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帰省したら必ず行くお蕎麦屋さん「山月」でお昼。呉豆腐、てんぷら(海老、かぼちゃ、ししとう、人参、舞茸)、もりそば、いなり寿司、蕎麦がきぜんざい、がセットになった山月膳をいただく。いなり寿司の中には、細かい緑のものがちらほら。さっぱりさわやかで美味しい。葉物ではなさそうで、なんだかわからないので奥さんに訊いたら、みつばの茎だった。夜は、居酒屋「太助」へ。南区のはずれでアクセスは悪いが、美味しくて安いと評判のお店。電話で予約した時に、海がしけてイカが入らずイカの活き造りはなし、とのことでがっかりしたが決行。代わりに、刺身盛り合わせ、カワハギ刺身、どちらも美味しい。いさきの煮付け、牛すじと野菜の煮込み、串(オクラベーコン、ばら、なんこつ、砂ずり、鳥肝、鳥皮)、豚足、といった居酒屋定番メニューもレベル高い。特に、鳥肝は刺身用のレバーで、レアーな焼き具合が珍味。鳥ずりも柔らか。ほかに、カマンベール芋餅、海鮮ちぢみ、海老のオープンオムレツといった創作料理も注文。野菜雑炊で〆る。どれもこれも東京の居酒屋では味わえない美味しさ、とあきぷは喜ぶ。そして、芋焼酎「村尾」が普通にメニューに載っていて、しかも630円という価格にあきぷは驚愕。 東京ではめったに呑めないまぼろしの芋で、運よくあっても1200円はする、と言う。う~ん、そんなものか・・・たしかに、「村尾」はまろやかな口当たりで別格の美味しさ。大好きな「富の宝山」と呑み比べる。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>使命と魂のリミット / 東野圭吾<今日の音楽>Joseph williums / Two of Us
2007.08.31
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郵便局であきぷのカードの再発行手続き。9月(明後日)からは手数料1000円だって。早く来てよかった。民営化の準備はじわじわと進んでる。旅行中に預金全部使って引き落としできなかった電気代、クレジット代金その他もろもろの支払いのためにコンビニ&天神へ。あきぷが三菱UFで振り込む間に、内科へお薬もらいに。とにかく和食を食べたい、魚が食べたいというので、お昼は「周作」へ。最近できた九州料理のお店、だけど本店は広島。松花堂弁当は細長い箱の2段重ねで、お刺身4品、がめ煮、南蛮、黒豚ロースステーキ、焼き魚、珍味3種、胡麻豆腐、サラダ、味噌汁など。肉も魚もたっぷりで、すごいボリューム。角煮定食は握りこぶし大の角煮がどーんと出てきてびっくり。こんな大きな角煮は見たことない。しかも、脂身が少なめでお肉の部分が多い。煮込む前の大きさは相当ありそうで、普通に売っている三枚肉にこんなのはない。おなかペコペコだったのに、最後は押し付け合いして食べる。 松花堂弁当と角煮の食べ応えは夜までしっかり影響。まともなご飯は入りそうにない、というか夕食抜きで結構なんだけど、あとの二人はそういうわけにはいかないので、調整のきく回転寿司へ。まぐろの解体ショーがあったばかりで、アラ炊きが大量にできていた。実はこの寿司屋で一番美味しいのは、アラ炊きでTの大好物。てんこ盛りのアラ炊きをT とあきぷ父子二人でつつく。kellyは3皿で、最低記録。デザートはミニストップで、白桃パフェとベルギーチョコソフトを半分こ。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>使命と魂のリミット / 東野圭吾<今日の音楽>Queen / A Night at the OperaJoseph williums / Two of Us
2007.08.30
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一昨日アルゼンチンから成田に帰国したあきぷは、昨日はほぼ一日自宅アパートで寝て過ごしたという。寝入りばなの夜中の12時に「今起きた~」とのトボケタ電話で起こされた。完全に昼夜逆転。これから朝まで寝ずに過ごすというので、くれぐれも飛行機に乗り遅れないように念を押す。変更不可の超割チケットだからね。その甲斐あって、珍しく羽田には早々と到着して余裕の電話。お土産は何がいい?と訊いてきたので、姑には餡子もの、里には洋菓子、我が家には季節のスイーツを探して、と指令をだす。1430過ぎ、福岡着。朝からなにも食べてない、というので空港そばの「ひらお」に直行して、てんぷら定食。午後3時という昼食には遅すぎる時間なのに、やっぱり並んで待つ。安くてボリュームたっぷりだし、カウンターにおいてあって食べ放題の自家製のイカの塩辛とお漬物が人気の理由かな。両方のお祖母様にお土産を持って行く。どっちも「全然黒くなってないねー」と同じ反応。2ヶ月も旅してたから、日焼けして真っ黒になって帰ってくると思ったらしい。「だって冬だし、寒かったもーん」と、あきぷ。南米どっかのゲストハウスで松本清張を読んでハマッと言うので、ついでに図書館に寄る。フリーメーソンにも興味あるらしく、関係の本を漁っていたので「石の扉」を勧めたが貸し出し中で、他のを3~4冊借りていた。kellyのお土産は、いつもの通りマグネット各種。といっても、アルゼンチンとペルーとチリのみ。独特の雰囲気があって、アジアとも欧米ともまったく違う。遠い国だなと痛感。あまり売ってなくて探すのに苦労したらしい。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>家日和 / 奥田英朗使命と魂のリミット / 東野圭吾<今日の音楽>Joseph williums / Two of Us
2007.08.29
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今夜は3年半ぶり?とかの皆既月食が19時頃から始まる。運よく晴れ。教室を終わって公園の横を通ると、近所の父子が天体望遠鏡を据えていた。お向かいの奥さんも「見える?」と外に出てきた。月が昇ってくる南東方面には山があるので、見えるまでにはまだまだ時間がかかりそう。後で見よう、と思いつつ家に入る。Tは居ないのでのんびりまったりしていると、気づいたらもう10時過ぎ。月食は終わり、南の空には月が煌々と輝いていた。あ~あ・・・・・また3年後くらいにあるらしい。ニュースで見ると、月が徐々にに赤黒くなっている。昔の人にとって、皆既月食は怪奇現象に思えただろうな。いや、シャレじゃなくて・・・宗教家なんかがよく利用していたとか言うし。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>使命と魂のリミット / 東野圭吾星新一 / 最相葉月<今日の音楽>Joseph williums / Two of Us
2007.08.28
