+味噌ダレ+

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★長距離走者の予感★


高校の入学式の日は、「硬式テニス部に入って青春したい」て思ってた。

のに。

中学校は「吹奏楽部」。
高校は「茶道部」のち、「天文部」(正式名称は「地学部」)。

そんなインドア派の私にも、やや得意な運動がありました。


『マラソン』

小学校6年生のマラソン大会→96人くらい中6位
中学校3年生のマラソン大会→110人くらい中9位(文化部では1位)
高校1年生の冬の競歩大会(運動部及び希望者は走れ)→500人くらい中50位(文化部では1位)
                                     (てか、文化部は走りたくないから文化部なのだが)
高校3年生の春の運動能力テスト→1,000mを3分41秒
大学1年生の春の測定→100人くらい中1位(女子大生は本気で走らない)

得意とは言ってない。
「やや得意」くらい。

さ、微妙なマラソン自慢をしたところで。



長距離が「やや得意」になるんじゃなかろうか、この子は。

っちゅー、片鱗を始めて見せたのは幼稚園の時。
黄色いカバン、黄色い帽子のアノ頃。
団地に住んでいて、幼稚園のお迎えバスは
「行きルート」で1回、グルッと回った「帰りルート」でもう一回、
合計2回、数棟の団地に囲まれた大駐車場にお迎えに来てた。

仲良しのお友達がいるから、いつも1回目のお迎えバスをご利用。


ある日、どうした訳だか1回目のバスに乗り遅れた「黄色い園児ゆんこ」は、
子供心に気が動転して、「2回目のバスに乗ればいいやぁ~」という考えにいたらなかった。

団地は国道沿い。幼稚園も国道沿い。
「いつもバスが通っていくでかい道を走っていけば行けるじゃん!」

「黄色い園児ゆんこ」は意を固めて走り出した。
その道のり約1.2キロ。
幼稚園児にとっての1.2キロとは、、、、、。

「黄色い園児ゆんこ」は幼稚園目指して走った。
団地から幼稚園までの国道は、かなりの上り坂。
それでも「黄色い園児ゆんこ」は幼稚園目指して走った。

上り坂も後少し。
登りきったら幼稚園まで後ちょっと!

って、ところで、園児で満載になった幼稚園バスが、
「黄色い園児ゆんこ」が走っている反対車線を遠のいていく。
バスの窓からは、黄色い声援が微かに聞こえる。

「ゆんこちゃーーーーんっ!がんばれーーーーーーっ!」


あの時の励ましのコールがあったから、
今日の日の私はニコニコと不機嫌ヅラで力強く生きているのだな。

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