学校にいるいろんな民族関係
そういえば、高校（６０カ国の生徒がいた）でも、半数を占める香港人とその他、っていうのはかなりわかれていた。その中で香港人に好かれやすい日本人はどっちにも入れて、なかなかよい立場だった。食堂にいくと、右は香港人、左はその他（そして、窓際は２年生が占領・・・）っていうふうになってて、めちゃわかりやすい。ひとつのテーブルにどっちもまざることがあんまりなくて、私が卒業した次の年は先生が’くじびき’で席を決めるようにしたり、いろいろしたらしい。でもねー。やっぱり、そうなるのも自然、というか、そうならないのが不自然なような気もする。別にけんかして対立してたわけじゃなくて、しぜーんに別れてたから、まあ悪くもないと思う。人間みな同じ、とか、世界はひとつ、とかいうけど（そういうのを目指している学校だった）、なかなかそうもいかない、人間は似たものの中にいるとほっとするものだと思う。みんなちがいを認め合えれば、なにもまざりきらなくても、争いがなく、仲良く暮らせるのになあ・・・。世の中理想とは程遠い。
2003.12.13
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