電動アシストサイクル足若○ってどーよ?

テレビを見て思わずツッコミを入れてしまいたくなった。

電動アシストサイクル「足若○」

自転車のペダル部分をぶった切ったようなこの器械、
寝転がって足をペダルにはめ、スイッチオン。
そうすると電動モーターにより勝手に足が回り出し、
何もしなくても、ラクラクに運動できて
カロリーが消費できちゃうらしい。
まさに究極のダイエットマシン!!
とうたっておったよ。。。

某大学との共同研究データによれば、

同時間のウォーキング以上にカロリーが消費されるとの事。

ほんまかいな。。。

結論から言わせていただければ、


どー考えてもおかしい話だ。


まず、エネルギーというのは筋収縮を起こす際に使われるのであって、
勝手に筋肉が伸び縮みする場合にはエネルギー代謝は関係が無い。

自らの意思で「動かそうとする」ことにより、
筋肉は収縮を始めようとし、身体はエネルギーを供給するのである。


「筋肉が動いたから、エネルギーが使われる」ということではない。
そもそもの順序が逆なのだ。


実は競輪選手、自転車選手のトレーニングにも
似たような器具が用いられることがある。
これは電動ローラーと呼ばれ、強制的に足を回転させられるものである。
脚の筋肉に自転車の回転運動を覚えこませる為に良く用いられる。

「な~んだ、同じだ」と考えがちだが、そうでは無い。
これらは足をペダルに固定されたうえで、強制的にハイスピードで回される。
足の回転がついていかないと吹っ飛ばされてしまう
回転に遅れないよう、必死でペダルを回さなくてはいけない。
負荷はかからないが、筋肉は猛烈な強さで収縮させなくてはならないのだ。

かなり地獄絵図

んじゃ、 足若○。 こいつは足を止めたら吹っ飛ばされるのか?
もし、そうなったとしたら、


使用者の75%は下半身を失うでしょう。


そんな危険なもの、健康器具として売るわけが無い。
ということは選手用トレーニング機器の電動ローラーとは全くの別モノ。

ここで注目なのは商品名だ。
「電動アシストサイクル」

ほほう、説明にも良く耳を傾けてみると。。。
「踏む力に合わせて電動モーターがアシスト!!」 と言っておる。

ということは強く踏むと電動アシストが弱く、
弱く踏むとアシストは強く働くってことだよね?
(逆なら危ないもんな)

つーことは。。。

結局脚を自分で回さなきゃいけないってことね。

それに合わせモーターが回るってだけのことなのね


それって、それって、それって、


普通の室内用自転車と変わらんじゃん


そう考えれば冒頭のデータ、カロリー消費も合点がいく。
あのデータには、どの程度の強さで踏んでいるか、
負荷関係についてのものの記述が一切無かった。
ということは、アシスト機能を最弱になるよう、
ほとんど自分のパワーでもって強く踏んでやれば、

カロリーは消費するよね。とーぜん。

だって自分の脚力で回してるんだもん。
これは僕の推測によるものだけど、ほぼ間違い無いと思う。

お年寄りの廃用性萎縮(筋肉を動かさないことにより、衰えてしまう事)
を防ぐためには、とっても良い道具だとは思います。
でも、ダイエット機器としてはどうだろう?

意味無いとは言わないが、

よっぽど普通の自転車型エルゴメーターの方がマシ。

良くこんなもん考えるよ。
みんなも引っかからないで、楽しく運動進めましょ。







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