エルマ♪のバリバリ英語育児

エルマ♪のバリバリ英語育児

January 4, 2011
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明けまして、おめでとうございます。
年末・年始も書きたくてウズウズはしていたのですが、旅行していたため、なかなか更新できませんでした。
今年は、バリバリ記事を書いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

さて、

最近、英語脳って言葉をよく聞きますね。幼児のうちに英語を始めるのは、英語脳を育てるためだ、とか。

でも、英語脳ってなんでしょう? 本当にあるのでしょうか?

英語脳という言葉が広まるきっかけになったのは、浜松医科大学の植村教授の行った実験で、バイリンガルが英語と日本語を聞いた際には脳の中の別の個所が活動したが、東大生(受験英語は得意だがヒアリングはいまいち)に同じことを行ったところ、英語でも日本語でも同じ部位しか反応しなかった、というものがテレビで紹介されたから、とされています。

私は、この実験が定説として確立されているものなのかどうかはしりません。ネットで検索しても、テレビで紹介されたとあるばかりで、それ以外の論文などがありませんし、他の学者の説で、これを裏付けるような説は聞いたことがありません。

でも、正直、そんなことはどうでもいいんです♪ 脳の活動部位が物理的に離れているとか、くっついているとか、それは、脳科学者でなければ確かめられませんから。大切なのは、音を聞いたときに、瞬時に意味を形成する脳が必要だ、ということです。それは、もちろん、英語を聞いて、カタカナにおきかえて、日本語にして、意味がわかる脳ではありません。英語の音を聞いた瞬間に、脳の中に意味が浮かんじゃう脳です。脳科学的な裏付けがないことを理由に、「英語脳なんてものはない!」という人がいますが、英語を英語のまま解する脳と、英語を聞いても全然意味がわからない脳があることは明らかです。私たちはこれを英語脳と呼んでいるのです。この意味では、英語脳を作ることが英語学習の目的だ、といって、なんら間違いではありません。幼児の場合はもちろん、大人でも、ゆっくりですが英語脳を作ることは不可能ではありません。



これも無理がない面はあります。なぜなら、学校で長い間習ってきた英語がそれに近い場合が多いからです。優秀な先生だったら、音を聞かせてくれたり、音読の練習もさせてくれたでしょうが、十分な時間はなかったはずです。そして、一字一句正確に訳していく癖も、学校でしっかりついているはずです。それ自体は悪いわけではないのですが、意味を考えずに機械的に訳してくべきだと考えているとしたら、大きな問題です。よく、逐語訳か意訳か、などと聞かれることがありますが、私はもちろん、原語に意味の近い訳がいいんです。逐語訳にした結果、ニュアンスが異なるのでは、お話になりません。でも、そんな私も、もちろん、学校のテストでは、逐語訳にします。アホな先生に減点されたらあほらしいからです。日本語ではこうは言わないけどな・・・、と思っても、お構いなしです。日本の学校英語がこうなったのは、さらに深い歴史があります。それは、漢文です。皆さんも学校時代には、漢文を習ったことがあると思いますが、中国語の発音を習った方はいらっしゃるでしょうか? もちろん、皆無ですね。漢文というのは、中国語です。でも、レ点とかを付けることによって、「日本語にしてしまう」技術なんです。これはこれで素晴らしい発明だと思います。発音が一切わからなくても、中国語が読めてしまうというのですから。こうして、外国語を訳読して輸入する、というのが日本には文化としてありました。これを英語にも応用したのです。明治維新後、西洋の文化を大量に摂取しなければならない、というときに、横文字の書物を大量に日本語化する必要がありました。その際、「関係代名詞が出てきたら、~~するところの、とひっくり返してきて読む。」みたいな技術ができあがったのです。そして、この訳読方式を学校で普及させていきました。翻訳のできる人間が大量に必要だったからです。そして、いまだに、何も変えられていないのです。現代の日本人にとっては、英語の本を何年も遅れて翻訳することよりも、目の前にいる人間とコミュニケーションし、一番新しい情報を取り入れることが重要だというのに。

すべての単語を日本語に置き換えて、ひっくり返りながら読むのではなくて、頭から読んでそのまま意味がわからないといけないのです。そうでなかったら、会話では、ひっくり返ってるヒマなどないですから。

