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2021.03.09
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【第17話:量下尺寸】錦心似玉 =恋心は玉の如き=

ネタバレ雑感

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
主な場面
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
お風呂危機脱出
照影八つ当たられ

周媽媽降格
布を使ったのは丹陽・文・蓮房


臨波冬青を押し倒す
冬青臨波に噛み付く
ラブラインスタート!

半月パンで人違い
採寸事件
茉莉花茶
災民を繍坊へ案

軍の糧米を洗え!

文姨娘ふられる
大嫂にお小遣いカットされる

お小遣い+嫁荷も増えた

鏡よ鏡...
味が違う
侯爺、事件です!
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

前回の続き



侯爺「なら邪魔しない」と帰ろうとする
いそいそと送ろうとする十一娘
侯爺「私が行ってしまうのはそんなに喜ぶことか?」
十一娘「お仕事お忙しいからお引き留めしたら行けないと思って☺」
侯爺憮然として「そうだ仕事が忙しい」

侍女ズは夫婦仲良くするように言うが十一娘はわかってる心配しないでと

半月パン
侯爺が戻ってくると照影が机を片付けている
「侯爺?!」
侯爺「その公文書を今夜中に片付けると言ったじゃないか誰がしまえと」
照影「侯爺が西跨院に行かれたので戻らないと」
侯爺「仕事が終わってないのにどうして西跨院に行くんだ」
照影ちょっと考えて「もしかして夫人が...」
侯爺遮って「聞くな!」


((この応接セット最終盤まで未使用で飾ってあるだけなの本当に贅沢だと思う...))

文姨娘の居所
鼻歌でご機嫌
秋好「侯爺は西跨院に泊まらず半月パンにお戻りに」
文姨娘「夫人は家事を司っても寵愛は得られないのね 今回こんなに簡単に喬姨娘を失脚させた 今後は夫人と仲良くすれば文家もすぐに立て直せそう」
秋好「20両の給金であんなに喜んでた 取り入るのは簡単」
文姨娘「やはり庶女は庶女 家事を司っても出自は変わらない」
ご機嫌な主従

翌日
西跨院前に集合している媽媽たち
不安そうにザワザワ
周媽媽「心配することない 夫人はまだ右も左も分からない 私たちを懐柔するはず 昨日侯爺は夫人のところに少ししかいなかった 侯爺に気にいられてない夫人は下手なことは出来ないはず」

十一娘による家職たちの勤務査定


「李媽媽 家の使用人と侍女を管理してる 彼らの配置と給金もはっきりしてる 報奨銀子2両」
李「ありがとうございます」

十一娘「王媽媽 料理人の仕入れを管理してる 帳簿の台所の支出 朝鮮人参 燕の巣 高級食材に関して仕入れ価格がほかの店より3割高い 理由は?」
王媽媽「ほかの店より遥かに質が高い」
十一娘「ならお前が仕入れたものと店のものの質を比べるとしよう」
王媽媽「そ、それは...」

十一娘「周媽媽 家族全員の服装を管理している 職人や縫製用品 全てお前が決める お前が貰った割戻しを皆の前で言おうか?」
周媽媽「証拠もないのにデタラメを言わないで 罪を着せないでください」
十一娘「デタラメ?家事を司ったことは無いが子供の頃は貧しかった 針、糸、布、全てを計算して暮らしていた 私のことを帳簿も読めない世間知らずのお嬢様だと思ったら大間違いだお前たちは主人を騙し私服を肥やした 古株だから過去のことは追及しないが今日から2人の仕事はほかの人に任せる」
周媽媽「そんなことしていいんですか?!私たちがいなければ混乱しますよ?!」
十一娘「お前たちの仕事を引き継ぐ人を用意した 混乱するかどうかお前たちは心配しなくていい」
周媽媽「お手柔らかにお願いしますよ」
十一娘「十分手加減しているこれでも不満なら太夫人に言おうか?」

