音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

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2017年12月09日
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テーマ: 洋楽(3408)
有名曲オンパレードの没後ライヴ盤


 周知のように、ジョン・レノン(John Lennon)は1980年12月8日(日本時間では9日に相当)、凶弾に倒れ、40歳で帰らぬ人となった。ビートルズ解散後、ジョンは10年ほどの間にいくつものアルバムを残したが、ライヴを行うことは多くなかった。実際、ソロとなった後、亡くなるまでに発表されたライヴ作はというと、初期の『平和の祈りをこめて~ライヴ・ピース・イン・トロント1969』だけであった。

 死後5年と少しが経過した1986年初頭、2枚目となるライヴ盤が発表された。それが本作『ライヴ・イン・ニューヨーク・シティ(Live in New York City)』である。収められているのは、1972年8月30日、ニューヨークはマジソン・スクエア・ガーデンでのライヴの演奏。オノ・ヨーコがプロデュースを務めており、ヨーコ自身の歌唱部分などはカットされて編集されている。

 上述のようにソロ時代の貴重なライヴ音源であり、曲目(下記参照)から一目瞭然のように、ジョンの代表曲、有名曲のオンパレードといったナンバーが並ぶ。ビートルズ時代の7.「カム・トゥゲザー」もあれば、8.「イマジン」をはじめとする代表曲の数々、E・プレスリーで有名な10.「ハウンド・ドッグ」も収録されている。ライヴそのままの音源を出すのではなく、作品として提示しようという意図は、末尾の11.「平和を我等に(ギヴ・ピース・ア・チャンス)」に如実に表れていて、コーラス部分が1分ほどだけ編集されて収められている。

 このライヴの映像(かつて1990年代にはビデオとしても発売された)は、今ではユーチューブなどでも見られるので、全編を見ることもできるだろうが、それとは別に本作は編集を経たライヴ盤として出来上がっていると思う。それともう一つ、あらためて聴くたびにジョンの声が若かったという印象を抱く。ライヴ当時、ジョンは31歳だったので当たり前と言われればそれまでなのだけれど。



[収録曲]

1. New York City
2. It's So Hard
3. Woman Is The Nigger Of The World(女は世界の奴隷か!)

5. Instant Karma (We All Shine On)
6. Mother(母)
7. Come Together
8. Imagine
9. Cold Turkey(冷たい七面鳥)
10. Hound Dog
11. Give Peace A Chance(平和を我等に)

1986年リリース。




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Last updated  2017年12月09日 20時17分28秒
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