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8月も5週目に入って、今週末はもう9月。というのに、まだまだ灼熱の毎日。日なたに5分も立っていれば、体温が上がりそうでくらくらする。そんな今日、植木の剪定&庭掃除にきてくれた。「お盆前に来ないかんやったのに・・・」と言うIさんは、中国から来た拳法のグループのお世話を2週間して、その後体調をくずしていた、と。先週末から活動再開、まず実家に行って次に家に来てくれた。玄関脇の茂りすぎた木を刈ってもらったらすっきりしたので、「あとは涼しくなってからでいいです。草刈りはテキトーにして帰ってくださいね」と話して、歯医者さんに行った。留守の間に倒れられたら大変だから。夕方、帰宅するとまだ車がとまっていた。帰り支度中だったので、急いで冷たい飲み物をお出しする。「暑いので、消毒は明日します。」とのこと。几帳面なIさんは枯山水の小石の間の落ち葉まで掃除してくれていた。そこまでしなくっていいのに・・・剪定ごみはきっちりごみ袋に詰めて5袋分。草だらけで緑色だった庭に地面が戻ってきた。ありがたい。朝の間ちょこっと掃除しても間に合わないはずで、こんなに狭い庭でもプロがやって一日かかる仕事。これだけの仕事をあなただったらいくらでする、とTに聞いたら5万円だって。草取りなんて何年もやってないくせに・・・500円分もできないと思う。ふん。1430 あきぷ 帰国 25日夜にブエノスアイレスを出発、ヒューストン経由で今日成田着。南米路線は満席、機内食以外のサービスなし。太平洋路線は空席が多くて横になって眠れた上に、お水のサービスがひんぱんにあって快適だった、と。同じ航空会社なのに、路線によってサービスが全然違うのはなぜなんだろう。コンチネンタルのアルコールは有料。機内でガブ呑みするわけじゃなし、その分、運賃を安くしてくれれば文句はない。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>使命と魂のリミット / 東野圭吾<今日の音楽>Joseph williums / Two of Us
2007.08.27
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表紙がクラシカルでおしゃれ。「走れメロス」の他、「山月記」、「藪の中」、「桜の森の満開の下」、「百物語」の題名とその話を象徴するアイコンが配置されているが、「走れメロス」の上のベース型の赤紫の物体だけが何なのかわからなかった。読んでみると速攻わかる。爆笑! 近世古典文学を森見登美彦お得意の学生コメディー@京都にリメイクしている。といっても原型を借りただけで、まったくの別物に仕上がっている。好きなタイプの企画。このシリーズの最初に書かれた「山月記」が最も原作に近く、元ネタが傑作であるだけに抜群に面白い。この主人公が他の話にも顔を出して連作ぽい雰囲気。漢語使いが絶妙。その後に続く2作品は、ぐんと現実的で俗ぽくなったドタバタ劇。正直言って、この路線はもういいかな。。。「太陽の塔」から始まって「夜は短し・・・」で一応完結したと思いたい。そろそろ新境地を開いてもいい頃。古典シリーズは面白のだが・・・「桜の森の満開の下」は少々違った雰囲気をもつ甘い哀愁のある物語。しっとりした話も書けるのかと新鮮な味わいがあって、これは好きだった。「百物語」は原作を読んでないせいか印象に残らず、とほほ。読んでから結構日が経っているので思い出せない部分が多い。やはり、感想は短くてもいいから直後に書かないと苦労するし意味ないな。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>発明マニア / 米原万里クラブ・ポワブリエール / 福森都<今日の音楽>Iron Maiden / Brave New WorldElectric Light Orchestra Gold collection
2007.08.26
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タイトルには肯定と否定と疑問の3重の意味が含まれている。「どんだけ~」みたいなもんで、「史上空前のバカミス・アンソロジー」という副題につられて読む。ミステリー研究家の小山正が企画したバカミス集には9人の作家が参加、山口以外はすべて書き下ろし。バカミスには「読み頃」があって、読むときは一気に続けて読んだほうがいい。間にまじめな文学や緻密なトリックのミステリーを挟むと両方の旨味をそいでしまう。となると、そもそもバカミスって何だという疑問にぶちあたる。で、編者小山正による序文でバカミスの定義が明らかに。要約すると、変質狂タイプの作家が変なトリックを使い、錯綜するストーリーに異常なキャラクターを配し、過剰なるジャンル愛でエログロも寄生精神もいとわない、過剰な装丁がふさわしい優れた小説。ふぅぅ・・・・この基準によると、『モルグ街の殺人』も『かわいい女』もバカミスだもんね。 すばらしい!「バカミスの始祖エドガー・アラン・ポウ、バカミスの父ジョン・ディクスン・カー、バカミスの母山田風太郎 に捧ぐ」 との献辞。この中で一番読み応えあるのは、鳥飼否宇の「失敗作」。最後まで読んだら、必ず最初に戻って「斜め読み」するように仕掛けられている。最初の4ページはどうやって書いたんだろう・・・すごいすごい、すごすぎる。 「大行進」 鯨統一郎にしてはしごく平凡。 戸梶圭太の写真が笑える。悪徳刑事の死体が・・その他は空回り気味で、ヘンミスに近いかな。定義通りにハードカバーの過剰装丁。今日も猛暑でひきこもり。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>クラブ・ポワブリエール / 福森都指先からソーダ / 山崎ナオコーラバカミスじゃない!? アンソロジー(読了)独断流「読書」必勝法 / 清水義範・西原理恵子(読了)<今日の音楽>Electric Light Orchestra Gold collection
2007.08.25
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遠藤周作の怪奇小説集。雑誌の掲示板で奇怪な出来事を募集し自身で検証して文章にする、という事をやっていたのを初めて知った。当時、そういう作家は他にいないのではないだろうか。昭和33年から46年にかけて書かれた作品で、戦後の影をひきずる日本と留学先のフランスでの話が全21話。三浦朱門と熱海の宿で体験した出来事を語り、後日またその宿をスタッフと訪れて追体験する話から始まり、実在の地名・人名を織り交ぜてのいろんな恐怖話はリアル。リヨン留学中に出会った殺人事件は、当事者の母娘と面識があったためショッキングで、それまで書きたくなかった話、と。裁判にまで出向いて、2つの話に書いている。人の業の深さも一種の恐怖であるのだ、と感じた。「月光の男」は綾瀬駅で起きた有名なアノ事件で、やはり事故死の謎は永遠に解けないんだろうな。「針」は緊張感のある展開でぐいぐい読ませておいて、サッと落とすところが愉快。こんなユーモラスなオチは作者ならではだなぁ、と狐狸庵先生のエッセイを思い出す。「初年兵」は怪奇話ではなく、自分勝手な男がまさかのしっぺ返しを食らうという話。人間関係の深淵を見るようで一番面白かった。相手をみくびっちゃいけないよ。ラストの痛快さも狐狸庵先生の持ち味だな。収録されているのは怪奇話だけでなく、人生ドラマとして、当時の風俗を知る小説としても面白かった。こんなに暑くては家で読書するしかない。読書の夏!秋には旅行。10月分決定、11月分検討中。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>独断流「読書」必勝法 / 清水義範・西原理恵子<今日の音楽>Your Song Premium
2007.08.24
