年生。柴田錬三郎が子供向きに書いた「豊臣秀吉」でした。これまで、どんだけ~豊臣秀吉について書かれた小説を読んだかわからないぐらい。でも、さすがは司馬遼太郎ですね。これだけアカデミックで論理的に秀吉をとらえた小説はありませぬ。
 まず尾張人と三河人の気質の違い。どうして尾張人が商人的な性格を持ちえたかという点をじっくりと説明してくれます。そこから秀吉は、いかに商人的な感覚で天下取りをして行ったかという過程が論理的に展開されるのですね。説得力あるし、なるへそ~と目からウロコをボトボト落としながら読みましたね。

 ごもっとも、と言いつつも複雑な心境になる今日この頃でした。


 そして、並み居る強豪を抑えて、グランプリに輝いたのは…

ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ…  ( ← ドラムの音?)















世界一やさしい脳卒中にならないための本 ビジベン





 あれっ? おかしいぞ。どっかで見たような画像がいきなり出てしまい…。

 パソコンが壊れたのかしらん。


 ずっこけて、パソコンの角に頭をぶつけた方もいらっしゃるかもしませんね。

 申し訳ございません。

 個人的な趣味で、一度やってみたかっただけです。

 新年早々、悪い冗談につきあわせてしまいました。

 それでは、今度こそ。

 一流作家の書いた有名な作品にオイラが優劣をつけるなんて、そんなことして果たしていいのだろうかと思いつつ、どーせオイラは素人だし、法律に違反するわけでもないから、そんなの関係ねぇ、そんなの関係ねぇ、はーい、おっぱっぴーという不遜な気持ちと清水の舞台から飛び降りた気分になって、ビジベンが選ぶ「私が、去年読んで面白かった小説大賞2007年 上半期」は…


ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ…  ( ← 再びドラムの音?)



「電車男」 中野独人さんに決定いたしましたぁぁぁぁぁぁぁぁ~



電車男



 えええ~? 電車男が1位?

 また、大穴狙いっすか?と言われそう。

 確かに仰るとおりですが、でも個人的に去年の上半期に読んだ本の中では一番面白かったです。

 図書館でベストセラーになった本ということで、特別なコーナーができていたんですよ。一応、売れた本には目を通すことにしているので、多少抵抗はあったのですが借りて読んでみることにしました。

 そしたら読み始めて、5分ではまってしまいましたね。

 ご存知のように、2ちゃんねるの書き込みからの引用という形態。一般的に小説は作者の頭の中から生まれるフィクションの世界なのですが、どうしても作者の意図がところどころ垣間見えてしまう。

 もちろん編集の段階で手が入っているのでしょうけど、いろんな人が勝手に書き込んでいながら、見事にひとつのラブストーリーとなっているところに驚きました。

 しかも、実際の小説より臨場感たっぷり。作者の意図みたいな部分がないからでしょうか。

 キターとか、戦場の場面と勘違いしているような独特の書き込みも、新鮮で面白い。世の中、殺伐としているシーンが多いけれど、人の幸せを心の底から喜んで祝福できる人がこんなに多いのか、ということがわかっただけでもジーンときてしまいますた。

 「2ch文学の誕生」なんて誰か書いていたのを思い出しますが、まったく新しい表現形態が生まれたことが画期的なのかも。





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最終更新日  2008年01月12日 14時44分59秒
コメント(13) | コメントを書く


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Re:決定!私が、去年読んで面白かった小説大賞 2007年上半期(01/12)  
tora1947  さん
こんにちは~!

「電車男」が1位だったとは!

確かに、他人の幸せを喜んでくれる場面を見かける
ことは少ないですね。

「鬼嫁日記」とは、対照的かもしれません。 (2008年01月12日 16時16分25秒)

Re:決定!私が、去年読んで面白かった小説大賞 2007年上半期(01/12)  
リズ8  さん
アハハハ(^^)いきなりごめんなさい♪
ドラムの音にものすご~~く興奮いたしまして(笑)ビジベンさんの本が!!ナイス!!
そうきましたか~と大笑いしてしまいました。
1位~5位までさすが面白そうな本ばかりですね。
私はビジベンさんの本が1番だと思いますよ~~!
(2008年01月12日 17時35分44秒)

