蒼き迷走

蒼き迷走

絆



薄暗い倉庫の中でガルルはドロロに言う。

当のドロロは、

「・・・・」

ただガルルをじっと見つめる。

「ギロロでは物足りないだろう」

「・・・」

「アイツは何もかもが俺に劣っている」

ガルルは言う。

だが、

「やっぱり・・・」

「ん?」

「やっぱり貴方はギロロ君と違う」

ドロロは呟く。

「兄弟でも全然違う赤の他人」

ドロロはガルルを見つめ、言う。

「・・・何が言いたい?」

「僕はギロロ君以外の人は愛しません」

「・・・・」

「だから、僕は貴方を好きにはなりません」

ドロロは言う。

「・・・もし」

「・・・」

「もし、アイツが別のヤツを好きになったらどうするつもりだ?」

「・・・・・」

ドロロは黙り込み、

「その時は・・・」

「その時は?」

「ギロロ君が僕を必要にならなくなった。・・・ただ、それだけです」

ドロロは呟く。

        完


あとがき
シリアスです。
ドロロの口調が素になってます。

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