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○『マグレと都市伝説 間暮警部の事件簿』これについては近田春夫の解説がすべてを語っている。「よくもまァ流行歌から都合よくストーリーを組み立てられたものだと思う。」 郷ひろみから始まって中森明菜まで全7話。昭和のポップスと都市伝説とアイドル話と事件が無関係に無理やり詰め込まれて、ヒット曲の歌詞で解決するというバカバカしさ。あふれでるアホらしいような博識。とても全部まともには読んではいられやしない。飛ばし読みでもフィーリングは十分伝わる。しかし、中にはこんな聞き捨てならぬ記述が・・・・・(P.156)「安倍首相は所信表明演説の中で、この言葉が都市伝説とは知らず、アインシュタイン自らの言葉であると信じて”アインシュタイン博士も絶賛した美しい日本”という趣旨の発言をしていた。」この言葉とは、”神に感謝する。我々に日本という尊い国をつくっておいてくれたことを”という一文で、ドイツ人法学者シュタインの言葉として田中智学が紹介したのがいつの間にかアインシュタインの言葉となって伝わっていて、しかも両名ともそんなことを言った形跡がないという実に胡散臭いもの。2006年6月6日の朝日新聞を参照とのことだけど、これが「高田みずえと死体洗いのバイトの話」に登場する理由も必要性も皆無なのだよ~! amazonにトンチンカンなカスタマーレビューが載っている。いろんな読者がいて作家先生は大変だな、とつくづく思った。○『浦島太郎の真相 おそろしい八つの昔話』こちらも「マグレ」と同様。しかし、バカ度においては劣る?! 昔のアニメ、映画、野球、時代劇、TVドラマ、バラエティー、フォークソングのマジなオタ話から始まる。リアルで知ってるだけにけっこう真剣に読む。若いもんにはわからんだろうな、と思いつつ。。。。で、唐突に事件話となり、昔話に無理やりリンクして真相を推理する、という酒場での話。ばらばらな三つの要素を関連づける強引さを楽しむ本。そーいえば前にもこんな本あったな、タイトル忘れた。それにしてもこんなデータ、一体どこにどうやって記録保存してるのか?! とても気になる。今、一番会って話したい作家は、鯨統一郎。 一目でバカミスとわかる表紙がgood!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>浦島太郎の真相 / 鯨統一郎(読了)マグレと都市伝説 / 鯨統一郎(読了)<今日の音楽>Your Song Premium
2007.08.23
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「新耳袋」が完結して楽しみが減ったのだけど、木原浩勝の新作がでた。待ってました! といっても、同じ路線の聞き書きが24話。1話の分量が長くなっただけで新味はなし。「壁」とか「記憶」とか、その後どうなったのか不明の話はどうもすっきりしなくてもどかしいが、聞き書きという手法はそうならざるを得ないので仕方ない。納得のいくような作り話にしないのが良いところだし。「木守り」や「はじめてのおつかい」や「ラブホテル」や「井戸」は怪異現象が関係者の間では周知のこととして扱われている。う~ん、そんな恐ろしいことが本当にあるのか?! たしかに井戸にまるわる話は昔からよくある。「験を担ぐ」というのは侮れないのかもしれない。ま、どれもさーっと読めて、さーっと忘れる類の話。あとを引くと困るもんな・・・・この手の話って。甲子園、佐賀北が優勝。野球特待のいない県立進学校が強豪校に競り勝った。練習は一日3時間のみ、ナイター設備はない。試合前に監督は 「夏休みの宿題持参です。良い思い出になりそうです。なんとか一勝できればいいですね。」 と語っていた。開幕試合、延長戦、再試合、ナイター試合、どれも初めての経験という。逆転満塁HRを出したのは甲子園に来るまで公式戦でHRを打ったことがない、という選手。選手と監督の謙虚さが好もしい。日本中(広島関係者以外?)が祝福しているようなムード。 <続報> 佐賀北校野球部に県民栄誉賞が授与された。佐賀は絶好調。0948 あきぷより電話 海外からの着信は登録していても 「通知不可能」と表示される。朝(向こうは夜)から何度かかけたけれど出なかったのは、ホテルにケータイを置いて出かけていたから。チリで引き出せなったUFJの預金が、なぜかブエノスでは引き出せたとのこと。キャッシングせずに帰国できるようでラッキー。残り3日、これからタンゴとサッカーを見物すると。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>隣之怪 / 木原浩勝(読了)<今日の音楽>Your Song Premium
2007.08.22
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これは傑作。「誰もたばこをやめられやしない。」 こんな文から始まる小説がありきたりの法廷ミステリーであるはずがない! と思った勘はドンピシャリ。読みどころは法廷場面でも謎解きでもない。冴えない中年弁護士グイードそのものが魅力的。シニカルな思考、アイロニーのきいたの独白に思わず苦笑してしまう。ちょっとひねくれた大人な面白さ。著者はイタリアの現職の検事補(マフィア担当)。かといってストーリーやプロットがつまらないわけではなく、最後の最後まで完璧にだまされた。普通、そこんとこは疑わないものである。職業詐称。絶体絶命の裁判をどう切り抜けるかと楽しみにしていたら、ハプニングの末に強力な相棒が活躍。弁護士としての出番なし、というのも普通じゃない。作中に何度かでてくる衝撃的で思わせぶりな手記の作者は明かされない。書き手と推測される該当者は2名。結果、そのうち意外性の高い方だったというのはミステリーの常道だが、説得力は十分。その辺も伏線となって、事件の結末は凄まじい。ハッピーエンドじゃないのも渋い。帯の「新感覚サスペンス」というコピーは多分にミスリードで NG。サスペンスというよりも、かなり哲学的で思索的な文学の香り高い作品。「ジム・モリソン」とか「キャラハン刑事」なんて名前がちらっと出てきて、音楽と映画の趣味も合う。わかる人にはわかるさといったハードボイルドな調子もいい。ひさびさに読み応えのある小説で、前作「無意識の証人」よりも完成度はずっと高い。次の作品も絶対に読みたい、と思わせる今一番注目の作家。そーいえば、ケン・ブルーウンの次作はまだ出ないのかな・・・・・ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>隣之怪 / 木原浩勝指先からソーダ 山崎ナオコーラ<今日の音楽>Gold collection
2007.08.21
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歌舞伎のアノ人が経営している和食のお店「中村屋勘三郎」へ。なぜかこのお店の評判を聞いたことがない。女性半額の券があったのでNと行ってみる。エントランスにはでかい家系図、各部屋に舞台写真が飾ってあって、お好きな人にはたまらないでしょうが・・・・kellyは切り絵調の風景画の方が好き。ランチは3500円のみで選ぶ余地なし。ベタ甘い蒲焼、正体不明の酸っぱい餡がのった茶碗蒸し、鮪のヅケは切れ端、化調味しかしないしじみ汁、サーロインステーキは黒毛和牛に変更できるが、追加料金が2000円! ピーチのコンポートって桃の缶詰じゃん。これを定価で食べたら怒り狂うよ。 半額なら仕方ないか?!その後、ゲイツビル探訪。ひゃ~、予想以上の寂れ方。1階のメルセデス屋さんはクラシックカーも展示してあって見てみたくもあるが入りにくい雰囲気だし、途中階はほとんど空き家、ヘイチンロウは店休日だし、人の気配があるのはエステ店のみ。お客がいるかどうかはわからないが。エアコンも効いてないので早々に退散。デパ地下に移動して、「白玉屋新三郎」へ。なんの因果か、今日は偶然「三郎」シリーズ。江戸時代から350年以上、肥後・吉野郷で白玉粉を作っている老舗。以前から八代にめちゃ美味しい白玉屋さんがあると聞いていたが、今や天神で食べれるのだ。イートインは狭くて、いつも満席。黒蜜白玉に氷をのせてもらう。きめ細かくてもっちり引きのある白玉は冷やっこくてつるりん。お漬物と熱いお茶がセットになっている。冷たいお茶も別に来る。このお茶がこれまた美味しい。八女茶だった。今度は白玉粉を買って、自分で作ってみよう。もち米100%、石臼引きの白玉粉。その賞味期限は製造日から2年となっているが、実際はその2~3倍の期間保存できるだけの品質だという。すごい謙虚な設定。そもそも賞味期限に法的な定義はなくて業者が勝手に決めるようになっているんだから、北のお菓子屋さんもその辺を上手にやっとけばあんなに大騒ぎにならなかったのに、と思ったりした。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>パイナップルの丸かじり / 東海林さだお<今日の音楽>70's Disco