Re:決定!私が、去年読んで面白かった小説大賞 2007年上半期(01/12)  
玲小姐  さん
アキハバラ@DEEP、映画をケーブルテレビでやってたので見ました。馬鹿にしてたのだけれど、予想以上におもしろかった!身の回りにアキバ系が多いので、親近感があります(笑)。 (2008年01月12日 19時27分50秒)

ええ~!  
それが一位ですかっ!!
実は私はまとめサイトで一足お先に読みました。
書籍化、ドラマ化した時はびっくりしました。
ちなみに…類似のスレッドたくさんあるので気が向いたらどうぞ~。色々傑作があったりします。 (2008年01月12日 20時33分34秒)

Re:決定!私が、去年読んで面白かった小説大賞 2007年上半期(01/12)  
GARASHI  さん
すごい!
一年でこれ程の本を読んでいらっしゃるのですね!
今日はレポート作成で図書館に行きましたが、
少し落ち着いたら、いろいろと本を読みたいと思います。
眠くならない程度に(笑)
(2008年01月12日 21時00分18秒)

Re:決定!私が、去年読んで面白かった小説大賞 2007年上半期(01/12)  
最近本を真面目に読んでいませんねぇ…
最近読んだのは国家の品格と博士が愛した数式くらいかなぁ…
椎名誠が大好きなんですが、彼の魅力は彼の若いころのハチャメチャな冒険記なので最近のはほとんど読んでいないです。 (2008年01月12日 21時19分47秒)

Re:決定!私が、去年読んで面白かった小説大賞 2007年上半期(01/12)  
沢村政人  さん
今年は、小説を読むことにもチャレンジしていこうと思います。

素晴らしい情報をありがとうございます。
(2008年01月12日 23時37分09秒)

Re:決定!私が、去年読んで面白かった小説大賞 2007年上半期(01/12)  
瑚兎利  さん
「電車男」って、小説じゃないんですよね、そういえば・・・
図書館にあったから借りてみようかな。
今頃、ちょっと気恥ずかしいですが・・・
ビジベンさんの本は番外編? (2008年01月13日 11時54分59秒)

Re:決定!私が、去年読んで面白かった小説大賞 2007年上半期(01/12)  
sora♪5371  さん
あっ!失敬!お約束通りPCの角で頭強打してしまいましたぁ~!ぶあっははは!
そう来ましたか!では楽天ピカイチ!ということで♪
それにしても月3~5冊は読書してるんですねぇ~
この活字離れの時代の申し子とは思えませぬぅ~
私も本は大好きです!いろいろな世界に行けるしね
ビジベン様の読んだ本の中ではアキハバラが面白そう!
ヲタクは世界を制するそうですからね☆

(2008年01月13日 13時50分54秒)

電車男が1位ですか?  
私は、まだ読んでないので知りませんでしたが、
吉本芸人の田村裕著作のホームレス中学生がすごく売れていて面白いらしくて、読んでみました。泣ける部分もあったりしてあっという間に読んでしまいました。
ビジベンさんの本も読んでいますが、じっくりと読んでいます。内容が矢張りビジベンさんらしくて充実していて、読み流せません。大事に読みたいと思っています。
お好きな司馬遼太郎が1位じゃなくて電車男が1位だから、相当おもしろいのでしょうね? (2008年01月13日 17時18分13秒)

Re:決定!私が、去年読んで面白かった小説大賞 2007年上半期(01/12)  
yumemi227  さん
私はテレビと映画になったものを
見ただけですけど
なかなかおもしろい作品でしたよね。
私自身はあまり読まなくなってしまいましたが、
長女には本を読むことを勧めています。
最近ようやくそれが国語力につながることが
本人もわかったみたいです。 (2008年01月13日 21時08分53秒)

Re:決定!私が、去年読んで面白かった小説大賞 2007年上半期(01/12)  
megu~  さん
電車男は、面白かったですね(^^)
今、彼らはどうなったのかね~ (2008年01月14日 17時25分13秒)

Re:決定!私が、去年読んで面白かった小説大賞 2007年上半期(01/12)  
nobu-hon  さん
意外や意外!!「電車男」でしたか。。。
おいらも読みましたよ。
話題作には目を・・・ということですが、「ホームレス中学生」読まれましたか?
おいらは図書館の予約がまだまだ先で・・・いつ読めることやら(苦笑)
(2008年01月29日 23時51分45秒)

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