壮絶な病魔との闘い。

壮絶な病魔との闘い。

2ヶ月の経過観察

カテーテルアブレーションで迷走神経が損傷した可能性が高く、2ヶ月位で
自然回復するケースもあるので、投薬と栄養コントロールをしながら、経過
観察することになった。
食事は相変わらず流動食で、食べては鼻管から抜くという繰り返しだ。
栄養は、鎖骨下の中心静脈から心臓までカテーテルを挿入し、ハイカロリー
輸液を継続的に投与された。
その間、一向に病態は改善されない。
胃カメラ・透視検査・大腸内視鏡検査・CT・MRI等、大学病院でできる限
りの検査は全て行なった。潰瘍や癌は無く、本当に稀な機能障害であることが
確認された。臓器に病巣が無く機能障害を治療するのは困難らしい。
癌やポリープ等、病巣がはっきりしていれば治療方針も直ぐ判断が付く。
どうやら長丁場になりそうだ。


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