殺戮衝撃波を断て

殺戮衝撃波を断て

ストーリー

太平洋の各地で発生する生物の大量死を調査中のピットは、南極半島の付近にある島で偶然に旅行客を救出した際、世界第2位のダイアモンド採掘会社ドーセット・コンソリデートの社長令嬢メーブ・フレッチャーとであう。大量殺戮の原因が、特殊な音波であることをみいだした彼は、NUMAのコンピュータからその発生源がドーセット・コンソリデートの鉱山であることを知り、カナダのカンヒト島にある鉱山に潜入し、鉱山技師より音波の発生メカニズムを知る。

一方、メーブがドーセットから勘当されており、彼女の二人の息子が父親、アーサー・ドーセットの手に握られていることを知ったピットとジョルディーノは、子供らを奪回するためにドーセットの本拠地グラディエーター島に潜入しようと試みるが、発覚し、ドーセットに拉致され、彼らとメーブは南太平洋の真ん中で小型のボートに乗せられたまま放置される。襲い掛かる台風や空腹を乗り切った彼らは、小島に漂着し、そこでボートを作り直し、グラディエーター島へ向かう。

その間、NUMAのコンピュータは、殺戮音波がハワイ・ホノルル市のそばで収束しすることを見出し、大量殺戮を回避するためサンデッカー提督は大統領に対策を直訴するが無視される。彼は音波の専門家らと協議した結果、ハワイの秘密通信基地にある巨大なパラボラ・アンテナを用いて音波を反射させることを決定する。

ピットらがグラディエーター島に乗り込み、子供たちを救出した瞬間、ハワイから反射した音波がグラディエーター島を直撃し、二つの火山を噴火させ、島は灼熱地獄に見舞われる。


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