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☆彡 第 136 回 芥 川 賞 ☆彡
第136回芥川賞に決まった青山七恵さんー☆
22歳で文芸賞を受賞したのが2006年のこと。
デビュー2作目で権威ある芥川賞を射止め、
「 怖いくらいにとんとん拍子 」
「 体験したことのないうれしさです 」と笑顔を見せた。
受賞作「 ひとり日和 」は、遠い親戚のおばあさんと
二人で暮らす「 わたし 」の日常を描く。
おばあさんにライバル心を抱き、男性との出会いと
別れを繰り返しながら、少しずつ自立していく
若い女性の心情を端正な文章でつづった。
「 大学のころってちゃんとしなくちゃと
思いつつ、それがどういうことかよく分からない。
理由も分からず、社会に出ることを
怖がっている人は、たくさんいると思う 」
「 自立というものに足を踏み入れる
一瞬を書けたらいいなと思いました 」
自身も学生時代は不安だったが、社会人になって
みると怖いことなどなかったという。
今も都内の旅行会社に勤めながら、
気が向いたときに小説を書く。
「 (職場で)時々ふざけて「青山先生」と呼ばれます 」
と、楽しそうに笑う。
構想が浮かぶのも通勤電車の中が多い。
「 景色を見ていると、いい感じで光が
差し込んでくるんです。
で、イメージがぱっと浮かんでくる 」
みずみずしい感性が、若い読者の
共感を呼んでいる。
フランスの女性作家サガンが若くして
「悲しみよこんにちは」を書いたのに
ショックを受け、小説を書きはじめた。
「 私も読んだ人感動するだけでなく、何か
行動を起こすような本を書けたらいいな 」
埼玉県出身 23歳。
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