解散

侍女ズと十一娘
琥珀「こちらが倉庫が記録した布の用途です」
十一娘「ふう...調査のためでなければ家事なんか引き受けなかったわ」
冬青「これで本当に手がかりを探せますか?」
十一娘「別院に布があるなら端午節の前にこれを使った人を調べれば手がかりはきっと出てくる」
ふーん
十一娘「おかしい...絹物を大量に購入した記録がある 大姐がいた頃から喬姨娘が家事を司るようになって仕入先が張氏絹織物店に変わった かなりの金額だ 文家にとっては痛手かも」
琥珀「文姨娘の性格だとタダではすみませんね」
冬青「喬姨娘に復讐するのでは?!」
十一娘「既に始めたかも...それより...見つけた!去年の端午節にあの布を丹陽、文姨娘、喬姨娘 彼女たちが使った」
冬青「なら犯人は彼女たちに関わりがあるはず 誰でしょう?」
十一娘「でも女性が好きそうな華麗な布ではなく襦袢や香袋に合う布よ」
琥珀「端午節に女性は意中の人に香袋を贈ります」
冬青「意中の人...なら侯爺と五爺です!」
琥珀「そうです 侯爺と五爺から調べられます」
十一娘「彼女たちが送ったものを見れば必ず手がかりがあり真犯人を見つけられる」


半月パン
お仕事してる侯爺
照影「今夜はこちらでお風呂ですか?」
侯爺「うん」

このセリフで十一娘につれなく追い出されたことを思い出して侯爺ご機嫌ナナメに



照影が戻って来るとそそっかしいとか墨が薄いとか八つ当たり...


照影ショボーン「照影お役に立たないなら気が利く侍女と変わります...」
侯爺気まずそうに「...疲れたんだろもう休め」

((この気安い主従関係好きだなあ...照影八つ当たりって分かってすぐ引くとこなんてほんと賢い!絶対出世するよね))

照影が半月パンを出ると臨波と出くわす「傅大人なぜいらしたんです?侯爺今ご機嫌悪いのでやってられません 大事なことでなければ今はやめた方がいいです」
臨波「特に用はないが...侯爺はどうして機嫌が悪いんだ?」
照影「一昨日西跨院から戻られてからです」
臨波「西跨院?夫人に関わりがあるな」






照影しれっと「わたくしは侯爺と夫人の噂話など致しませーん」ツーン
臨波「途中まで言ってやめるな!」

腹パン



痛そうにする照影

((この2人も好きだなあ...))

回廊
ごはんを運ぶ侍女ズ
琥珀が厨房に戻って冬青ひとり薄暗い中で待機
臨波が通りかかる


琥珀だと思って物陰から飛び出て脅かす冬青



臨波が曲者だと思って組み伏せる




押し倒す形に~顔近い!

🎶恋のメロディ🎶

腕に噛み付いて抜け出す冬青
冬青「傅大人?!なぜ?」
臨波「お前こそ夜中に何をこそこそしてるんだ」
冬青「こそこそなんてしてません!」
臨波「自分が悪い癖に噛み付くなんてお前は犬か!」
冬青「そっちこそ犬でしょ襲って来て!」
臨波「自分が悪いのに謝らないのか?!」
冬青「文句があるなら夫人に言ってください!フンッ」
臨波「...いい お前のような小娘と争う気は無い だがこのことは誰にも言うな」
冬青「小娘に驚かされたことが噂になると名が廃れると恐れていらっしゃる?」
臨波「いつお前に驚かされたと?」
冬青「じゃなんで叫んだの?」
臨波「そそそれは...気合を入れるためだ 気を丹田に込める お前にはわからんだろ」

琥珀が戻って来る

臨波「もう行く いいか誰にも言うなよ」

琥珀「誰と喋ってたの?」
冬青「誰もいないよ? 子犬、そう通りすがりの子犬」
琥珀「犬?!また犬がいるの?!」
冬青「あー違う違う暗くてよくわかんなかった猫かも臆病な猫」
琥珀「そ?じゃ帰ろ夫人お腹すいてるでしょ」

((このとき琥珀に話してればなあ...隠してたことが後になって響いて来るんだよね 同僚には隠し事しない方がいいですね...大したことじゃないと思うなら特に))

翌日
半月パン
朝からお仕事に精を出す侯爺

誰かが近づく音にワクトキして立ち上がって迎えに出る侯爺
((ふーれんかなー?と期待しているとお?!))

