蒼き迷走

蒼き迷走

ハロウィーン


ハロウィーンでも恋は実り続ける・・・。

ケロン軍 クルルズ・ラボ
ギシッ・・・
「ふぅ~・・・・」
クルルは椅子に深く座り、ため息をつく。
手元にあるコーヒーを飲みながら、暫し一服。
すると、
「ク~ル~ル~さぁ~ん!!!」
何処かで聞いたことのある声が外から聞こえる。
「・・・・」
クルルは何も言わず、立ち上がり、ドアの方へ向かう。
「トリック オア トリート~!!」
モアは恐怖の大王の格好で言う。
「・・・お前、何やってるんだ?」
クルルは呆れ顔で呟く。
「何って・・・ハロウィーンですよ~」
「ハロウィーン・・・?」
「知らないんですか~?」
モアは言う。
「いや、知ってるけど、今日だったのか・・・」
「クルルさん、最近ラボに籠もり気味でしたもんね~」
モアは笑顔で言う。
「では、お菓子を下さい~v」
モアはそう言い、両手を差し出す。
「ったく・・・・」
クルルはそう言い、モアの腕を引く。
二人の唇が重なる。
「・・・!!」
すると、モアの口の中に何かが転がってきた。
転がってきたモノは飴だった。
「クルルさん・・・」
「それしかお菓子はない」
クルルはそう言って、扉を閉めてしまう。
「・・・・」
モアは立ち尽くし、
「美味しいお菓子ありがとうございました!!」
笑顔で去っていく。

「・・・・」
クルルはモニターを見つめ、
「・・・・なんであんな事したんだろ・・・」
顔を伏せてしまう。

              完


あとがき
らくさん、遅れて申し訳ないです!!
リクエストしてくれたクルモアです。
今回もクルルはヘタレです。
喜んでいただけると嬉しいです。


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