不思議なフィレンツェ



やっとこさ街が元どおりになってきた。
先週の水曜日(11月6日)ぐらいからだっただろうか?
ほとんどの店が
早々と店を閉めて、
急にシャッターを下ろし、
「来週の11日 火曜日まで お休みです」
という張り紙をはっていった。

なんでも、先週の土曜日に、フィレンツェの街で
国際的な会議があったらしいのだが、そのために起こった現象なのである。

前にジェノヴァで国際会議があったとき、
日本でもニュースで流れていたように
ものすごいテロ集団が現れて、火炎瓶などで怪我人が出たり、
店が荒らされたりと大変だったそうだ。
それに習ってか、フィレンツェの人々は
異様に警戒して、このような対策(店を閉める)をとったのだ。
それだけではなく、店のシャッターの上から さらに
1cm以上もある厚い板で、雨戸のように店を隠していた。
まるで今世紀最大の台風が来るようだった。
もちろん高級ブランド店(グッ○、フェラ○モ、○ラダetc。。。)なども
早々と閉まっていた。
前にダビデ像も足場が組まれているとこのHPで紹介したが、
このためだったようだ。
美術館もほとんどの所が休館。
こんな時期にフィレンツェに立ち寄った
観光客にみなさんはさぞかし残念だったと思う。


会議当日。
街はいろんな国の人に溢れ
デモ行進や、街中で自分の意見を述べている若者で溢れていた。
広場ではさまざまなイベントも繰り広げられていた。
テレビも、ずっと行進の模様が映され、イタリア人の解説者たちが
まじめな顔で何かを言っていた。
警察もこの1週間ぐらい街中で増えていたのだが
この日は広場という広場、道という道に
フル装備をした警察がウヨウヨ。
ジープ型のパトカーもたくさん並んでおり、
中には警察が更に控え、盾などの装備が積まれていた。
だが、警察は街の人々に心配させないようにか?
時に笑顔を見せながら、世間話をしていた。
ヘリコプターもかなり飛んでいた。
街から少し離れたところに、観光客用の高級ホテル街
みたいな所があるのだが、そこも立ち入り禁止。
おそらく、各国の首脳たちがそのあたりのホテルに
宿泊していたのだろう。
その後、店の壁という壁、木の板などには
平和を願う若者のメッセージがたくさん書き込まれていた。
はみ出して本当の壁にもかいていた。
まだ今日まで、ほとんどの店が閉まっていたが、
その片づけや、店を開ける準備をしていた。
明日には元に戻っているだろう。

こんなフィレンツェは初めてだった。

日本ではそんなにニュースになっていなかったらしい。
ちなみに、こんなにスゴイとこばっかり書いていたが
実際は街中も普通に歩けたし、さほど危険はなかったです。
あしからず・・・


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