蓮房でガッカリ
「何しに来た」塩対応
蓮房「点心と汁物を作ったので召し上がって頂きたくて」
侯爺「そこ置いといて」塩対応

ソッコー仕事に戻る侯爺
まとわりつく蓮房
「侯爺何をなさってるんです?」
侯爺「災民を慰撫する文書を書いてる」
蓮房「京に災民が集まり騒ぎを起こしてる 早く村に移した方がいいです」
侯爺「洪水の被害が酷く村には一気に収容できない 死傷者が出る」
蓮房「人災天災は避けられない 都で騒ぎを起こし陛下を怒らせるよりいいでしょう」

情け知らずな蓮房の言葉に侯爺ピキーン
気付かず蓮房は得意げにペラペラと...
「農民の生死は侯爺の官職とは比べ物になりません」

侯爺ウンザリして筆を置いてしまう

蓮房「侯爺冷めないうちに召し上がれ」
侯爺「母上の足の持病が悪化して見舞うところだ」
蓮房嬉しそうに「偶然ですね 私も膝あてを作ったので持っていくところだったのです」

追い払えると思った侯爺がっかり
「...行くぞ」

福寿院


蓮房「太夫人膝あてです」
太夫人「気を遣わせたねえ」
蓮房「蓮房が間違いを犯したとき太夫人は怒らなかった 蓮房は幸せです 太夫人に孝行するのは当たり前です」
太夫人「家事の件で蟠りが残るんじゃないかと心配したがお前は心の広い子だ 侯爺 蓮房に目を向けなさい」

侯爺ハイハイという感じでスルー

蓮房「太夫人にご心配お掛けしました 蓮房は太夫人と侯爺をいつも思っています」

侯爺うんざりした表情を隠さない

((太夫人との温度差がすごくてコントみたい))

太夫人「私のことより徐家の子供を産むことを考えなさい」
蓮房照れるフリ
太夫人「侯爺 仕事ばかりでなく時間を蓮房に使いなさい」
侯爺蓮房を見る 蓮房媚びる目

((キャー気持ち悪ーい))

一方西跨院では
十一娘が何かを待っている
冬青がパタパタと入ってくる
十一娘「どう?」
冬青「侯爺は喬姨娘と太夫人のところに この時間なのできっと一緒に食事をなさるかと」
十一娘「よかった!時間があるわね 行きましょ」

福寿院では
蓮房と太夫人が侯爺そっちのけでイチャイチャしてる
蓮房「この模様お気に入りですよね?3日かかったんですよ」
太夫人「3日も!よく作ったねえ縫い目が綺麗ねえ」

我慢の限界の侯爺「救民の奏上があるのでお先に失礼します」
太夫人「夕飯の時刻だ 蓮房と食事の付き添いを 2人がいると食が進む」

((え?!さっき半月パンで小鳥がピーチクしてたのに...いったい何時間イチャイチャしてたの?!))

侯爺「救済は待てません 食事はまた次の機会に」
行ってしまう
太夫人「堅物め」
蓮房「太夫人...侯爺は私を許さないのでは」
太夫人「そう考えるな 侯爺はああいう性格だ お前から行かないと」

((こうやっておばあちゃんがけしかけるから勘違いするんだよね...侯爺にも好みがあるんだってば...蓮房の何もかもが太夫人のお気に入りらしいけどたぶんその何もかも侯爺からしたら好みじゃないと思う...母親から好みじゃない女押しつけられて子作り迫られるって割と地獄だよね...しかも断ったら不孝者呼ばわりされるし...はあ...))

半月パン
十一娘が来る
照影「侯爺はお留守ですが」
十一娘「大丈夫 侯爺に服を作りたいだけ 1着持ち帰れればいいの」
照影「そうですか ではどうぞ」




ソッコー衣装棚を漁り始める十一娘


表から様子を窺っている照影





侯爺が戻ってビックリ
「太夫人のところで食事なさるのでは?」
侯爺「仕事があるから戻ってきた」
照影「夫人が中に」
侯爺「...恩賜の茉莉花茶を入れろ」
照影「侯爺甘すぎてお嫌いだったのでは?」
侯爺「...そんなこと言ったか?」

侯爺が入っていくと十一娘がバーゲン会場のように衣類をひっくり返して(全部違う...)とやっている

侯爺「何を探してるんだ?」
十一娘ぐちゃぐちゃのまま扉を閉めて
「侯爺に服を作りたくて古い服で採寸をと」
侯爺「それくらい繍娘に任せればいい」
十一娘「余計なことでしたねお邪魔しました」
侯爺咳払い
「古い服だともう寸法が違うはずだ直接測れ」
腕を広げて採寸を待つ構え
十一娘ボソッと「...要らないって...」
侯爺「暇なら暇つぶしにいいだろ」