2007.08.20
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立花隆の本が「血となり肉となった」とまで感じたことはないけれど、取材の仕方やインタビューのやり方・まとめ方は抜群に上手くて面白い。名人級。単なる質問ではない、予備知識をもってする問いかけで、他の人だったらここまで引き出せなかっただろうなと思わせる話の流れが見事。TVキャスターやマスコミのインタビューの下手さ、下らなさは目を覆うばかりで聞いていてイラつく。で、この対話を読むとジャーナリストはこうでなきゃと思わせる知の応酬が盛んで、読み返してもどこかに発見がある。それは相手が素晴らしいからなのだけど。毛利衛・・・・・ 宇宙に出ると空間的な視野が広がるだけでなく、タイムスケールが変わって時間が相対的なものとして感じられる、といった件の辺りの話にしびれる。科学者の目で見た宇宙の話は興味深い。ワープもあり得るんじゃないですか、という言葉にも確かな裏づけがありそうでわくわくする。「生命体というのは、つねに自分を変え、未知の環境へ出て行こうとする基本的な性格を持っている。」向井千秋・・・・無重力の様子をわかりやすく語る。人間の手は地上では身体の横に下がっているが、無重力ではふわっと宙に浮いているのが楽な姿勢で、手を膝の上に置こうとすると筋肉を使うので疲れる。帰ってからの「重力との出会い」が面白かった、と。彼女の語り口はほんわかしてるのにきっぱりしていて好き。菊池涼子・・・・ソ連「星の街」での訓練を語る。ロシア語の勉強が大変だし痛い手術も受けたが、宇宙には行けなかった人。訓練やシステムがアメリカとかなり違っているのがわかる。野口聡一・・・・・高校3年生の進路決定時期に「宇宙からの帰還」を読んで宇宙飛行士を目指した、というのにはびっくり。・・・・NASDAが募集を始めたがその頃だろうか。意外に若いんだと思ったら、菊池さんの1歳下。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>蜘蛛 / 遠藤周作(読了)新釈 走れメロス / 森見登美彦(読了)<今日の音楽>Bounce / Bon Jovi
2007.08.19
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沿岸警備隊のレスキュー訓練学校の話。こういうプロの養成訓練の話は好き。普段なかなか知る機会がないから、映画で垣間見れるのは面白い。ストーリーは「トップガン」や「愛と青春の旅立ち」のバリエーション。アシュトン・カッチャーの映画は初めてで、自信満々の生意気な青年を演じるにふさわしい整ったマスクと筋肉質のナイスバディをしてるけど、どこか愚鈍そうにも見える。デミ・ムーアのお相手、という程度の興味しかわかない。で、主演のケビン・コスナー、この人はロバート・レッドフォードと同じにおいがする。どんなに年取ってもイイ男しか演じないんだね。セリフは常にキメキメ。どうだシブイだろ、若造とは格が違うよ、なんて思ってそうだけど・・・・なんか違うんだよな。最初と最後にタイトルになったエピソード「海の底の人」が出てくる。ファンタジックないい話って路線を狙ってるんだろうが、あれだけリアルなアクション場面の後にいきなり持ってこられても取って付けたような感じは拭えない。DVDのケースには、ご親切なことにラストまで書いてある。まあ、この手の話はそうなるだろうと誰もが予想するんだけど、やっぱり言わぬが花でしょ?!特に退屈な映画じゃない、むしろ見てる時はフツーに面白かったのにどうしてこう不満ぽい感想になるんだろ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1220 mixi にメッセwe´re in mendosa now.i know the news happened in peru.bikkuri!!!!!!!!i heared yuma also have left there few days before.ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>蜘蛛 / 遠藤周作新釈 走れメロス / 森見登美彦<今日の音楽>Bounce / Bon Jovi
2007.08.18
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原題は「Crash」 はい、ここで問題。 crash、crush、clash の違いを述べよ。 Bon Jovi のアルバムタイトルはどれか? なんて遊んでみたくなるタイトルだが、2005年アカデミー作品賞、脚本賞などを獲得。善悪、愛憎、真偽、偏見と正論などががっぷりぶつかり合うお話。モチーフは交通事故。いろんなエピソードを羅列しているドラマで、それぞれが微妙に関連している。白人警官コンビ、警官と病気の父、アフリカンアメリカンの病院担当者、白人検事夫婦&有色の家政婦、鍵屋の黒人夫婦と幼い娘、イラン人商店主と娘、黒人刑事とヒスパニックのカップル、刑事の母と行方不明の弟、リッチな黒人夫婦、韓国人夫婦、タイ・カンボジアの密入国者、車泥棒がリュダクリス、・・・と、登場人物が多くてひとつひとつの話は濃いが、打ち消しあって薄まっているカンジ。それにしても、二日連続で同じ警官に出くわしたり、同じ病院の医者と患者・関係者だったり、検事と刑事と泥棒が知らないところで繋がってたり・・・・L.A.ってどんだけ田舎町? もっと小さな町の方がしっくりくるような。。。死体遺棄したアイツはどうなるんだ? 麻薬刑事の件はもみ消しかい? この映画におけるLAPDの検挙率ゼロ!「bounce」の中の1曲に出てきたセントクリストファーって、旅の守り神だったんだねー。 サンドラブロックはやっぱり嫌いだ・・・・重い話の割りにはありきたりの軽い感想しかでてこないが、けっこう後を引く映画。人種差別が全編を通してそこかしこに登場。あまりに凝縮しすぎてくどい。一体何が言いたいのか? と考えれば、人生の不条理、因果は巡る、誰の心にも天使と悪魔がいる、完全に公平は人間はいない、差別はなくならない、人生いろいろ、禍福はあざなえる縄のごとし、不幸なのはあなただけじゃない・・・・・どれか当たっているだろう。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>料理人の教科書 / 山田宏巳・木下和彦新釈 走れメロス / 森見 登美彦星新一 / 最相葉月<今日の音楽>Antonio Carlos Jobin / Wabe
2007.08.17
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0620 あきぷより mixi にメッセージ。「やあ!!ここはSANTIAGOだよ。日本人宿でネットカフェ併設でただでネットできるよ。今日で三泊め。しかもネット日本語入力できて超便利。宿経営者のおっさんもいい感じで昨日はうまい晩御飯やに案内してくれたよ。昨日は日本でも有名になってきたCONCHA Y TOROのワイナリィにいってきたよ。12ドルで記念ワイングラスと三杯ほどのテイスティングとガイドTOURだよ。今日はくそくそ寒いので中華やでワンタンSOUPをのみましたとさ。残りもあと十日となりましたのでそろそろアルゼンチンに入ろうかと。明日移動するかも。でもアンデス超えなきゃだから雪で通行止めかも。とうとうUFJの残金がなくなって金がおろせなくなったよ。・・・・・後略」 あぁあ、とうとう郵貯カード紛失のツケがきたんだねぇ。相棒に借りるか、キゃッシングするか。しかもこの期に及んで、「お土産まだ買ってないけど、何がいい?」ときた。一文無し寸前でよく言うよ。最後まで気を抜くな、とメッセ返信。
