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2007年09月21日
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いよいよ明後日はリトルの運動会です。

リトルはリレーのアンカーに選ばれました。

普通は喜びますよね。

でも僕は、どうして?と思ったのです。

だって、アンカーって速い子ばかりがそろうじゃないですか。

案の定プログラムを見ると、元プロ野球選手の子どもとかいるんですよ。

自分が陸上選手だったからわかるんですけど、違うんですよ、足の回転が。

速い子は、天性の能力を持っているのです。

その上に努力がある、みたいな。



リトルの天性はそこではないことが。

空手をやったり、キャンプで運動したりして、いろいろ鍛えているからそれなりにできるけど、天性はそこではないのです(きっと)

でも、「アンカーに選ばれたからには頑張ろう!」と声をかけてきました。

だけど親は思い描いてしまうものです、悪い結果を。

アンカーまで一位で来たのが、抜かれて二位以下になってしまうことを。

よくよく考えました。

「これはリトルにとって、はじめて味わう挫折かもしれない。」と。

「人間は挫折が栄養、挫折がない人は、挫折した人の気持ちはわからない。」

僕の人生も挫折だらけ。

覚悟しました。



ところが、本番までの何回かの練習で一位ではないにしても抜かれたことはない様子。



本番前の最後の練習で、やっちゃったみたいです。

本人からはいわなかったのですが、夕食の時に、「今日も、運動会の練習した?」と聞くと

リ「うん、リレーは二位だった。」

僕「そうかー、がんばったなぁ。」

これで会話が終わりそうでした。





僕「そうかー、二位か。他のチームの子も頑張ったんだねぇ。」

リ「うん。」

僕「リトルが一位でバトンをもらったのに、抜かれちゃったの?」

リ「うん。」

僕(やっぱり!!抜かれちゃった!!!)
 「そうかー、他のチームの子も頑張ったんだねぇ。」

リ(ちょっと気まずそうに)
 「うん」

僕「それでもリトルは一生懸命走ったの?」

リ「うん。」

僕「それなら良かったー。僕はリトルの一生懸命走ってるところがみたいんだよなー。」
 「明後日の運動会も、リトルの一生懸命なところがみたい。それがみれたら僕は嬉しい。」



たぶんリトルなりにショックだったでしょう。自分まで一位で来たものが、自分のせいで二位になっちゃったら。

だからリトルなりに気をつかって、僕に言わなかったのでしょう。

だから僕は彼の肩の荷をおろしたかったのです。

勝ち負けじゃないよ、「全力を尽くしたかどうか」だよって。

残念ながら、今の社会は「勝ち負け」の世界。

僕もそれが現実だと思っている。

だけど全力を尽くしていると、悔いはない。

ハンカチ王子に負けたマー君のように。



運動会当日は、どんな結果になっても彼を抱きしめてあげるつもりです。

『精一派頑張ったね。』って気持ちで。

彼が生まれてきたとき、はじめて抱っこしたときのような気持ちで。  





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最終更新日  2007年09月22日 05時43分25秒


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