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A事業所には精神疾患以外で性格的に困った利用者がいます。 いつも 自分が一番と考えている 人がおり 、自分に注目が集ま らないと不機嫌な様子で、 迷惑な行動を 引き起 こして気を引こうとする 、いわゆる「かまってちゃん」がいます。 承認欲求 が人一倍強くて 度を超え ているようで、自分のことをもっと認めて欲しい、 評価 をして欲しいと しつこくアピール しているように見えます。
プログラムの質問コーナーでは、5回も6回もくだらない質問をして他の利用者に質問をさせない行動に出ます。また、自分が製作したものは駄作でも褒めてもらいたいみたいです。グループワークでうまくいかない時は、他人の手柄なのに、あたかも私が貢献しましたというような様子でアピールしています。
地頭が悪いことを自覚はしているようですが、自己肯定感を認められない代わりに、その分他人からの評価を求めているのかと推察されます。よく観察していると、いつも体調不良をアピールして、ふだんの行いは本来の自分ではないような言い訳をしています。同時に気遣ってもらうことを期待している傾向もあり、心配される状況を醸し出すために 具合が悪いと言っているのかもしれません。
それと、注目されたいという気持ちが強いのか、自慢話がやたら多く、実際にあったことよりも話を大きくしています。周囲の興味を惹くためにつまらない話に盛ってしまうので、噓だとバレてしまうのですが、本人はバレたことに気づかず、どんどん言動がエスカレートしていきます。周囲の人たちが話に飽きて退屈していても、本人は自覚がなく話が止まらなくなってしまいます。
ほとんどの人は彼と距離を取っているのですが、ターゲットにされやすい人としては、誰にでも優しい態度で接する人たちです。誘われたら断れないとか、拒否が苦手という人がよく狙われます。一度相手にしたら、彼は「かまってちゃん」の状態に味をしめてしまっているので、執着され振り回され、もう地獄が待っています。本当に、面倒で疲れてやっかいな人です。
B事業所の定着支援 2024年04月14日
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A事業所への回想録20 2022年12月02日