2007.08.16
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諫早まで鰻を食べに行く。「福田屋」が休みだったので、第二候補の「北御門」へ。何が違うかって、たれ。淡口しょうゆのような色で薄味のたれがたっぷり。こってり甘辛の福岡とは全然ちがう。しかも、下にお湯を入れるようになった二重構造の赤楽の器に入ってくる。諫早の鰻屋は全部これだと聞いた。保温効果抜群。でも、たれに浸ってふにゃふにゃになった蒲焼は好みじゃなかった。お汁は味噌汁のみ。肝吸いのほうが好き。ここの名物のうなぎバーガーをお持ち帰りにする。シュー皮に蒲焼、茄子の天ぷら、トマト、レタス、玉ねぎがはさんである。面白い食感。パンのバーガーよりも軽くて、おやつにいいかも。長崎バイパスを経由して、外海町へ。角力灘の海はロイヤルブルーの青。島は少なく、切れ目なく見える水平線が長い。今日は74年ぶりに日本最高気温新記録が出た。多治見市と熊谷市で観測された、40.9℃。 高気圧、フェーン現象、ラニーニャ、ヒートアイランド・・・理由はいろいろ、人為的な原因もわかっているけどもう取り除けない。お目当ては遠藤周作文学館。海が見える丘の上にある。海がとってもきれいだけど、暑い。あまりに暑くて、とても日なたに出れない。この辺りは隠れキリシタンの地であり、黒崎・三重地区が『沈黙』の舞台に想定されているという縁から建てられた。狐狸庵先生のユーモアエッセイはたいてい読んだけれど、キリシタン系は何冊かしか読んでない。こんなにたくさんのキリスト教関連作品があるとは知らなかった。ご遺族から寄贈・委託された遺品・生原稿・蔵書が展示してある。マザーテレサから彼の死に際して追悼の葉書が来ていたのには軽く驚く。今の作家は原稿用紙に書いて推敲なんかしないはずだから、生原稿を展示できる作家はこれから先いないだろう。エントランスホールの天井は高く、ブルーを基調にした大きなステンドグラスが海側にあって、明るくさわやかなインテリア。「人間が こんなに 哀しいのに 主よ 海があまりに 碧いのです 遠藤周作」 と「沈黙の碑」に刻まれている。海岸線を走り、つ(→漢字が使えない)蟹落の滝へ。ダム横の細道に車を止めて、真っ暗なトンネル(人感照明あり)をくぐり、山道をちょっと歩くと滝が見える。滝つぼは平らな岩場になっていて子供たちが水浴びをしている。ここまでくるとちょっと涼しい。針尾の瀬戸、西海橋を渡って、佐世保・嬉野を経由。川登PAで名物の「あごだしラーメン」を食べて帰る。10時過ぎに出発して、19時前に帰宅。 走行 350キロメートル。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>眼を閉じて / ジャンリーコ・カロフィーリオ(読了)<今日の音楽>THE BEST OF BOTH WORLD VAN HALEN Disco champion
2007.08.16
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ごく低調ながら、ロシアマイブームはまだ続いている。この前はタイトルにひかれて、「シベリア超特急」という古い邦画を見てしまった。オリエント急行殺人事件に触発されたのか、山下奉文大将に似ていると持ち上げられたのか・・・いくら映画好きでもド素人、評論家が自分で監督・主演しちゃいかんよ。伊東ミサキが名女優に思える位の超棒読みセリフ、ポアロも真っ青の根拠のない迷推理、決して話さないでくださいと断り書きのある「2度のどんでん返し」は話題にするのもバカバカしい・・・・記憶から消し去りたい映画だが、あまりにへんてこすぎて頭にこびりついている。で、今日は「白夜」。1985年製作。ビデオなので画像が劣化してるのか、スモークがかっていて不鮮明。レニングラードが舞台。今はサンクトペテルブルグと名前が変わっているが、風景はほとんど変わっていない。当時はキーロフ劇場と呼ばれていたマリインスキー劇場の外観もまったく一緒で、きれいなパステルグリーン。運河もネバ川の流れも同じで、ヨーロッパ風の古い町並みが美しい。ライオン橋には行ってない。残念。飛行機が故障してソ連に不時着するとの機内アナウンスがあり、西に亡命中のバリシニコフは大慌て。パスポートを口で引きちぎってトイレに流し、カートに押しつぶされて流血失神。ここまではスリリングだが、その後はタルイ。担当官吏との皮肉っぽいやりとりの後、軟禁状態となり、なぜかアメリカ人ダンサーとロシア人の夫婦が説得係になって、同居させられるというなんだかピンとこない展開。緊迫感がありそうで、実はない。ずっと盗聴監視されているのに、あのテープはいつどうやって作ったんだろう?バリシニコフとグレゴリー・ハインズが二人で踊るシーンが圧巻。というか、目はバリシニコフに釘付け。男のバレエには関心がなかったが、バレエは芸術なんだな、と感動。タップダンスとは格が違う。こんなに品があってキレのいいダンスは見たことがない。全身バネのようにしなやかで、動きのひとつひとつが美しくキマル。で、ラストはいきなりの人質交換となって、ハッピーエンド。妙なストーリーだけど、ダンスのすばらしさがポイント。エンディングテーマがライオネル・リッチ―の『セイユー・セイミー』。こんなに昔の曲だったっけ?! 時の流れは早い。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>眼を閉じて / ジャンリーコ・カロフィーリオ<今日の音楽>Disco champion
2007.08.15
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天拝山のふもとにぽつりと建っている白壁のコーヒー店「萌香」へ。お店の裏は雑木林で、その下を小川が流れている。このせせらぎの音が懐かしくも心地よい。この辺りの水は山の伏流水で美味しいらしい。ちゃっかり、販売所もある。店名にあやかってか、モカの種類がいっぱいある。モカマタリしか知らなかったよ。。。水出しコーヒーをいただく。こんな美味しいアイスコーヒーを飲んだのは初めて。普段はミルクだけを入れるけれど、そうすると味を損ないそうなのでやめる。すると、しっかりした苦味とコクと酸味が味わえる。半分ブラックで、途中からシロップを入れていただく。無糖派なのに、どっちも好きな味。毎日惰性で飲んでいるオフィスコーヒーが虚しくなる。Tはカフェオレ、カフェオレボールならぬ陶器の小どんぶりは萩焼。Jはエスプレッソ。ダブル(60cc)も注文できるとは珍しい。Nはオリジナルブレンド。ケーキは最後の4つを全部もらって分け合う。黒豆のムース入りケーキとモンブランが美味しかった。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>マグレと都市伝説 / 鯨統一郎<今日の音楽>The Punk US hitsAntonio Carlos Jobin / Wabe
2007.08.14