採寸で接近接触されて嬉しそうな侯爺

十一娘「紙と筆をお借り出来ますか?」


サイズを記入する十一娘
覗き込んで
侯爺「字 綺麗だな 剛と柔を兼ね備えてる」
十一娘嬉しそう

侯爺「終わったか?」
十一娘「まだです」

腕を回して抱き着くようにして胴回りを測っていると見つめあって妙な空気に

十一娘「あ、そういえば侯爺 災民の行き場所決まりましたか?」
侯爺「その件で悩んでいる 男はまだいい 海賊が退治できていないから軍に入れるつもひだ 朝廷の力になるし彼らも家族を養える 軍に入りたくなければ軍の職人から技術を学べる」
十一娘「魚をあげるより魚の取り方を教えてあげる方が良いですものね」
侯爺「軍には女性を入れられない 良い方法が思いつかなくてな」
十一娘「侯爺 女性は繍坊に入れたらどうでしょう?師傅の話では被災により綿麻布の需要が増えて人手が足りてません 師傅と仙綾閣にお願いして各工房と力を合わせて災民の子女を雇い入れたらどうでしょう? 人手も補えて技術も教えられる 将来地元に戻っても食べていける技術があります」
侯爺「確かにいい方法かもしれない 細かいところに検討が必要だがやれるだろう お手柄だな 褒美をやろう」
十一娘「思い付きです 褒美を頂くなど」
侯爺「物事がよくわかっているな 男ならきっと大事を成し得ただろう」
十一娘「女性には成し得ないと?」

侯爺は十一娘をジーッと見つめる

((この目は...手応えがあるなあこの子は...という感じ?))

また抱きついて測っているときに照影がお茶を持って入ってくる

十一娘ハッとして離れる

照影ショボーン「光が眩しくて照影は何も見てません 下がります」
十一娘「いい 今帰るところよ 採寸できたので早速服を作ります」
下がろうとする十一娘
侯爺「あー...」
照影「夫人!恩赦の茉莉花茶です 産地が蘇州で夫人のご実家に近いので侯爺が飲んで頂こうと」
十一娘満面の笑みで「ありがとうございます でも茉莉花茶の味が好きじゃないので私にはもったいないです」
照影「侯爺と好みがご一緒ですね」
侯爺「私は好きだ」
照影「ではこのお茶は...?」
侯爺「お前が飲め」
照影一息で飲みきって「美味しい!」
十一娘クスッと
侯爺「...豚に真珠」
十一娘クスクス

((なんかもう十一娘が侯爺に嫌われても別にいいからって率直に接してそれが侯爺にことごとく刺さってくこの辺りすごく上手いですねー蓮房の自分に媚びるあまり災民を人とも思わない言い草にウンザリしたところに十一娘の思いやりのある有益な提案!女神に見えてそう
しかしすごいよね
せっかくのお茶を嫌いだからいいですって🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣これ侯爺も嫌いだったから好みが一緒でわーい的な展開だけどもし侯爺が好きだったらどうなってたんだろう?侯爺傷つくのか正直な十一娘に同じように好感度高まるのか...?))

都督府
蝉の声がすごい
侯爺は弓の鍛錬中 的中!
臨波「米の件 確たる証拠はありませんが区家が関わっているかと」
侯爺「靖遠侯は巡視で東南へ行った 米の件はおそらく区励行がやったに違いない 目的は徐家への朝廷の信頼を失わせること」
臨波「区家は悪事ばかり 逃してはなりません 次はどう調べましょう」
侯爺「あの大量の米は京中の穀物問屋から集めてもすぐには集められない 考えてみろどこなら食糧を大量に買いだめできるか」
言いながら弓を引く侯爺
臨波「...皇宮?!」
侯爺バランスを崩して矢が的を外す
臨波「早速南新倉庫をあたります!」
侯爺「待て!皇宮にこんな黴米があったら戸部官吏の墓に生えた草はお前より高いぞ」
臨波「ならあとどこに...」

兵「侯爺 将軍 劉経歴が軍務の報告があると」
侯爺「李僉事に任せろ」

軍と聞いてピンと来た臨波

臨波「...軍糧?」
侯爺「彼らが動き出さないと困る あれがあれば...」ニヤリ

臨波「最近機嫌がいいのは夫人のおかげですか?」
侯爺「照影がまた余計な口を」
臨波「夫人のところから戻ってから機嫌が悪かったが夫人が半月パンにいらしてから良くなりました」
侯爺「私の機嫌は他人に関係ない」
臨波「ええ、関係ないですね でも一つだけ 夫人は侯爺を怒らせていましたが夫人が仲直りを言ってきたなら侯爺も流れに乗るべきですよ “家和万事成”ですから」

((“家庭内が平和なら万事上手く行く”くらいですかねー))

