1976年のファースト作、翌77年のセカンド作に続いて、78年にリリースされた、サウスサイド・ジョニー&ジ・アズベリー・ジュークス(Southside Johnny & The Asbury Jukes)の第3作がこの『ハーツ・オブ・ストーン(Hearts Of Stone)』というアルバムである。前2作と同様にスティーヴ・ヴァン・ザントがプロデュースを担当し、楽曲は盟友ブルース・スプリングスティーンの提供が2曲、ヴァン・ザントのペンによるものが6曲、これら2人にサウスサイド・ジョニー自身を加えた3人の共作が1曲となっている。メンバーには若干の変動があり、例えばドラマーにはE・ストリート・バンドのマックス・ワインバーグが参加している。