マレー鉄道寝台車編
出発ゲートのエスカレータをおリてそのままホームへ・・・（改札がなかった）
寝台車が停まっていました。(これって電車ではなく機関車？パンタグラフがない・・・）
これからいよいよ、この列車にのりま～すｗ
部屋と廊下の様子・・・一つの車両に６部屋個室がありました。
部屋には、バス・シャワールームと、TV（映画のビデオが見れる）も付いてました。
１０時半いよいよ出発で～す！
一応、こんな感じでベッドに寝ました。。。(寝たふりする娘・・・）
改札もなく、列車に乗り個室に入ってしまいましたが・・・
列車が走り出した後の１１時に車掌さんが切符のチェックに来ました。
その後すぐに、サパー（夜食）と朝食のオーダーをとりにお兄さんがやってきました。
え？こんな時間にご飯？と思ったのですが・・・
お兄さんが ”すぐに持ってくるから” というので、フライドヌードル(焼きそば）と卵サンドを注文。しばらく待っていたのですが・・・
来・な・い
ので、あきらめて床につきウトウトしはじめたのですが・・・
１２時４５分にけたたましいノックの音で起こされ・・・
出るとお兄さんが ”遅れてゴメンね”と、サパーを置いていった。。。
（もういらないって。。。頼むから起こさないで～）
娘は爆睡していたので、私だけちょっと味見してみましたが・・・
はっきりいって、おいしくなかったですｗ
しかも、部屋に椅子とテーブルがないので、立ち食いそば状態。かろうじて、サイドボードをテーブルがわりに出来るくらい。
そして、再び床についたのですが・・・
電車じゃないので、すっごくうるさい・・・ (ディーゼル機関車？とにかくエンジン音がけたたましい）
ね・む・れ・な・い・・・
ウトウトとそれでもトータル二時間くらいは寝たかなあ～という感じ・・・
そして、朝６時にはまたまた例のお兄さんがけたたましいノック音とともに朝食を持って登場・・・
朝食はサンドイッチ・・・とはいってもコンビニに売っているようなパック入りのもの・・・（コンビニで買ったほうがおいしいかも。。。）
そして ６時４５分に、出入国手続きについての放送 があり・・・
”一般車両の人たちは一度列車を降りて出国審査を受ける”が、”個室の乗客は列車の中までイミグレーションの人が来るのでそのまま部屋にいるように” とのこと。
７時にイミグレがあるマレーシア最南端の街ジョホールバルに到着
言われたように部屋の中で、出国審査を待っていると・・・
まもなくイミグレの係員のおじさんがやってきて・・・
私と娘のパスポートをチェック・・・
すると・・・
すぐに荷物を全部持って列車を降りるように・・・
といわれた。。。
なぜ？
（ あの～私達”日本人”なんですけど・・・ ）
イミグレの係員さんいわく・・・
娘の学生ビザは”マルチプルエントリービザ” と書かれているので、シンガポールにこのまま問題なく入国できる。。。
が、私の ガーディアンビザ(socialビザ）は、”シングルエントリービザ”と書かれている のでこのままシンガポールに入国すると ５００ドル（３５０００円）の罰金 を取られてしまう。。。。
え～そ・ん・な。。。ここまで来て”冗談”ですよね～
シンガポールは？
イルミネーションは？
ホテルは？
そして、 私達親子をホームに残しシンガポールに向け列車は出発 していきました。。。
ホームに呆然と立ち尽くす私達親子・・・
はたしてその運命は・・・？
つ・づ・く
注）この話は実話ですｗ
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