意味を覚える際に、日本語を使うのは構いません。特に、大人や、幼稚園児以降の子供だったら、日本語ですでに知っていることですから、日本語で意味を理解してもかまいません。しかし、常に、日本語を介さないと意味がわからないようでは困ります。Appleがりんごと覚えたら、Appleという音を聞いたり、自分で「正しく」発音しながら、頭の中に赤いリンゴをイメージで想像します。「正しく」発音できないうちは、CDを聞いて、それと同じになるように何度も発話してみてください。ここはひとつの難関です。子供ならなんということなしに音を真似ることができるのですが、大人は殻を破らない限りできない人がいます。自分でも、自分の発音が間違っていることがどうしてもわからないのです。「言葉の音をそのまま聞く」ということが、できなくなっているんです。自分の世界に引き込んで聞いてしまうのです。他人の声はもちろん、自分の声も聞くことができません。自分の声を録音して、お手本と聞き比べてみると、さすがに違いは認識できるかもしれませんが、それでもかなり頑固に変えることができません。これを直すのは生半可ではありませんが、とても大切なところですので、ぜひ、自分で必死にやるか、先生につくかして、直してください。子供は、そんな苦労しなくても、正しい発音を聞かせるだけで、真似することができるはずです。いい発音をたくさん聞かせてあげてください。

単語が慣れてきたら、センテンスで、意味が浮かぶように訓練していきます。ここでも、日本語に訳さずに、意味を捉えていきます。もし、意味がわからなかったら、日本語訳を見てもかまいません。でも、必ずもう一度英文に戻って、日本語に訳さずに意味がわかるようになるまで、その文をながめたり、声に出したりしてください。これも、長年、日本語しか使ってない人は、日本語を使わずに考えるということがピンとこないでしょう。でも、これも慣れでできるようになりますので、あきらめずにトライしてください。I'm hungry.と言いながら、お腹の減った「状態」を思い浮かべます。日本語は頭に思い浮かべません。この訓練を日々続けることが、語学学習でもっとも大切なことなのです。また改めて大人の語学学習法を書きますが、文法を2年も3年もかかって習ってはいけません。文法など、最初の1週間か2週間で本を一冊一通り読んでしまって、貴重な時間はこの訓練に使うのです。(文法は、もちろん大事ですが、一気に頭に入れて、入らない分は、後から見返したほうがよいのです。文法をネイティブに習う必要はありません。読めばわかります。)ちなみに、このことはまだ紹介してないかもしれませんが、実は、この練習だけでは話せるようにはなりません。今お話したのは、音声(=記号)の意味化です。スピーキングは、意味の記号化です。そして、脳の中では、これは、別の働きであって、片方を鍛えれば両方できるようになるものではありません。つまり、ヒアリングが完ぺきになっても、まったくしゃべれない、ということは現実に起こりうるのであって、バイリンガルにも実際にそういう人たちがいます。受容バイリンガルと呼ばれる人たちで、私も実際に会ったことがありますが、言われていることはちゃんと意味がわかるのに、話そうとすると、まったく言葉が出てこないのだそうです。国際結婚などで、親がマイノリティ言語を使っていて、子供はコミュニティ言語を使っている場合によく起こります。これと同じことが語学学習にも起こります。だから、語学学習する際にも、音声を意味化する訓練と共に、意味を音声化する訓練、すなわち、思ったことを英語にしてみる、という練習をしないと、しゃべれるようにはならないのです。いくら勉強しても英語が話せない、、、とお悩みの方、英語を話す練習をしたことがあるかどうか、思い返してみてください。

ここまでは、大人にも応用できるように書いてきましたが、子供の場合は、とくに幼児なら、日本語に置き換える癖などはありませんから、そのシチュエーションにあった英語を聞かせるだけで、英語の音声と意味が勝手に結びついていきます。リンゴを指さして、This is an apple.というだけでよいのです。ついでに、It's red. How many apples are there? There are three apples. Do you like apples? I like them very much. It's yummy. Do you want to eat an apple for your breakfast? などと言ってやるだけで、単語もどんどん覚えていきますし、複数形にはsがつくことも、自然と理解してしまいます。これが、私がおすすめしている英語語りかけ育児です。ただ黙ってりんごを切って出すよりも、たくさんのコミュニケーションがとれて、素敵だと思いませんか? これを0歳からやってれば、1歳になって言葉を話しだすと同時に英語も話すようになりますよ!





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最終更新日  January 4, 2011 06:05:47 PM
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