鬼の居ぬ間



ブラジルの生活が、若干原始的というか不便なところがあるのは、貧富の
差が激しく、安く人を雇えるために、全てが使用人を雇うことを前提に
生活が成り立っていることもあると思います。

便利にすると、彼らが職を失ってしまう。。。ということもあるようです。

良い人が見つかれば、こんなに楽で快適な暮らしは無いのですが、そんなに
世の中上手く行くことはありません。
『良い使用人は100人に1人』と言われるほど、宝くじよりマシな程度の
確率でしかありません。。。


■鬼の居ぬ間に編 その1

良くあるのが。家の者が旅行とか、長期で家をあけることになると、
防犯上使用人を家にずっと置いておくんですね。すると。。。

『ご主人様の居ない間に♪(^^)』と、自分の身内とか友人とかを
全部呼んで、勝手にまるで自分の家であるかのようにパーティとか
開いちゃうんです。
まぁそれは良くある話なので、多くのブラジル人も目くじらはたてない
ようです。

でもちょっと嫌なのが。。。
長期旅行から帰ってきたある家庭で、息子が夜寝る時にベッドに
入ると。。。

  『ママー。。。ベッドが何だか外人臭い。。。。(T-T)』

と言ったそうで。見ると、色の違う髪の毛が、そのまま何本も、子供の
枕についていたそうです。。。流石に首にしたとか。。。(^^;


■鬼の居ぬ間に編 その2

車がないと生活が成り立たない我々の地域。
車を運転できない人は、『モトリスタ(運転手)』を雇います。
しかしながら、『モトリスタ』なるものは、外にでかける用事がないと
基本的には『仕事が無い』ということになるのですね。

ある家庭が事情があって、それまで雇っていたモトリスタを解雇することに
なりました。それを告げたところモトリスタは。。。。

 『もしかしてボクが飲んだウィスキーのことがばれたんでしょうか?』

 『え?あなた、ウィスキー飲んでたの?!知らなかったわ!(怒)』

 『違うんですか?それじゃあ。。。ワインが原因でしょうか?』

 『え?あなた、ワインも飲んでたの?!知らなかったわ!(激怒)』

 『違うんですか?それじゃあ。。。ウォッカが原因でしょうか?』

 『え?あなた、ウォッカも飲んでたの?!知らなかったわ!(激々怒)』
             :
             :
という風に延々と続いて、彼女が調べると、お客さまに出すための家中の
高価な10何本のお酒が殆ど空に近い状態になっていたそうで。(^^;
即解雇となったそうです。。。聞くと、いつも昼間から飲んでたそうで。
全然運転手としての自覚が無いんですね。(^^;

お砂糖や塩、洗剤、洗濯用の洗剤などは、くすねられる話は多いのですが、
一度やってばれないと、どんどんとエスカレートして行くんですね。

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