愛を唄う歌
罰を受けるのだ
噛み締めた幸福と同じだけ
捧げられた愛の数だけ天が舞い降りて
罰を下すのだ
僕の曇りのない人生には水溜まりさえ
ろくに生まれないんだ
僕は自由だ
そう、愛の重みすらない、自由な人生なのだ
バンザイと羽を広げても
誰一人として手を振る者はない
後戻りはできないけれど
僕は自由なんだ
そう、
僕らはいつも罰を受けるのだ
見つめた時間と同じだけ
繋いだ手の熱の分だけ天が舞い降りて
罰を下すのだ
僕は今地獄のソコで罰を受けている
息が止まるほどの重罰だ
そう、僕は自由だ
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