ボク、小太郎!

ボク、小太郎!

2013年09月14日
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テーマ: 狆(チン)(277)
カテゴリ: 病気
最初の発作が落ち着いて、

小太郎は入り口付近のドアの前で眠っていたので

ちょっと安心してPCに向かって仕事に没頭していました。

3~4時間たったでしょうか、

突然バタンと何かが倒れる音がして振り返ってみたら

いつの間にか小太郎が私のすぐ後ろまで来ていて

倒れていました!!

「小太郎!!!!!!」って声をかけると同時くらいに

今まで聴いたことがないような声で



叫びともうめきともわからないような大きな声で啼きました。



「小太郎!小太郎!小太郎!!」

私はすっかり動揺してしまって名前を呼ぶことしかできません。

そのうち小太郎は手足をピンと伸ばして

硬直したように背中で転がります。

「小太郎!小太郎!小太郎!!!!!」

やっぱり何度も何度も呼びかけました。

おしっこも漏らしています。

ぬれた床をティッシュに含ませながら、

小太郎の身体をさすってやりました。

こんなに苦しんでいるのに何もしてやることができません・・・・・・・。



私にとっては長い長い時間に感じられた。



暫くして発作もおさまり始め、

小太郎と呼びかけると私の顔を見るようになりました。

そうだ、心臓マッサージをしなきゃと思い出したけど

全くやり方がわかりません。



病院へ行かなきゃと思ったけど、

今この状態で車で運ぶことなんて絶対無理です。

電話もしたかったけど、

両手を使っているのでこっちのほうが優先です。

小太郎の呼吸は荒くて、とても苦しそうなんです。

「小太郎!小太郎!」

相変わらず名前を呼ぶことしかできない自分を信じるように

小太郎は時々目を合わせてくれます。

「大丈夫だよ。お父さんここにいるから大丈夫だよ・・・」



どれくらいの時間そうしていたのか・・・

そのうち小太郎は起き上がって座ってくれました。

一時はこのまま死んでしまうのかという考えがよぎったけど

小太郎はまた起き上がってくれたのです。

大丈夫、大丈夫なんだ・・・

今度は自分に言い聞かせるように心でつぶやいて

病院へ電話をしました。

状況を説明して先生に待機してもらい病院へ行くことにしました。

車の準備をするため部屋を出ようとすると、

小太郎は心配そうに目で追ってきます。

「すぐ戻ってくるから大丈夫だよ!」



病院ではすぐにレントゲンだけ撮って酸素室へ

待合室で時計を見たら5時半でした。

レントゲン結果では心臓が最大限に大きくなっていて水もたまってる。

血液が身体に回ってないようで採血ができなくて

血液検査ができないとの事

とりあえず利尿剤の注射を打ったので、

様子を見て元気が出てきたら薬も飲ませる。

このまま入院させてくださいということになった。

入院の承諾書を記入する時、私たちは診察時間後も暫くはいますが

夜間はいませんのでその時何かあったら

そのことを承知してくださいと言われた。

家へ帰ってからもそのことがずーっと頭に残ります。

もし、夜中に誰にも見取られずに・・・・・・・

やっぱり、連れ帰ったほうが良かったか・・・・・・





なかなか眠られない一夜が明けました。

今のところ電話もないので胸をなでおろしています。

もうすぐ面会時間になるので行って来ます。~!






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最終更新日  2013年09月14日 09時55分11秒
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