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Tと実家へお盆参り。妹・弟も集合して、5人で二日市温泉の「大丸別荘」へ食事に。道路が渋滞して40分以上かかった。はも、鮎、穴子、サザエ、あわび、ウニ、加茂なす、冬瓜、そうめん、梅酒・・・・夏らしい食材を使った涼しげなお料理が出た。妹の希望でワインをオーダー。飲み手は二人しかいないので、ハーフボトルにする。すっきりした味の白はウンブリア産。部屋のエアコンがなかなか効かず暑い。建物同様にかなり旧式のエアコン。仲居さんに伝えると、これまた古そうな扇風機をもってきてくれた。食後、卓球場へ行くと誰もいなくて貸切状態。3人とも技がどっこいどっこい。下手くそ同士で盛り上がる。一汗かいた後は、温泉「次田の湯」へ。ゆるめのさらさらのお湯が気持ちいい。広い湯船の底には大きめの丸石が敷き詰めてある。ひざ立ちで歩くと三里のツボを刺激して良いとか。お部屋に戻ると、やっとエアコンが効いてきた。ちょっと曇ってきたので庭園散策へ。相変わらずきれいに手入れされている。でも、皇太子が植樹した松の葉先がちょっと枯れかかっていたぞ。大丈夫か? 温泉入って食事して卓球して散策して、近場なのにちょっとした小旅行気分。暑くて渋滞するお盆は苦労して遠くまで行くよりもこの程度で十分満足。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ここんとこずっと電話が転送になってあきぷは行方不明。今朝になってやっとつながったが、こちらの音声が聞こえないらしいので切る。23:45 8日ぶりにあきぷよりメール。チリでリゾートしてるらしい。 「今チリのビーニャデルマルにいるさ☆ 今日サンティアゴいく~」ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>宇宙飛行士との対話 / 立花隆 (読了)<今日の音楽>Antonio Carlos Jobin / Wabe
2007.08.13
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当然のことながら、戦闘場面が「父親たちの星条旗」と共通で、続けて見ると表裏一体感が味わえる。鳥の視点というか神の視線というのか、こういう映画の作り方は面白い。無理やり1本にまとめず、2部作にしたのは成功。日本人なら誰でも演じれる役として「男は兵隊、女は娼婦」と言うが、ホントその通り。二宮クンの兵隊役もそれなりに様になっている。手紙の場面になると板前見習いのドラマを思い出すが、ここではパン屋さん。裕木なえは奥さんというよりも姉さんにしか見えないがアメリカ的にはOKらしい。アメリカ帰りの士官が二人いて、なんとなく部下とソリが合わないのがハリウッドぽい。玉砕禁止命令も届かず、命令系統もめちゃめちゃになったという日本人には作りにくい話で、中村シドーは一人で反乱してたけど、その後どうなったんだろうか。この映画の欠点は音声。ほとんどの場面が日本語、ということで米人は字幕で見る。となると、セリフはBGMとしかみなされてないらしく、ぼそぼそとしゃべるので聞き取りにくい。TVの故障かと疑ったが、機能は正常。我が家のTVはボリューム25、潜りすぎて鼓膜を何度も破ったTは35で普段は視聴しているが、このDVDは60にしてもまだ聞き取れない語があって、75でやっと。そうすると爆撃場面がうるさすぎるので、仕方なく英語字幕で見る。日本語なのにヒアリングできずにイライラ。この映画を見ると、硫黄島がいまだに封印されている理由がよくわかる。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>宇宙飛行士との対話 / 立花隆独断流「読書」必勝法 / 清水義範・西原理恵子<今日の音楽>Antonio Carlos Jobin / Wave
2007.08.12
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低調ながら戦争物マイブームで、このDVDをやっと見る。原作を読んだのはいつだったろうかと振り返れば、2006.12.02。ブログがあってよかったと思うのはこんな時。自分で読み返すために書いてるようなもの。で、イーストウッドが作ったこの映画は原作に忠実にできている。遺族の一人が書いたルポの要所要所をきちんと再現している。英雄に祭り上げられた3人の困惑、軍事キャンペーンに利用される苦悩を描いていて、戦いが中心の戦争映画とは一味違う。キャストも本人と似ている。なにしろ実在の有名人だし、アメリカ人の中には彼らを覚えている人も多いだろう。上陸場面はノルマンディーみたいで、まるで「プライベートライアン」。戦闘場面はモノクロ調に近い色調で、実録フィルムのようなリアルさを出している。「ウィンドトーカーズ」と同じく、軍隊でも本音のところはネイティヴアメリカンを差別しているという事実もきっちり描かれていて、戦争に利用された男の悲劇がやるせない。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>特別料理 / スタリイ・エリン宇宙飛行士との対話 / 立花隆独断流「読書」必勝法 / 清水義範・西原理恵子
2007.08.11
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2夜連続ドラマを見る。原作はあきぷが小学生の頃に読んでいたのにつられて読んだことがある。あきぷはいたく感動したらしく、何度も読み返してセリフまで暗誦していた。話の詳細やラストがどんなだったかはすっかり忘れたが、「麦」が一番残った。キーワードは「麦」。で、「麦になれ」という父の言葉がこのドラマ全編を貫いている。記憶にある言葉がメインになっていたせいか、すんなりドラマに入れた。キャストも最高。黄色い麦畑の中に満面の笑顔で立っている中井貴一が印象的だった。子役の上手さも光ってる。それにしても今の連ドラは女優中心でつまらないのばっかし。ほとんど見てないが・・・・この作品は単純に戦争の悲惨さを表現しているだけではない。信念を持って生きること、家族のあり方、人を思いやること、強く生きる力、そういう方面のエピソードもたっぷりで、いちいち共感させられる。戦争の犠牲になった主人公に可哀想な気持ちでいっぱいになる映画(「火垂の墓」「黒い雨」「禁じられた遊び」「アンネの日記」)は数多い。そういう作品を避けようとはしないが、敢えて何度も見る気にはならない。気分が落ち込む悲劇よりも明るくなる方を選ぶ。その点、「はだしのゲン」には生きる喜びが底辺にある。今の日本は平和だけど、もしかしたらすでに戦前なのかも。戦争を知らないまま一生を終えられればいいのだがもし戦時に生きることになれば、こういう作品を知っていることは何らかのプラスになるに違いない。悲観的にならずに苦境を乗り越えるよすがになるかもしれない。まあそれも運次第だけど。今週は 「ちびまる子ちゃん」まで戦争の話だったし、借りてるDVDも戦争物だし・・・8月は戦争を思う特別な月。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>方向音痴の研究 / 日垣隆発明マニア / 米原万里<今日の音楽>Joe / better days
2007.08.10
