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テスト


Apr 9, 2009
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カテゴリ: 試写会で観た映画

アジア系移民の家族と思いがけず交流を深めていく感動のヒューマンドラマです。

 “俺は迷っていた、人生の締めくくり方を。
  少年は知らなかった、人生の始め方を。”

原題はそのまま、“GRAN TORINO”。

≪ストーリー≫
長年勤めたフォードの工場を引退し、妻に先立たれ孤独な老人ウォルト・コワルスキー。
自宅をきれいに手入れしながら、M-1ライフルと72年製フォード車グラン・トリノ、
愛犬デイジーを心の友に、2人の息子たちとも疎遠の静かで退屈な余生を送っていた。
しかし、ウォルトの暮らす町は時代とともに住人の姿も様変わりし、
今はもう昔馴染みは1人もおらず、朝鮮戦争帰還兵のウォルトが嫌ってやまない
アジア人などの移民たちが、我がもの顔でねり歩く光景に苦虫をかみつぶしていた。
そんなある日、隣に住むモン族の気弱な少年タオが従兄の不良グループに脅され、
ウォルトの車を盗むように命令されガレージに忍び込むが、ウォルトに見つかり、
ライフルを向けられたタオは逃げ出した。
不良グループたちが再びタオを仲間に入れようとして絡まれ、
ウォルトの家の芝生に入ってきたため、追い払おうとライフルを手にし、
結果的にウォルトはタオを助け、タオの母親と姉スーから感謝される。
以来、スーとも話をするようになり、スーの誘いで家に招かれたり、
助けたお礼にタオがウォルトの手伝いをすることになったり、
何かとお節介を焼かれ、最初は迷惑がっていたウォルトも、
次第に父親のいないタオのことを気に掛けるようになるのだったが・・・。

≪スタッフ≫
監督・製作はクリント・イーストウッド、製作はロバート・ロレンツ、ビル・ガーバー、
製作総指揮はジェネット・カーン、ティム・ムーア、ブルース・バーマン、
原案はデヴィッド・ジョハンソン、ニック・シェンク、脚本はニック・シェンク、
撮影はトム・スターン、編集はジョエル・コックス、ゲイリー・D・ローチ、
プロダクションデザインはジェームズ・J・ムラカミ、衣装デザインはデボラ・ホッパー、
音楽はカイル・イーストウッド、マイケル・スティーヴンス。

≪キャスト≫
ウォルト・コワルスキーにクリント・イーストウッド、タオにビー・ヴァン、
スーにアーニー・ハー、他にクリストファー・カーリー、コリー・ハードリクト、
ブライアン・ヘイリー、ブライアン・ホウ、ジェラルディン・ヒューズ、
ドリーマ・ウォーカー、ジョン・キャロル・リンチ、スコット・リーヴス、
ブルック・チア・タオ、スコット・イーストウッドなど。

「ミリオンダラー・ベイビー」から4年ぶりの映画出演となり、
俳優業を引退するとコメントを出しているクリント・イーストウッド。
今作を観て、まだまだ出演していて欲しいと思うファンは多いでしょう。
脚本は、クリント・イーストウッドのキャスティングを想定して
書かれてはいないそうですが、ウォルトを完璧に演じられるのは、
イーストウッド以外には考えられません!(笑)
目を細めてワルたちを睨みつけ、もの静かな中に溢れ出る威圧感・・・。
口が悪く、世間の何もかも、誰もかれをも否定するような態度、
人種差別を抱き、ひねくれもので頑固で年老いた孤独なウォルトが、
スー、そしてタオと、思いも寄らず交流しながら変化する姿がいい!

意外にも、クスッと笑えるコミカルなシーンも多かったです。
ウォルトがスーに誘われて家に招待された時、モン族の集まりの中で
習慣の違いから勝手がわからず戸惑ったり、シャイなタオを見かねて、
女の子の誘い方を伝授したり、若い神父に悪態をついてやり込めたり、
馴染みの床屋へ連れて行って、男らしい会話術を練習させたり、
ウォルトの本質にあるユーモアや優しさに心が和みます。

クリント・イーストウッド以外のキャストはほとんど無名というのも、
最近のイーストウッド監督作品には珍しいことです。
唯一、観たことのある俳優さんは床屋さんのマーティン役に扮した、
名脇役として活躍しているジョン・キャロル・リンチだけでした。
ちなみにトレイ役で出演している22歳のスコット・イーストウッドくんは、
イーストウッドが交際していたジャクリーン・リーヴスさんとの間に
生まれた実の息子さんで、「父親たちの星条旗」にも出演していました。

イーストウッド監督作は、テーマが暗く、内容も重いものが多いのですが、
今作は比較的ストーリーがシンプルになっていて、それが逆に心に響くものがあり、
次第にウォルトの生き方、魅力に惹かれていくような感じでした。

車には疎いのですが、ウォルトが愛してやまない宝物のヴィンテージカー
“1972年のグラン・トリノ”は、メチャクチャカッコイイです!
何度も“グラン・トリノ”は登場するのですが、1度もウォルト自身が
運転する場面がなかったのは、ラストに繋げる意図があったのかも・・・。

ラストシーンで流れる、クリント・イーストウッド自身が渋い声で歌う、
“グラン・トリノ”がすごく素敵です。
エンドロールで流れる“グラン・トリノ”は、若手ジャズシンガーの
ジェイミー・カラムが歌っています。

公開されたら、また映画館でじっくり観たいと思います!

4月25日より、全国ロードショー公開されます。

「グラン・トリノ」 オフィシャルサイト

「グラン・トリノ」





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Last updated  Apr 12, 2009 12:13:06 AM
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