Chapter1




かつてこの宇宙には、多くの生命体が存在し、多くの惑星は平和な時間を過ごしていた。
しかしある日の事だった。 この宇宙を支配下におこうとたくらむ神も見捨てた悪魔のような
奴らがいたのだ。その中で最も邪悪と恐れられし者が、宇宙最強最悪の破壊大帝デッドなのだ。
しかしデッドは謎の10人の戦士達との戦いに負け、この世界から姿を消した・・・・
と思われていたのだが、今、また多くの惑星が謎の惑星爆発事故を起こしている。
これはデッドの仕業なのか・・・消えたはずのデッドが数億年の眠りからさめたのか・・・
恐れ多くなったこの宇宙に封印されし10の戦士の魂を蘇えらせるため、新たな戦いが今始まる・・。



時は3007年。その頃になると惑星同士の交流が多く見られる時代になっていたのだ。
そんな中、少年ピーター・ディンガンは一人部屋でのんびり過ごしていた。

ピーター:あぁ暇~・・ジャック誘ってライブでも見にいこっかなぁ~♪

すると、テレビにとんでもない光景が映っていたのだ。臨時ニュースのようだが、
他の惑星の来客者で、地球政府との議会のため地球に訪問したヴィーグ星人が
議会を襲撃する映像だったのだ・・。

ピーター:はぁ!?なんじゃあれ?ちょ・・やべぇって!!

すると親友のジャックから電話がかかってきた。

ジャック:おい!ニュース見たか!?

ピーター:見た見た!やべぇよ!このままじゃ地球が・・

ジャック:とりあえず現場近いから行ってみようぜ!

ピーター:オッケィ!すぐ行くからオレの分のエアバイク用意しとけよ!

ジャック:あぃよ☆じゃあな。

ピーターはジャックの家まで走った。ジャックは自慢のエアバイクを用意しピーターと現場へ向かった。
すると現場は悲惨な状況になっていたのだ・・・。
地球の議員は皆殺しにされ、死体はヴィーグ星人の宇宙船に運ばれ、彼らはすでに地球を去っていた・・

ピーター:これはやべぇ事になっちまったなぁ・・

ジャック:議会の人達がいないと地球はどうなってしまうんだ・・

ピーター:地球の軍隊ではとても対等に戦える相手じゃないぜ?

ジャック:んな事ぐらいわかってるよ。

そんな会話をのんびり聞いてるなぞの老人がいた。

謎の老人:ふぉふぉふぉ、まぁそぉあせるでない。

ピーター:はぁ?なんだこのジジィ・・あのですね、この状況であせらないあんたがおかしいわ!

ジャック:たしかに~。地球丸こげにされちまうとこだったんすよ?

謎の老人:やつらの目的はそんな事ではない。高い知性を持った議員を殺したのがなぜかわかるか?

ジャック:それは~・・・えらい人をまず倒して、のこりの庶民的な人達を殺した方が楽に片付くから?

謎の老人:バカモン!!それは地球侵略・・つまり地球をやつらの支配下におくことじゃよ。そして
さっき殺された議員は、やつらの下部となり知性の高い戦闘員としてよみがえるのじゃ・・

ピーター:マジかよ・・・てかジジィ!なんでそんな事わかるんだよ!お前もやつらの仲間か!?

謎の老人:バカモ~ン!!親切に教えとるわしがやつらの仲間なわけなかろぅがぃ!!まぁ信じるか
信じないかはおぬしらの勝手じゃが、わしゃ「神」じゃ。

ジャック:・・・え?

ピーター:・・・か・・神?かか・・・神様!?

神:そぅ。わしゃこの地球の神じゃ。惑星が多く存在するように1つの惑星に神が1人おるのじゃ。

ジャック:さっきの話といい・・よく物知りっぽいし・・神様なのかもしれない・・。

神:じゃけんわしゃ神じゃっちゅ~とろぅが!!

ジャック:はぃすいません><(笑)

ピーター:んでその神様がなんで地球上に現れちゃったわけ?

神:あぁそぉじゃったそぉじゃった!最近物忘れがひどくてのぉ><(笑)

ピーター:だいぶ歳だな(笑)

神:おぬしを探しておったのじゃ。

ピーター:おぬしって?オレか?

