ぶちゃママとペコママ

おっぱい

10年前と一番の違いは「母乳」。

【ペコの場合】

ペコの時は､あっという間に止まってしまった。　
原因は多々あるが....

出産直後は、アイスパックで冷やさないといけないほど張り、
溢れるほど母乳は出ていた。

陥没乳首と乳首が短く、妊娠中、お腹の張りがあったため
マッサージを怠ってしまった。
かなり我慢しないといけなかったんですね。

病室に来てくれる助産師さんたちが、皆違うことを言い、
マッサージの仕方や飲ませ方が違い、ことごとく攻め立てられた。
授乳時間が負担になっていった。

ペコは飲むのが下手、それとよく寝た。
授乳時間になっても、眠っていることが多かった。

同室になってからも、上手くくわえられず、
搾乳に1時間、飲ませるのに1時間掛かっていた。

退院後は、主人の実家へすぐ帰ったことも原因のひとつかもしれない。
初孫だからと、訪問者が多くてゆっくり横になれなかった。
泣くと「うるさい」といわれた。

段々と張らなくなり､乳首の傷の痛みに耐え切れず、
早々に諦めてミルクへ変更してしまった。

母乳を上げている姿を見ては、うらやましく思ったものだった。

【ポコの場合】

「母乳頑張るぞ～」と決意。しかし、最初はペコと同じ。
おなかが張る､マッサージを怠る→生まれてから頑張ることに

おっぱいの時間になってもよく寝る→次回用に絞る｡

陥没乳首→頑張って痛いけどマッサージ｡　

助産師さんたちが、マッサージをしてくれ、
飲ませ方を色々と工夫して教えてくれた。

ポコを取り上げてくださった助産師さんの一言が救いだった。
「絶対、おっぱいでるから」
とにかく吸わせました、くわえさせました。

乳首は切れ、血がにじみ、搾乳しては哺乳瓶で飲ませていた

　一ヶ月検診の時は､母乳は出ていたが､直に吸ってない為、
搾乳を哺乳瓶で飲ませていると､「止まるよ」とＤｒ.から注意され､再度決意。

　乳首は切れた、皮がめくれた、血豆ができた～。
入院中から「保護剤」をもらってたので､それを塗りながら､
出来るだけ直にくわえさせました。

　「やっぱり駄目かも」諦めかけた時､実の妹は「添い乳」を薦めてくれ、
義妹は「諦めずにくわえさせたらいいねん。」
「睡眠不足は母乳不足になるから､寝ろ」とアドバイスをくれました。

　お蔭様で、ポコに必要な量は､沸いてくるようになり､
現在はミルクはお風呂上りの一回のみ｡後は､「母乳」でいってます。

　暫くして訪れた産院で
「あれから母乳が出るようになりました」と伝えると、助産師さんが、
「私たちは応援する事しかできないけど、お母さん、頑張ったね!!
他の人たちの励みになるわ♪」とおっしゃってくださいました。
優しい助産師さん達の励ましと、温かな声掛けに支えてもらったお陰です。

以前の私は「母乳のみです」と答えるママを羨ましく時には恨めしく思っていた自分が大嫌いでした。
元々Ｇカップの胸は、母乳が出ないと「見掛け倒し」と言われ､
悔しかったけれど、この出産でようやく「母の喜び」を味わえて、とてもうれしい限りです。

　おっぱいにはいろんな悩みや不安がつきものですね。
相談したり､愚痴ったりする場所が必要だと思いました。
そして何より、赤ちゃんは素晴らしい、力強い。

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乳頭保護器ピジョン製

乳首が切れた時、皮がめくれた時はもちろん。
陥没乳首の為、赤ちゃんの口に乳首が入らないので、
これを使って吸い出す作戦を取りました。上部に赤ちゃんの鼻を塞がないよう、カットしてあるため、赤ちゃんの呼吸も安心。
おっぱい自体に張り付くような素材も、有難かったですね。
どうしても動いてしまいますから、赤ちゃんを抱っこして、ニップルを固定して･･･なんて手が足りませんから。

ポンプと減圧ボタンでぴったりの吸引圧を調整できます！ピジョン　さく乳器（手動タイプ）

自動絞りもいいかと思いますが、乳首に傷があった私は、
もっぱらこっちが手加減できてよかったです。
搾乳されたおっぱいは、セットされた哺乳瓶に。
ニップルをつければ普通の哺乳瓶です。
メモリももちろんついてますから、母乳の出具合の不安のあった時期、
よくにらめっこしてました。