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クリスマスは誰にもやってくる
「あーあ、もうやんなっちゃうよなー。」
ふんばりが丘にある公園のベンチで、1人ぼやいていたホロホロ。彼は今、深刻(?)な悩みを抱えていた。その悩みとは・・・?
「もうすぐクリスマス。また今年も1人ぼっちのクリスマスかぁ・・・。」
ホロホロは彼女居ない暦15年。そう、ホロホロは毎年1人ぼっちのクリスマスをおくってきたのだ。
「今年のクリスマスまでには彼女欲しかったけど、もう無理だよな、あと3日でクリスマスだもんな。」
ホロホロの言うとおり、あと3日でクリスマス。ふんばりが丘だけでなく、どこでも今の時期はクリスマスの準備に忙しかった。
ホロホロも、炎のクリスマスの飾りつけをアンナに強制的にやらされていた。その買い物帰りのついでに、公園に寄ったのだ。
自分が忙しい中で、しかもあと3日では、彼女をつくるなんて奇跡の中の奇跡にほぼ近い。ホロホロはもう彼女GETをあきらめていた。
と、そのとき、肩を落としているホロホロに近づく1人の影。
「あの・・・。」
「ん?お前誰?」
ホロホロに近づいてきたのは、ホロホロよりも6歳くらい年下っぽい見たことのない男の子だった。
「・・・。」
でもその男の子は黙っている。
「どうしたんだよ・・・?」
ホロホロは男の子に問いかけた。
「あの・・・これっ!!!!!」
「おおぉ!!!?」
ホロホロはイキナリ渡されて、かなり驚いた。
「ちょい待・・・ってもう居ねぇ~!!!!」
ホロホロが気付いたときには、そこに男の子の姿は無かった。
「ったく。何だよコレ・・・。」
ホロホロは、男の子に渡された『何か』を外側だけ見てみた。すると・・・
「こ、これは・・・!!!!」
ホロホロはものすごく驚いている。
「ラブレターだ!!!」
渡された外側しか見ていないホロホロが、なぜラブレターと断言したか。そのわけは、
「封筒の口を止めるところにハートのシールが張ってある!まちがえねぇ、これはラブレターだ!!」
ホロホロはそう言うとラブレター(?)にしばらく見とれていた。でもその顔は時が経つにつれ、どんどん青くなっていった。
「ま、待てよ・・?なんでオレが男からラブレター貰わなきゃいけねーんだ?これって・・・」
ホロホロはしばらく黙った。
「うわぁあ!!年下の男からなんて愛されたくね~!!!」
だったら年上又は同い年なら愛されたいのかよ。by読者様
「ま、まぁでも貰っちゃったものはしょうがねぇし、一応見てみるか♪」
ホロホロがこうも開き直ったのは、やはり初めてもらったラブレターだったから見てみたかったのだろう。
「えと?『私は偶然貴方を見かけたこの公園で、貴方に一目惚れをしました。
イキナリで驚かれたとは思いますが、私の弟にこの手紙を持たせ、貴方に渡してもらいました。
返事は3日後のこの公園でお願いします。』・・・。」
手紙を読み終わったホロホロの顔は、少し赤らんでいた。
「今年の冬は暑くなりそうだvでもオレには・・・。」
ホロホロは途中で言葉を切って、少しはにかんだ。そして、買い物袋を手に提げたピンク色の髪の女の子がホロホロに近づいてきた。
「あれ?ホロホロさんじゃないですか?」
その子はホロホロのことをしっているようだ。
「ん?おぉたまおか。」
ピンク色の髪の女の子は、炎で家事などの仕事を毎日こなしている玉村たまおだった。
「お時間がございましたら炎に来てお茶でもどうぞ。」
たまおはホロホロを炎に誘った。
「あぁ、そんじゃお言葉に甘えて・・・。」
ホロホロはそういうとベンチから離れ、立ち上がった。
そして2人は炎へ向った。
『ホロホロさんと2人っきり!どきどきするなぁ・・・v』
たまおはそんなことを考えていた。でもそのせいか、顔がすごく赤かった。
たまおはいつのまにか、ホロホロのことを好きになっていたのだ。(葉はどうしたんだよ)
自分を落ち着かせようとしていたたまおだが、逆にそのことで頭がホロホロのことでいっぱいになってしまい、もっと顔が真っ赤になってしまった。
隣に顔が真っ赤な子がいるのに気づかない人はいないだろう。ホロホロは、たまおの顔が真っ赤になっている事に気がついた。
「たまお、どうしたんだよ。顔、真っ赤だぞ?」
ホロホロはたまおに問いかけた。
たまおの頭の中は、そのホロホロの言葉で真っ白になってしまった。何をどうしていいかわからないという感じが伝わってくる。
そしてその真っ白になっている頭が出した答え。
「あ、ご、ご、ごめんなさい!メーワクかけてしまって!!」
謝ることだった。でもホロホロは何で謝られたのかがわからない、という表情をしていた。
「なんでオレに謝んの?それにオレ、たまおのこと『メーワク』だなんて思ったこと、1回もないぜ?」
「えっ・・・!?」
たまおは顔を上げた。
「さっ、行こうぜ?」
「はいっ!!」
やがて炎に着いた。
「じゃあホロホロさん、お茶の用意をしますので、少しくつろでてください。」
「どーも・・・。」
ホロホロは右手を頭の後ろに当てながら答えた。
そしてこたつの中に入り、みかんをむき始めた。
『お、このみかん愛媛産か?マジうめぇ♪』
ホロホロがそんなことを考えながらみかんをほおばっていると、たまおがお盆の上にお茶が入っている湯飲みを2つ載せ、やって来た。
「どうぞ。熱いのでお気をつけてくださいね。」
そう言うとたまおは、ホロホロの前に湯飲みを置いた。
「おう。」
ホロホロは湯飲みに手を伸ばした。そのとたんに・・・
「あっっっっっっっちぃいいいいいいいい!!!!!」
ホロホロが火傷を負った。
「あぁ!!大丈夫ですか!!?」
たまおはホロホロの手を看た。しかし
「「あっ・・・。」」
たまおはホロホロの手を心配するので頭がいっぱいで気付かなかったが、ここにきてやっと気付いた。
ホロホロの手を看るには、ホロホロの手を触らなくてはいけないと・・・。
「!!」
たまおは急いで自分の手をホロホロの手から離した。
「?」
ホロホロはたまおが何故急いで自分の手を離したかが理解できなった。
「ごめんなさい!私なんかがホロホロさんの手を触ってしまって!!」
たまおがホロホロにペコペコ謝っている。そんなたまおを、ホロホロは恥ずかしながら困ったような顔をして見ていた。
「たまお?」
ホロホロがたまおに話しかけた。
「な、何でしょう?」
たまおは謝るのをやめ、顔を上げた。
「オレ、たまおに(手)看てもらってうれしい・・・////////」
「えっ?/////////」
そのあと、この2人が楽しいクリスマスを過ごしたことは言うまでも無い。
~END~
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
2作目の小説~★
今回は長編です。自分にしてみれば♪
でもまたホロたまだし。しかも終わり方が前と変わらない・・・
終わり方を勉強しなければ!!
では、ありがとうございました~!!
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