蒼き迷走

蒼き迷走

介抱



「・・・むぅ」

ギロロは銃を磨きながら呟く。

「にゃぁ~」

「ん?どうした?」

猫が擦り寄ってきたのを見て、ギロロは猫を抱き抱える。

「そういえば、手入れをしていなかったな・・・」

ギロロがそう言い、櫛を取ろうとした途端・・・

ドサッ

倒れてしまう。

「にゃぁ!?」

猫はギロロに寄る。

その時、

「ギロロ君~、入るよ~」

ドロロがそう言い、テントに入ってきた。

「ギ、ギロロ君!?」

ドロロは倒れているギロロに寄る。

「熱がある・・・」

ドロロはギロロの額に手を当て、呟く。

「にゃぁ・・・」

「大丈夫だよ」

ドロロはそう言い、猫の頭を撫でる。

一時間後

「ん・・・・」

ギロロは目を開ける。

「ギロロ君、目が覚めたんだね!!」

ドロロはギロロの顔を覗き込む。

「ドロロ・・・?何で、お前が?」

「ギロロ君が倒れてたから、介抱してたんだよ」

ドロロはそう言い、水タオルをギロロの額に当てる。

「そうか・・。すまなかったな」

「ううん。気にしないで」

ドロロは笑顔で言う。

「だが、俺はもう大丈夫だ」

ギロロはそう言い、起き上がろうとする。

「まだダメだよ」

ドロロは寝かせようとする。

「本当に大丈夫だ」

「ギロロ君!!」

ドロロは大声で言う。

「お願いだから、安静にしてて・・・」

「・・・・」

「またギロロ君が倒れたら、ボク・・・」

「ドロロ・・・」

ギロロはドロロを抱き寄せる。

「・・・ごめん、泣くだなんて卑怯だよね・・・」

「いや・・・」

ギロロはドロロの頭を撫でる。

「心配かけさせて悪かったな・・」

「ううん。謝らなくてもいいよ」

「本当に悪かった」

ギロロはそう言い、ドロロの額に軽くキスをする。

「・・・ギロロ君」

「何だ?」

「キスして・・・」

「あぁ・・」

ギロロはそう言い、キスをする。

「ギロロ君・・・」

「何だ?」

「大好き・・・」

「俺もだ」

ギロロはそう言い、またキスをする。

          完


あとがき
ギロドロです。
結構甘めにしてみました。
風邪の時はギロロがドロロを介抱していたので、今度はドロロがギロロを介抱するのにしてみました。

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