蒼き迷走

蒼き迷走

花粉症


春の日差しが心地良い今日。
だが、一人苦しんでいる者がいた・・・。

日向家 リビング
「へっくしゅん!!!」
一際大きなくしゃみをしたのはギロロだった。
ギロロは鼻を啜りながら銃を磨いている。
すると、
「ギロロ君」
「うわっ!!」
いつの間にか自分の顔を覗き込んでいるドロロにギロロは驚く。
「そ、そんなに驚かなくても・・・」
ドロロは俯きながら呟く。
「す、すまん!!」
ギロロはドロロに謝る。
すると、
「へっくしゅん!!!」
先程より大きなくしゃみをするギロロ。
「・・・ギロロ君、もしかして・・・花粉症?」
「・・・あぁ・・・」
ドロロの言葉にギロロは辛そうに頷く。
「この季節になるとくしゃみが止まらなくてな・・・・」
ギロロは言う。
「う~ん・・・じゃあ、鼻かんであげる」
ドロロは笑顔で言う。
「いい。それぐらい一人で出来る!!」
ギロロは顔を真っ赤にしながら拒否する。
「でも、何かしてあげたいんだ・・・」
ドロロはそう言い、
「・・・ダメ?」
上目遣いでギロロを見る。
「っ・・・・!!!」
あまりのドロロの可愛さにギロロは更に顔を赤くする。
「ギロロ君・・・」
「・・・わ、わかった」
ドロロの言葉の押しにギロロはとうとう折れる。
「はい、ギロロ君」
「・・・・」
笑顔でティッシュを持つドロロにギロロは無言で鼻をかんでもらう。
「早く花粉症治そうね、ギロロ君」
「・・・あぁ」
ドロロの言葉にギロロは照れながら頷く。
ギロロが「これはこれでいいかも・・・」と思ったのは秘密である・・・。

               完


あとがき
らく様、いかがでしょうか?
きっとギロロはこの後、鼻血を垂れ流しながらドロロを愛でるんだろうなぁ・・・。
気に入って戴ければ嬉しいです。
今年の花粉は何倍なのかは忘れてしまいましたが、とっても多いそうなので、らく様も気をつけて下さいね。
では、この辺で失礼いたします。


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