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毎日かあさんも4冊目。マンネリ化しても当然な位だけど、やはり抜群の出来。もう安定した面白さである。息子のワイルド度はエスカレートし、娘は女の子になってきた。ネタはつきないし、目のつけどころが違う。小さなコマに目いっぱい描かれた絵と文字は相変わらずきたないが、実によくできた構成で一コマの情報量が多い。この巻のメインは、鴨ちゃん。彼が出戻ってきての海外編はカンボジアとフィリピンで活気がある。写真付き。重度の依存症は克服したらしく、一家で暮らせるようになってよかった。と、思った矢先にガンであっさり逝ってしまった。たったの半年。「一番おとうさんぽい」という緑のカエル人形が泣かせる。裏見返しの写真もすごくいい。西原理恵子の本で一番読み応えがあるのは、「人生一年生 2号」。最近読み返して、コンテンツの豊富さにあきれる。こってり濃厚。漫画だけでも、恨ミシュラン・鳥頭・叙情・育児・絵本風といろいろで、寄稿漫画はモヨコ・リリー・石川じゅん他で粒ぞろい、くらたまが墓穴掘ってるのが見もの。対談のゲストは作家や麻雀仲間、トークショー、映画化出演もあって、たぶん全部読んでないかも。特に、しりあがり寿との画力対決は何度見ても大笑い。一人で本読みながら声をあげて笑うなんてことは生涯で数えるほどしかない。端から見たら相当不気味なもんだけど、こみあげる笑いは抑えきれない。東京芸大出身の恩師教授も参加して、3人の貧弱な絵と攻撃的な会話が可笑しすぎる。休暇旅行に1冊だけ手持ちの本を持っていくとすれば、絶対これにする。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>宇宙飛行士との対話 / 立花隆独断流「読書」必勝法 / 清水義範・西原理恵子<今日の音楽>The Best of Stevie Nicks
2007.08.09
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作者は怪異話の蒐集家、中山市朗。タイトルには「怪異実聞録」とついている。ということで、フィクションではないような書きぶり。「新耳袋」のようなショートショートではなく、1冊まるごとが1連の話。なまなりさんとは、怨霊、生霊のようなもので説明は難しいが・・・とある。なんだかちょっと嫌な語感。。。。フリーのプロデューサー伊東氏が二日間にわたって作者に語った体験談。発端は10年前、ある女性を執拗にいじめて自殺に追いやった双子姉妹が祟りらしいきことに遭遇。で、伊東氏は沖縄で修行をした退魔師でもあるので、除霊を頼まれて姉妹の実家に逗留し、すさまじい怪異現象に遭遇した。怨霊は当人一家だけでなく、関係者すべてに害を及ぼし、退魔師自身もぼろぼろになってしまった。最初、作者も伊東氏も霊の存在を否定的に考えていた、というのがポイント。しかし、出来事が重なり、それは偶然として片付けられる範疇を超えて、肯定せざるをえないような事態になった。状況設定がすべて派手で、それはちょっと笑えるくらいなんだけど、登場人物のそれぞれが背負っているものもハンパじゃない。伊東氏の生い立ちを含め、姉妹の先祖、四国、新潟、と時空を超えた因縁が複合して、それはそれは見事なストーリーになっている。夜、一人で居る時に一気読み。怖い! 怖いけれどやめられない。こんなもの凄いことが本当にあったならば、M市では知らない人はないんじゃないの?! しかし、どこまで実話なのか詮索するなんてのは野暮なこと。現代怪異談としての面白さは第一級。中山市朗のブログ(写真怖すぎ!)に関係者のその後が書いてあった。妻と豪邸を失った姉妹の父親は四国で修行した後、南米で暮らすことにしたとのこと。なぜに南米?これ書いてる間、うしろのサイドボードがビシッ、ビシッって鳴るんだけど・・・もう寝よう。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>なまなりさん / 中山市朗 (読了)<今日の音楽>The Best of Stevie Nicks
2007.08.08
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暑い。暑過ぎる。車の温度計はどこに仕掛けてるあるのかわからないけど、かなり正確に気温を示す。最高気温35℃の日は、普通に38℃だったりする。百葉箱の中は涼しんだよねぇ。今日は日陰に停めていても40℃。路面は45度以上あるに違いない。外出は必要最低限にして、家で読書&DVD。『花の名前』・・・・向田邦子の「思い出トランプ」を柴門ふみが漫画化。「だらだら坂」「かわうそ」「犬小屋」「鮒」どれもこれも名作中の名作で、いろんな局面の男と女の気持ちを細やかに描いている。原作の良さを失うことなく、よく研究し考えて漫画化されている。柴門ふみの向田邦子へのオマージュに溢れている。巻末にある久世光彦との対談も奥深い。『 ピアノはなぜ黒いのか 』・・・・数あるピアノメーカーがいかに淘汰されたかは良くわかったが、トリビアともいえないような記述がほとんど。古いピアノは大事にしましょう、ってことは伝わってくる。『ああ正妻』・・・・エセお嬢様にまんまとしてやられたエリート社員の悲惨な結婚生活を描く前半はまあ面白かった。後半はまるで方向違いで、エッセイ入ったりして何を書きたいんだか疑問。出版界の裏話は別に書いてよね。ちぐはぐな読後感しか残らない。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>ピアノはなぜ黒いのか / 斉藤信哉 (読了)ああ正妻 / 姫野カオルコ (読了)人生1年生 2 / 西原理恵子 (再)<今日の音楽>The Best of Stevie Nicks
2007.08.07
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1930 お店に着いた頃ポツポツと降っていた雨が激しくなって土砂降り・スコール状態。福岡は今や亜熱帯だな。参加6名。まずは「泡」ということで、シチリア産のスプマンテ「ムルゴ」 ちと重めで、ガブ呑みには適さないので上品に。前菜盛り合わせ ・・・・・冷たいものと温かいものが一皿盛り。少人数だと小皿盛りになるらしい。美味しかった順に、レバーパテのクロスティーニ、イカのフリット、マッシュルーとジャガイモのフリッタータ、カジキマグロの自家製生ハム、スズキのカルパッチョ、生ハム無花果、タコとオレンジのマリネ、自家製ソーセージとマッシュルームのスパゲッティーニ具たくさんだけど、くどくなくて美味しかった。薄めのトマトソースは夏仕様? さっぱりした味わい。アサリとグリーンアスパラガスのリゾット 黒鮑と鮑肝のせアルデンテでないリゾットで、韓国のあわび粥を思わせる。どこかのシェフが仰っていたが、アルデンテのリゾットを出すと、「芯がある」という苦情を言われたりするらしい。リゾット=雑炊・お粥、と訳されるからだろうし、ふんわりご飯大好きの日本人にとっては簡単になじめない品でもある。kellyはアルデンテでもお粥状でもどちらでもいい。美味しければ。鮑肝の苦味はエッジがきいてよかった。スズキの詰め物、つる紫、茄子、蒸し緑竹添えエビやパン粉などを詰めて、千切りジャガイモを周りに付けて揚げたもの。しっかり味付けした詰め物が美味しくて、ワインがすすむ。鴨肉のロースト オリーブのソース、インカの目覚め、緑竹添えどこがイタリアンなのかわからない、平凡な品。鴨は大好きだけど、普通すぎて感激ゼロ。デザートトスカーナ風ナッツケーキ、ティラミス(パイナップル入り)、生ブルーベリー、エスプレッソワインソアベ クラシコ タメリーニ 2006バルトロ・マスカレッロ バルベーラ・ダルバ 2003 (ビオ)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>文学賞 メッタ斬り 受賞作はありません編 / 大森、豊崎<今日の音楽>Cheap Trick / Silver
2007.08.06
