蒼き迷走

蒼き迷走

鍛錬


日向家も花見をしたりなど、賑わっていたがケロン軍地下基地に珍しい人物がいた。

ケロン軍地下基地

「398・・・・」

一人腕立て伏せをしているガルル。

「399・・・・」

ガルルは黙々と数を数える。

「400・・・・」

ガルルが数えていると・・・

カシュン

「ガルル・・・殿?」

中に入ってきたのはドロロだった。

「ゼロロ兵長。いや・・・今はドロロ兵長だったか?」

「そうでござる」

ガルルの言葉にドロロは笑顔で頷く。

「鍛錬とは・・・さすが中尉でござるな」

「たいしたことじゃない。普段通りのことをやってるだけだ」

ガルルは腕立て伏せを続けながら言う。

「でも、それをずっと続けることはすごいことでござるよ」

ドロロは言う。

「ドロロ、頼みたいことがあるのだがいいか?」

「拙者の出来る範囲でならお受け致そう」

ガルルの言葉にドロロは言う。

「私の上に乗ってくれないか?」

「上に?」

ドロロは首を傾げる。

「重りになってもらいたいのだ」

「あぁ、なるほど」

ガルルの言葉にドロロは納得する。

「では、失礼致す」

ドロロはそう言い、ガルルの上に座る(正座)。

「そんなに堅苦しくしなくても構わんよ」

「御意」

ドロロは遠慮がちに頷く。

「417・・418・・」

ガルルの代わりに数えるドロロ。

「419・・420・・」

ドロロがそう言った途端、ガルルが立ち上がる。

「結構、軽いな」

ガルルはドロロを見て言う。

「そ、そうでござるか・・・?」

「あぁ」

「これでもちゃんと食べてるんでござるが・・・」

ドロロがそう言っていた途端、ガルルに腰を抱き寄せられる。

「ちょ、ガ・・ガルル殿!?」

ドロロは顔を真っ赤にして言う。

「腰回りも細い」

ガルルは分析するように呟いた後、ドロロの手首を軽く握る。

「手首も細いな・・・」

「・・・・」

ガルルの言葉にドロロはガルルをじっと見つめる。

「それに筋肉もあまりついていないようだな」

「多分、つきにくい体質なんでござるよ」

ドロロは笑って答える。

「・・・・まさかとは思うが、ギロロが君に迷惑をかけるようなこと
を・・・」

「ないです!!」

ガルルの言葉を遮り、ドロロは大声で否定する。

「ホントにそれはないんです!!むしろ、僕がギロロ君に・・・・」

ドロロは素の口調になってるにも関わらず、俯きがちに呟く。

「・・・・」

そんなドロロの姿を見てガルルはドロロの頬に触れ、

「疑ってすまなかった」

謝る。

「こっちこそ、大声出してすみません・・・・」

「気にしなくていい」

ガルルは言う。

そして、

「ギロロが惚れたのもわかるな」

「えっ・・・」

ガルルの言葉にギロロはガルルを見る。

「一途で純粋で、同じ軍人なのに思わず守ってやりたくなる。・・・そんな
ところにギロロは惚れたのかもしれないな」

「・・・・」

ガルルの言葉にドロロは更に顔を真っ赤にする。

「私も・・・」

「ガルル殿?」

「ギロロより先に私が君に会っていれば惚れていたかもしれないな・・・」

ガルルはそう言い、部屋を後にする。

一人部屋に取り残されたドロロは立ったままであった・・・。

              完


あとがき
ガルドロです。
う~ん・・・ガルルの口調とドロロのござる口調は書くのが難しいですね・・・。
日本語としてちゃんと通用してるかなって、かなり悩みます。
春休み中に書いてました。
頭の中では決まってたけど、いざ書くとなるとやる気が出なくなっちゃうんです・・・。
はぁ・・・春休み中、一回も日記書いてない・・・。
なんか、後悔しまくってる今日この頃です・・・。
では、今日もこの辺で。

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