侯爺「茉莉花茶を飲まない人はどんなお茶が好きだろうか...」
臨波「なんです?」
侯爺「...なんでもない」

西跨院


文姨娘が銀子と装飾品を持って商売の誘いに来る
十一娘「文姨娘これは?」
文姨娘「義姉からの気持ちです 夫人にご挨拶したくて 夫人のご都合は?」
十一娘「侯爺には知らせた?」
文姨娘「侯爺はお忙しいのでおじゃま出来ません 先に夫人にご挨拶したいのです」
十一娘「よく考えてるね でもせっかく来るなら侯爺にも一緒に会ってもらおう」
文姨娘「羅家も文家も江南の出身です 手を組むべきです 商売での協力もできたらいい」
十一娘「私は徐家に嫁いだので文家が羅家と協力したいなら兄に言って」
文姨娘「夫人 今年は洪水が多いので 疫病防止の薬材ならきっと売れると思います文家はこれを扱いたいのですがツテがなくて夫人と手を組みたいんです 夫人は苦労せずに月の配当は少なくともこれ(指2本)です (十一娘が無反応なので)先夫人の分も夫人にお渡しします」
十一娘「今家事を司り始めたばかりで商売のこともよく分かっていない 大姐にも関係しているなら侯爺に聞いてみますね」
文姨娘「もし侯爺に知られたら良くないのでは?」
十一娘「侯爺に知られたら良くないようなことをどうしてやるの?」
文姨娘困って目をそらす
十一娘「そういえば黴米の件は文姨娘のおかげだったね」
文姨娘「どういう意味でしょう?」
十一娘「喬姨娘が家事を司って以来文家の絹布を取り替えた 文姨娘に圧力が掛かってるでしょうね 今後徐家の仕入れのルールは一つだけ 高品質低価格であること それに従う それで誰かが騒ぎを起こしたなら家訓に従って許さない」
文姨娘じーっと飲み込んで「...はい...分かりました...」

居所に戻って
大嫂「本当にそう言ったの?今年の水害だと薬材商売はきっとぼろ儲け 700-800両は簡単に稼げるだろう 手に入れたくないの?」
文姨娘「私もそう思った 20両であんなに喜んでいたのにこんな大量の銀子には無関心だなんて しかも米の件は私が言ったと気付いたらしい」
大嫂「それはどうでもいい 自分のことは自分でなんとかしなさい 文家がお前を嫁がせるためにどれだけの対価を払ったか 出来ないならお前の今年の配当はもう無い」
帰る
秋好が茶を差し出すが無視
「姨娘怒らないで 徐家に嫁いだ以上文家はどうしようも無いでしょう」
文姨娘「自分のためならしなかった 諭哥の為よ 彼は庶子で爵位を継げないし財産もあまりもらえない 京に根を張りたかったら文家が頼りだ」
秋好「なら夫人にお願いしては?あれだけの銀子になら心が動くはず 先夫人より簡単でしょう」
文姨娘「彼女は先夫人とは違う 先夫人は冷たいが淳哥と羅家を心配していた 商売人にとっては簡単だった でもこの十一娘は掴みどころがない 簡単じゃない」
秋好「黴米の件に姨娘が関わっていると知られたら姨娘に何かあるでしょうか?」
文姨娘「まだ証拠がないと思う でないと簡単には終わらなかった 侯爺を口実に私を断ったが 先夫人が商売していたことを侯爺は知っていた 先夫人を庇って騒ぎが起きたことを私のせいにした たとえ私がやったとしても先夫人が乗ってくれなければ... 結局は夫人と妾の違いだ」

半月パン


優雅にお茶を入れている侯爺
白総監の報告を受ける
「侯爺の予想通りです 文姨娘は夫人と組んで商売をしようとしましたが夫人は断りました」
侯爺「文家の商売はなかなか美味しい話だろう?心が動かなかったのか」
白総監「はい 夫人は商売に興味が無いようです」
侯爺「同じ羅家出身でも元娘とは全く似ていないな...十二監に伝えて 徐家は薬材の商売をしていない 徐家だと名乗っても好きにしろと 夫人が救済のために売った嫁荷は請け出したか?」
白総監「はい できました」
侯爺「うんあとで私の名前で夫人に銀子を届けて 生活に必要だろうと」

((この応接セット片方だけならここで使ってたかー!!!))