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0315 あきぷよりメール 「check my message @mixi」で、mixi を読みに行く。 宿では30分だけ無料でネットを使わせてくれるとのこと。いつものメアドにはジャンクメールが大量に来てて重いので連絡はミクシィにしてくれ、とのこと。なるほど、こういう利用法もあるんだなぁ。でも、変換ソフトを使わなきゃなので少々面倒らしい。「りま つまんなさすぎて やることないし宿たかくてもったいないからでたーー」 今は、アキレバに滞在。あったかくてなんかのんびり・・・・とのこと。ゆまちゃんともミクシイで連絡とってるけど、リマでは会えずに結局すれ違い。あきぷは南下、彼女たちは北上するのでもう会えない。朝はおととい開店したばかりのお菓子屋さんへ。ロールケーキ、ドイツパン、きなこ餅・塩豆大福なぞを買い込む。ガラポンくじで3等賞。お菓子セットが当たってしまった。夏ヤセすらできない運命か。和菓子好きな義母宅へ寄って献上。。。夜は魚市場内の食堂、「おきよ」へ。日曜日は1800から営業。大鉢料理が次々と出来上がってカウンターに並ぶ。壮観! にぎり、アラ炊き、刺身など。煮物(ひじき、かぼちゃ、こんにゃく) が美味しい。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>ローリング邸の殺人 / ロジャー ・スカーレット<今日の音楽>Best of Astrud Gilberto
2007.08.05
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「電話は?」というメールが来た。どーゆー意味と尋ねたら、kellyのケータイに繋がらないという。24時間電源いれっぱなし&バッテリー満タンだから、んな訳ないよー。 と思いながら、家デンから手に持ってるケータイにかけると、「電波の届かないところ・・・・」のアナウンスが。。。。あれ? いつから我が家のリビングには電波が届かなくなったんだ?!話していて音声が途切れることはしょっちゅうあるから怪しいとは思ってたけど・・・・ 3Gめ、基地局増やしたってわざわざメールしてきたくせに、もう。。。で、ケータイを持って歩くと、和室で2本、二階が3本、お風呂3本、キッチン3本、庭では4本・・・リビング1本!山奥の1000坪の豪邸ならこういうこともあろうかと諦めもつくが、住宅街にある極普通の家だよ。電話するたびに寝室に引きこもれと言うの? ソフト銀行さんよ。。。おまけに、リビングのドアレバーがぽっきりと折れた。掃除機の電源が入らなくなった。何年かぶりに靴箱から出したサンダルのゴム底がボロボロと崩れ落ちた。そのカスが玄関のタイルにこびりついたのでデッキブラシで擦ると、デッキブラシの柄がぽっきり折れた。庭に水を撒こうとしたら、ホースが破れて噴水状態。朝はちゃんとしていたのに、何故?! みんな、暑さのせい。暑さでなにもかもが不調。夏はもういいよ、早く去ってくれ。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>ああ正妻 / 姫野カオルコ<今日の音楽>The Best of Stevie Nicks
2007.08.04
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ニュースによくある事件を題材にした短編五話&石田黙の絵をめぐるサスペンスとエッセイ。オレオレ詐欺、放火、ニート、引きこもり、バラバラ殺人、遺産狙いの殺人、悪徳リフォーム勧誘、騒音おばさん・・・現代の犯罪をうまく取り込んでいる。リアリティがなくたって、面白ければ結構。そう思ってしまうほど、話はトントンと都合よく進む。一番気に入ったのは、サスペンスフルな展開でどきどきするけれど、コントっぽい終わり方の「危険な乗客」。最後にブラックな笑いを誘う「疑惑」、オチを楽しめた「偶然」、どちらもヒネた読者にとっては予定着地なんだけど、やはりそういうラストが似つかわしい。キャラとしては、「津村泰造の優雅な生活」の主人公が出色。筒井康隆の小説のような滑稽さと残酷オチ。犯罪は深刻なのに、どの話もどこかユーモラスでギャグっぽい。「黙の家」には石田黙の作品に対する並々ならぬ情熱が込められ、今やライフワークのような様相。絵は暗い独特の雰囲気を持つ。最後の絵は不気味すぎて。。。。。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>ピアノはなぜ黒いのか / 斉藤信哉花の名前 向田邦子漫画館 / 柴門ふみ<今日の音楽>The Best of Stevie Nicks
2007.08.03
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歯科の帰りにパン屋さんに寄って通りがかった春日食堂。小さな定食屋さんだけど、駅前の食堂街の中でひときわお客が多くていつも気になっていた。今日のおすすめは 「かれいの煮付」。ということで、迷わず入る。2日連続だ~。煮付けのかれいは魚の質がイマイチで、昨日の兼平の方が美味しかった。しかし、副菜が多いのにびっくり。たたき牛蒡の胡麻和え、サツマイモの黄金煮、ほうれん草のおひたし、キャベツとトマトのサラダ、と野菜の量がしっかりでしかも美味しい、味噌汁も具たくさん。コーヒーがついて、女性だけデザート(メロン)サービスあり。こんなにおかずがついて兼平よりも安い700円って、場所柄を考えてもすごい格安。隣の人の野菜炒め定食なんか二人前としか思えない大盛り。OL、サラリーマン、老夫婦・・・お客がひっきりなしに入ってくるはずだね。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・せっかく南米にいるのになんでメキシコに行こうとするのか。メキシコなんかいつでも行けるし、秋に行ったばっかりじゃん・・・とかなんとかこの前のメールに返事したら・・・・・0830 メール着。 「航空券の高さにメキシコ行きはあきらめてチリやらエクアドルやら回ってぶえのすにもどることにしたさ !!」 東欧&中東を旅行した時の相棒ゆまちゃんが同じく南米を旅してて、もうすぐリマにやってくるので会うことにしたとのこと。 今日は宿のみなさんと韓国料理を食べに行くんだって。へぇー、ペルーで韓国料理か。。。。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>ああ正妻 / 姫野カオルコ<今日の音楽>That's Hot / compi.
2007.08.02
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内科にお薬をもらいに行ったついでに、近くでランチ。海鮮料理のお店「兼平鮮魚店」へ。煮魚定食を注文。きたのを見れば、小さなかれいの煮付けと切干大根だけでサビシかったので、刺身を追加。どれもごくごく普通。魚屋を併設しているということで期待しすぎたせいか。意外にご飯は美味しかった。お櫃に入ってくるのでついお代わりしてしまったけれど、味噌汁と漬物にはがっかり。高くはないが、この値段なら満足できるランチのお店は他にいくらでもある。価格と内容がつりあってない。リピはないなぁ。川端店だと違うのだろうか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0340 あきぷから web mail。インターネット環境のある街にいるらしい。 heyheyim in Lima now.we´re seraching for flight tickets to mexico city.we´re gonna stay in Lima few more days.njya matane`^^+ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<今日の読書>疑惑 / 折原一 (読了)<今日の音楽>Extreme II / Pornograffitti Cheap Trick / Silver
2007.08.01
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