第二話 【おかっぱ少女】


マジ?(-Д- ;) 

第二話【おかっぱ少女】



小学校6年生の自然の家にて、恒例の「肝試し大会」に親友T子と参加。
(彼女の一族は超霊感体質なので、いつも一緒に行動してると必然的に彼女の
 パワーに影響を受けて、いつも以上に妙な存在を見たり感じたりしてました)  

小さなお稲荷さんの境内で先生からたっぷり怖い話を聞かされた後、
2人一組で3分毎に出発。宿まで歩いて500mくらいで、その途中の
林道やヤブに隠れた先生達が子どもを驚かす、という単純なものでしたが…

私達の前に出発した男子2人組がびびって進めないのをさっさと抜き、
私達はずんずん進みました。

暗い林道から車道に出かけたところの川沿いに古くて大きな石灯籠がありました。

その陰に女の子がぽつんと立っていたのです。

ぬけるような白い顔 (目・口などが見えなかった)、ぱつっと切ったおかっぱ、
少し猫背気味で、でも何より印象に残っているのは、「え、夏なのに?」と思った
赤い長袖のセーターと膝から下が見えないジーンズのような青いボトムスの鮮やかさ。

それが何もしないでただじっと立っているのです。

私達はてっきり先生の誰かが変装してるもんだと思い、声もかけずに通り過ぎ
ましたが、宿に戻り先発組のみんなと先生の数合わせをしてみると、どうしても
1人余ってしまう!言われてみれば、

おばけ役なのに驚かすそぶりが全然なかった… とか、
上半身だけがくる~っと向きを変えて私達を見送ってたなー… とか、
あの灯篭の陰って真下が崖だったじゃん… とか、
電灯ないのになんであの女の子の顔浮き上がって見えたんだろ… とか、

つっこみどころ満載でしたっ(=д=;
あとで聞いたらやっぱり私達が抜いた男の子達は誰も見なかったそうです。

一体あれは何だったんだろう?


※文中の「私」(語り手)は、bittersweetだったりババだったりT子だったりします。
 私や周囲の不思議体験をごっちゃに紹介しているので。ご了承ください。



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