西跨院


白総監が十一娘に銀子を届けに来ている
十一娘「最近運がいいわ何もしてないのにどんどん銀子が来た」
白総監「徐家は付き合いが多いので夫人に必要だと侯爺が私にこれを届けさせました」
受け取ろうとする冬青を止めて
「給金があるので足りてます」
冬青「た...!たりてません...!」
十一娘「白総監ありがとう持って帰って 侯爺にお礼を伝えてね」
白総監「夫人 侯爺のお言い付けです 困ります」
十一娘「困らなくていい 何もしてないのに頂けませんと侯爺に伝えて」
押し問答していると侯爺がやって来る
「いい言葉だ ただ徐家の主母として付き合いも多く褒賞も少なくない 金が足りないと知られたら私が恥をかく しかも救済の件で手柄を立てた 何もしてないということはない」
琥珀「侯爺のおっしゃる通りです 今後色々あるのでお金が無いと困ります」
十一娘「では頂きます ありがとうございます」

侯爺 別の小箱を照影から受け取り渡す
十一娘「他にもなにか下さるので?」
侯爺「開けてみて」
十一娘「これは...!」
侯爺「救民の際にお前が売った土地の権利書だ 徐家を救ってくれて感謝している だが嫁荷を徐家のために使わせるわけにはいかない」
十一娘「増えているのでは?」
侯爺「土地が分散していて良田でもない 白総監に周辺の土地を買わせて分散していた土地を合わせた 収穫も良くなるだろう」
十一娘「侯爺...私は本文を尽くしただけなのに...散財させてしまいましたね」
侯爺「夫婦なのだから遠慮はいらない」

見つめ合う2人

((もう結婚してるっていうのに礼儀正しく口説いてじりじりと距離を詰めてくこの不自然さが面白かったんだよねー))

侯爺「照影 今日は半月パンに帰らない ここで食事する」

お昼ご飯が通るのを照影がチェック




照影「待って どうして甘いものばかりなんだ?」
侍女「奥様が甘酸っぱい物がお好きで西跨院はこういう料理が多いです」
照影「他のを持って来るよう伝えて 侯爺のお口には合わない」


2人きりのランチタイム

お酒を注ぐ十一娘「侯爺ごめんなさい 余杭料理が好きなので普段はこういうものを作ってもらっています でも侯爺のお口に合う料理の用意もしてもらいました」
侯爺「急だったのでお前のせいじゃない」
十一娘「では侯爺 白身魚の甘酢を食べてみて」
侯爺「砂糖で作った料理が好きな人もいるんだな」
十一娘「好きな人がいるには理由があります この料理の真髄は汁です 火加減や炒める速度も丁度いい」
食べてニッコリ「はおちー」
侯爺「普通に見えるがどうして好きなんだ?」
十一娘「美味しいからですよ 一番普通の食材が料理でこれ程の美味しさになります 私もこの世で貴重なものではない簡単なものでも心を込めたらいいところをみつけられると思います」
侯爺「“大道は至りて簡し” よく料理だけで心を得ているな」
甘煮に挑戦する侯爺
十一娘「いかがですか?」
照影も気遣わしげに覗いてる
味わう侯爺「甘酸っぱく 確かに美味い」
照影ふーんという感じ
十一娘嬉しそう「龍井エビ炒めもどうぞ」
侯爺もぐもぐ「悪くない」
十一娘嬉しそう

照影が指示した侯爺好みらしき料理が届くも「もう十分だ下がってくれ」

侯爺「といら、服は出来たか?」
十一娘(ざおら!適当に言ったのにまだ覚えてる)「まだ仕立て中です お急ぎならここ数日で仕上げます」
侯爺「大丈夫だ ただしばらく新しい服を着ていないだけだ」
十一娘「侯爺は体つきがいいのでなんでも似合いますよ」

照影「昨日太夫人が新しいのを届けたけど...」首をひねる照影


半月パン
姿見の前で十一娘の言葉を反芻する侯爺
照影「服になにか問題ありますか?」
侯爺咳払い「大丈夫だ なにか?」
照影「夕食のお支度が出来ました」
そこにはなんと…


侯爺「白身魚の甘酢煮?!」
照影「お昼に侯爺が美味しそうに召し上がっていたのでご用意しました お好きでなければ下げます」
((本当に気に入ったとしても昼夜同じもの食べたくなるかあ?))

侯爺食べてみる ニコニコはおちー十一娘を回想して
「味が違う...」
照影「同じ人に作ってもらっています」
侯爺「下げて」
照影「料理ではなくて一緒に食べる人のせいでは...?」睨まれて下がる
侯爺(そうかもな...)という顔

そこへ臨波が飛び込んで来て「侯爺 大変です」

ED





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最終更新日  2021.04.26 09:25:32
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