蒼き迷走

蒼き迷走

風邪(ガルドロver)


ガルルはベッドの上に横になっている。
体は熱っぽく、だるい。
生真面目なガルルとしては仕事に向かいたい所なのだが、家から出ることが出来ない理由があった。
「ガルル殿」
ガルルの寝室に現れたのはエプロン姿のドロロ。手には鍋を持っている。
「・・・何だ?」
うっすらと目を開け、問うガルル。
「おじやを作ったから、食べて下され」
ドロロは微笑みながら、ガルルの脇に座る。
「すまないな、君も仕事があるのに・・・」
「気になさらなくっても結構でござるよ。・・・それより、ガルル殿はご自分の体を心配なさった方がいいでござるよ」
ドロロはそう言い、鍋の蓋を開け、おじやを食べさせる。
「・・・」
「どう?」
「うん、美味い」
ガルルはドロロに微笑みかける。
「よかった・・・」
ドロロはホッとしたように微笑む。
すると、
「ガ、ガルル殿!?」
いきなりガルルに抱き寄せられ、ドロロは声を上げる。
「ど、何処か痛むのでござるか!?」
ドロロは顔を赤くしながら聞く。
「少し・・・・」
「?」
「少し・・・このままでいさせて欲しい・・・」
「ガルル殿・・・?」
「駄目か・・・・?」
「構わないでござるよ」
ドロロはそう言い、ガルルの背中に腕を回す。
「・・・・」
強く抱きしめられ、ガルルの体温を直に感じる。
「・・・・早く治して下され」
「そうだな・・・・」
ドロロの言葉にガルルは頷き、そっとドロロの唇を塞いだ。

             完


あとがき
神花様、リクエストありがとうございました!!
頑張って書きました!!
これからも来訪、お待ちしております。

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