神:そぅじゃ。おぬしの体内には信じられんほどの力が封印されておるのじゃ。わしゃその封印を
とくため地球上に降りてきたのじゃ。

ジャック:ピーターにそんな力があんの?どー見てもふっつーの人間だよ?(笑)

ピーター:じゃあほんとにその封印ってのをといたら神様って信じるよ。

神:おぬしまだ信じておらぬか(笑)よかろう、といてやろうではないか!

すると神はピーターの胸に手を当て、何やら呪文のようなものをつぶやきだした。

神:ルーピルパーリアスノーデストバーンミルコイルス!!!!

神が意味のわからん呪文をとなえた瞬間ピーターの体にある異変が起きたのだった!

ピーター:ぬおおぉぉおおおおおおおおおお!!何じゃ・・こりゃぁっぁああああああああああ!!

ジャック:うわ!やば!

ピーターの体から溢れるほどのパワーが爆発したのだった!!

神:どうじゃ、言ったとおりじゃろがぃ。

ピーター:やっべぇぇ・・なんかよくわからんけど地球救えそうなぐらい強くなったかも(笑)

神:その言葉忘れんぞよ。おぬし達がこの地球だけでなく、宇宙を救うのじゃ。

ジャック:宇宙!?いやいや襲われたのは地球だけだから地球でよくね?

神:おぬしたちはまだまだあまいのぉ。まぁ大昔の事じゃから知らぬか。実は地球は1回滅びとるのじゃ。

ピーター:それどぉいう事だよ神様!

急に神様に呼び方変わってるピーター君です(笑)

神:大昔ほんとに地球は平和な緑の星じゃった。。。しかしある時宇宙全体を支配下におこうとたくらむ
バカがおったのじゃ・・そやつは数々の惑星を滅ぼし、その中に地球もあったって事じゃ、当時のわしは
地球最強の戦士だったのじゃ。今じゃこんなジジィじゃがの。そしてわし以外に他の惑星で9人の戦士達が
おったのじゃ。わしはその戦士達と力を合わせそのバカを倒したのじゃ。そしてわしは当時の地球の神様と
融合し、今の姿となったのじゃ。じゃから封印をといたというよりも、わしの力をおぬしに受け継いでもらった
って感じじゃな(笑)わしゃ戦いには参加できんのじゃ。この地球を見守る義務がある。

ピーター:そんな力このオレにたくしちゃって大丈夫なんすか?

ジャック:たしかに・・(笑)

神:まぁあせるでない。わしは自分の封印はとけぬがその封印された力を勇気ある少年にたくす力は
もっとるのじゃ。そして選ばれし地球の戦士がおぬしってわけじゃ。

ピーター:なるほどねぇ。んでこの先どうすりゃいいんすか?

神:まぁ危険だとは思うがとりあえずこの宇宙に封印されし残り9つの力の封印を、その惑星におる神々に
といてもらうのじゃ。その9つのどの惑星にも選ばれし戦士は存在する。そして復活したあのバカを今度は
地獄へおくってやるのじゃ。そおすればこの宇宙は救われるじゃろう。

ジャック:そのバカってやっぱ復活してんの?

神:おそらくな、こんな事態をまねくのはあのバカしかおらん。

ピーター:なるほどなぁ。わかった。やるよ。

神:決まりじゃな。

ジャック:やるのはいいけどさぁ、どぉやって地球からでるわけ?宇宙船なんてもってないっすよ・

神:心配せんでよい。宇宙船ぐらいくれてやるわい。

すると神は目の前に宇宙船を出した!

神:これに乗るのじゃ。

ジャック:すっげ~~!!いいんすかこんなんもらっちゃって!?

神:宇宙平和のためならこんなポンコツ安いもんじゃわい(笑)

ピーター:よし!さっそく出発だ!

ジャック:オッケィ☆なんかドキがムネムネしてきた(笑)

ピーター:胸がドキドキだろ(笑)

神:気をつけるんじゃぞぉ~宇宙にはモンスターが星の数ほどおるからのぉ~。

ピーター:任せとけって☆全部ぶっとばしてやるよ。

神:おぅおぅその粋じゃぁ(笑)では幸運を祈る☆・・・・・・戦争の始まりじゃな・・。

こうして全宇宙を救う戦いは始まった・・・この先待ち受ける冒険にピーター達は生き残れるのか?

つづく☆

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